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復習!現在価値分析!

みなさんこんにちは。

刻々と本試験が迫ってきていますね。先日から気温が下がってきていますので、勉強にはちょうど良い気候になっています。
本日は、現在価値分析について復習していきたいと思います。
事例Ⅳでは設備投資の経済性分析として頻出の論点なので、しっかり押さえておきましょう。

そもそも現在価値とは、未来に発生するキャッシュフローを現在の価値に変換したものを言います。未来のキャッシュフローを現在の価値に変換すると、通常は目減りします。これは、お金は運用すれば増えるという考え方があるためです。例えば、10,000円の株券に対して200円(2%)の配当がもらえる会社の株を購入したとしましょう。すると、現在の10,000円は、1年後には10,000円×1.02=10,200円に増えます(株価の値下がりは考慮しません)。このため、将来もらえる10,200円は、現在の価値に直すと10,200円/1.02=10,000円だ。ということができるのです。なぜなら、現在の10,000円は配当を受け取ることで将来10,200円になりますからね。

これを式にするとこうなります。

 

将来のキャッシュフロー=現在のキャッシュフロー×1+金利(配当)
現在のキャッシュフロー=将来のキャッシュフロー/1+金利(配当)

できることならたくさん配当を稼ぎ出してくれる敏腕経営者や、投資効果の高い設備を導入して、限りある資金の現在価値を、最大限高めたいものですね。

ではまた。宋

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