令和6年度第1回2次公開模試のお申込み受付中です!(開催日:4月28日・29日、お申込み締切:4月21日)詳細・お申込み

X回目の一次試験は、「引き算」で

はじめまして。

令和元年のAAS卒業生、典茶漬け(のりちゃづけ)と申します。

これから時々、水曜日に登場します。どうぞよろしくお願い致します。

(カンタンな自己紹介と学習・受験履歴は本ブログの最下部に載せました)

 

熱い受験生ハートが冷めやらぬうちに、

「これは本当に役立った」

「ああすりゃ良かった、こうすりゃ良かった」

などなどを、この場を借りてお届けします。

 

今回は、1次試験の挑戦が今年で2回目以上、という方に向けて、自分の経験から、教材選びと学習計画におけるポイントを紹介したいと思います。

(まだギリ間に合いますよね!)

最小の努力で確実に1次試験を突破するための、ヒントとなれば幸いです。

 

教材は2つに絞る

 

数年分の解答解説付き過去問題集
想定問題集
科目別のテキスト
要点整理本
苦手科目の参考本
オンライン教材

・・・などなど。

 

一度でも1次試験を受けられたことがある方なら、きっと充実の教材をお持ちでしょう。

X回目の今回は、思い切ってお手持ちの教材を「2つに絞り込む」ことをお勧めします。

 

理由は、これらの教材がお互いに内容が重複している、もしくは内容が深すぎるため、「得意科目の点数をキープしつつ、短時間で苦手科目の点数をアップ」に、効果的でないからです。

 

X回目の1次試験学習で必要な教材は、次の2つのみ。

  •  過去問題集(解説付き、5年分) 
  •  知識おさらい用の教科書(テキスト)

 

形態は、書籍でもプリントでもデジタルでもなんでも、お好みで。

ただしテキストは、知識の吸収ではなくおさらい用(補足的)ですので、内容が深過ぎないものが望ましいです。

私は「要点整理ポケットブック(TAC出版)」を選びました。
合格点を取るのに必要最低限の基本知識が小ぢんまりと整理されていて、なにより小さくて持ち歩きし易いので。

 

この2つ以外で今お持ちの1次試験向けの教材は、「後でやっぱり見たくなるかも・・・」という気持ちを抑えて、スッパリ処分しましょう。

視界から消すことにより、後でうっかり時間を割いてしまう事態を避けられます。

(どうしても辛ければ、処分前に一度だけサッと目を通すなど、サヨナラの儀式を)

そして、選ばれしパートナーとなった2つの教材を、今年が最後のお付き合いとばかりに、徹底的に使い倒してください。

 

 

過去問は忘れかけた頃に復習する

 

教材を絞り込めたら、次はそれにいつどのタイミングで取り組むか、です。

今のうちに学習計画をしっかり固めて、これから試験直前まで、「さて、今週は何に取り組もうか・・・」などと迷うことなく、ロボットのようにただ黙々と、そして確実に進めましょう。

 

計画を立てる際に、試験日以外で考慮すべき重要な要素は、過去問に取り組む周期(スパン)です。

「どのくらいのスパンで過去問に取り組むのが、最も無駄がなく効果的か?」

 

私自身の経験から申し上げますと、それは「問題を忘れかけた頃」です。

「以前取り組んだ問題を読んで、正解が微妙に思い出せない」

その期間がどれくらいだったか、思い出してみてください。

 

私の場合は5-6週間でした。この周期で過去問に取り組むと、フレッシュな気持ちで問題に取り組める上、解答解説への理解も深まり、記憶が強化されるようでした。

これより短すぎると、解答の選択肢をよく読まなくても、選択肢の位置や雰囲気などで正解が見えてしまうため、復習としてはあまり効果がなかったようです。

 

巷で言われる「忘却曲線」などの難しい理論はさておき、自分自身の経験をもとに、自分にとってベストな過去問復習の周期を見極めることが大事です。そして、その周期を試験日から逆算して学習タイミングに落とし込む形で、学習計画を作成します。

そのほか、学習計画の立案・実行上のポイントを紹介します。

 

  •  過去問以外の問題に手を出さない
  •  7科目まんべんなく時間をかけず、不得意科目に手厚く
  •  解答に時間がかかる問題や、明らかに奇抜または話題が古い問題には手を付けない
  •  3回正答した問題は手放す(ただし、反復学習が効果的な財務会計の計算問題を除く)
  •  学習計画をカレンダーに予めセットして確実に実行する

 

ご参考までに、私がもし今年1次試験を受けるならと想定して学習計画を立ててみました。

 

 1次試験向け学習計画の立案例(3度目の受験を想定)

2018年、最後の1次試験受験時の学習記録をもとに、自身の反省を踏まえて作成


 

この他にも1次試験経験者ならではの省力化(時短)につながる知恵があるかと思います。

それらを駆使して、1次試験にかける時間をどんどん「引き算」して、

稼いだ時間を2次試験対策に廻しましょう。

 


典茶漬け(のりちゃづけ)の正体:

東南アジアの日系現地法人に勤務
海外にて実務補習もしくは実務従事による診断士資格取得の道を模索中

学習・受験履歴

【H27(2015)】 1次試験○ → 2次試験×  独学
【H28(2016)】                       → 2次試験×  AASで修業開始
【H29(2017)】 1次試験○ → 2次試験×  AAS
【H30(2018)】 1次試験○ → 2次試験×  AAS
【R1 (2019)】                      → 2次試験○  AAS卒業

ペンネーム(お気に入り)は大切な友人から頂きました。本当にありがとう!

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