自分の文章表現を見直してみませんか?①

新年明けましておめでとうございます
AAS卒業生の「五転び六起き」です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします

 

皆様、年末年始はどう過ごされましたか?
少しはゆっくりされて、英気を養われましたか

 

さて、本日はまだ試験までに余裕がある時期に
取り組んでおいた方が良いこととして、
「自分の文章表現を見直すこと」について
お伝えしたいと思います。

 

「文章を書くこと」に苦手意識を持つ方は結構おられるのでは
ないでしょうか?私もそうでしたので苦労しました
ですが、採点者に解答の意図をくみ取ってもらうためには、
やはり読みやすさ・分かりやすさが大切だと思います

 

ぜひ、本番までまだ余裕がある時期に自分の文章表現を
見直して、改善しておくことをお勧めします。
私も文章表現については本を買って読んだりし、
改善に力を注ぎました。
私が経験してきた陥りがちな例と、改善策をお伝えしますので
文章表現を改善する際に少しでも参考になれば幸いです。

 

1、一文が長すぎた
【陥りがちな例】
課題は、設計面では設計要員の業務を設計開発専任とし特注品
 の設計企画の強化を図っていくことであり、生産面では材料や
購入部品の共通化により品種削減し製品在庫の適正化
を図り生産効率を上げることである。

 

【改善例】
①設計面の課題は、設計要員を設計開発の専任とし特注品
 の設計企画を強化すること、②生産面の課題は、材料や
購入部品の共通化による品種の削減、製品在庫の適正化
により生産効率を上げること、である。

 

【改善内容】
「一文一義」を心掛けて一文に1つの事柄を書くこと、①②と番号を
振って文章を区切ること、で一文を短く簡潔にする。
(一文は長くても40字~60字以内が適切だとされています)

 

2、並列する内容が揃っていなかった
(小見出しのみで説明します。)
【陥りがちな例】
シニア向けスポーツウエア事業の問題点
①顧客ターゲットの絞り込み不足
②生産におけるコスト削減
③販売面
・・・3つの小見出しは並列関係にあるが、記述内容の意味が
異なっている。①は問題点に言及しているが、②は課題に
について言及している。また、③は問題点のありかを
示している。

 

【改善例】
→1)シニア向けスポーツウエア事業の問題点
①顧客ターゲットの絞り込み不足
②生産面コストの高さ
③提案販売のスキルの不足

 

→2)シニア向けスポーツウエア事業の問題点
①商品企画面
②生産面
③販売面

 

【改善内容】
1)①は生かして②は問題点に修正し、それらに③の内容
をそろえて、各機能の問題点そのものを小見出しに改善した。
2)①と②を③の内容にそろえて、事業機能自体を小見出しに改善した。
・・・並列する表現として違和感がなく、3つの記述内容の関係
がつかみやすくなった。

 

今回はここまでです。
次回は、「無駄の多い文章表現」についてお話ししたいと思います。

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