差がつく知識の使い方

皆さんこんにちは
AAS東京の石渡一徳です。

1次試験から2週間が経ちました。
皆さん学習は順調でしょうか?

私は週末、先日実施した講座の添削に没頭していました。
今回は「事例Ⅰで必要な知識を正確に活用して」という趣旨のコメントが多かったです。
中には、「A社の状況に照らしながら、知識を活用した診断士らしい解答です」というコメントもしました。

それで思い出したのですが・・・私はこんな経験があります。
学習が進んで知識は正確に理解しているのに点数が伸びない・・・

なぜでしょうか。
要因は色々あったのですが、その1つに
知識の使い方に問題があった
というものがあります。

例えば、組織に関する助言問題で

「A社は、共通目的を設定し、社長が従業員とコミュニケーションを大切にすることで、従業員の貢献意欲を高めるべきである。」

という解答と

「A社は、**分野に進出するというスローガンを掲げ、その重要性を従業員一人ひとりに説明し、**分野開拓の意欲を高めるべきである。」

を比べるとどうでしょうか。
(ちょっとベタですが、差がわかりやすいように表現しています。)

前者の解答は「組織成立の3要素」の知識を用いており、間違っているところはありません。
でも、社長(相談相手)に刺さるでしょうか・・・
それに対して、後者の解答は、知識が正確であることに加え、A社の状況に触れています。
全体戦略との整合性も意識されています。
社長には「なるほど」と思ってもらって、行動に移してもらえるかもしれません。

知識が正確であってもその知識だけの診断・助言では社長に響きません。
ましてや、出題委員の書籍から引っ張ってきた言葉だけの知識を使ったものではもっと社長に刺さりません。
(過去の2次試験での私の失敗です・・・)

このように、2次試験においては、1次試験で学んだ知識が正確であるかはもちろんのこと、A社の状況や方向性を鑑みた診断・助言が必要です。
だからたいてい、各設問で「A社の場合」や「A社は」と記載されています(事例Ⅰの場合)。

事例企業のシチュエーションに合わせて知識という武器を活用することで差をつけましょう。
これこそが2次試験において問われる「知識の応用」です。

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