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R07年度事例4(得点 93点)

第1問(配点25点)

(設問1)

(a)指標名 (b)値
①優れた指標 流動比率 283.67%
②劣る指標 売上高総利益率 35.85%
③劣る指標 有形固定資産回転率 1.85回

(設問2)

職人の伝統技術を使った拘りの高価格仏壇や全国の小売店・展示販売等で他社と差別化をしている分、売上原価・有形固定資産が高いことから、収益性や効率性が悪い。

第2問(配点30点)

(設問1)

①製品X販売数量 480基
②製品Y販売数量 720基
③損益分岐点売上高 691,200,000円

計算過程

製品X・Yは数量ベースで2:3で販売されたので、
製品X・Yの販売数量を2t(基)・3t(基)とすると、
限界利益は、2t×(600-230)+3t×(560-140)=2,000t(千円)
損益分岐点においては、(限界利益)=(固定費)となるので、2,000t=45,000+35,000+400,000⇔t=240
つまり①は480基、②は720基で、損益分岐点売上高は、
600×480+560×720=691,200(千円)

(設問2)

製品Y販売数量 947基

計算過程

次年度における製品X・Yの1基当たりの変動費は、
X:230×(1+5%)=241.5(千円)
Y:140×(1+5%)=147(千円)
共通固定費は、400,000×(1+10%)=440,000(千円)
よって、製品Yの販売数量をy(基)として、目標利益額50,000千円を達成するには、
(600-241.5)×500+(560-147)×y-(45,000+35,000+440,000)≧50,000
つまり、y≧946.125・・・
よって、求める販売数量は947基

(設問3)

①製品X販売数量 500基
②製品Y販売数量 1,500基
③総利益額 408,750,000円

計算過程

製品XとYの販売数量をそれぞれx(基)、y(基)としたときの総利益額は、
(600-241.5)x+(650-147)y-(45,000+40,000+440,000)=358.5x+503y-525,000(千円)・・・①
製品XとYの販売数量の比率と直接作業時間の制限により、
x/(x+y)≧0.25⇔3x≧y・・・②
0.5x+0.3y≦700⇔5x+3y≦7,000・・・③
②・③の下、①の利益額を最大にする線形計画問題を解くと、(x,y)=(500,1,500)となる。
よって、求める総利益額は、
358.5×500+503×1,500-525,000=408,750(千円)

第3問(配点25点)

(設問1)設備Z売却キャッシュフロー

売却CF 4,200,000円

計算過程

(売却のCF)=(売却額)×(1-税率)=6,000×(1-30%)=4,200(千円)

(設問2)各年末キャッシュフロー

1年末 10,620,000円
2年末 19,620,000円
3年末 19,620,000円
4年末 32,820,000円

計算過程

新製品の製造・販売について、300×(300-120)-30,000=24,000(千円)
減価償却費は、60,000÷4=15,000(千円)
倉庫の貸出の終了による機会損失は毎期2,400(千円)
つまり、運転資本・設備売却以外のCFについては、毎期
(24,000-15,000-2,400)×(1-30%)+15,000=19,620(千円)のCFが生じる。
1年目に関しては運転資本の増加額の分△9,000(千円)のCFが生じる。
4年目に関しては運転資本の取り崩し分及び設問1で求めた設備の売却によるCF
9,000+4,200=13,200(千円)が生じる。
よって、
1年目CF: 10,620,000円
2年目CF: 19,620,000円
3年目CF: 19,620,000円
4年目CF: 32,820,000円

(設問3)正味現在価値・採否

正味現在価値 13,868,220円
採否 する

計算過程

(正味現在価値)=-(初期投資額)+0.962×(1年目のCF)+0.925×(2年目のCF)+0.889×(3年目のCF)+0.855×(4年目のCF)
=-60,000+0.962×10,620+0.925×19,620+0.889×19,620+0.855×32,820
=13,868.22(千円)
よって、NPVが正となっているので、投資案は実行すべきと言える。

第4問(配点20点)

(設問1)

資金調達は長期借入金で調達すべき。理由は、D社は負債比率が低く、安全性が高い為、株式発行の調達で柔軟な経営が損なわれるリスクをとるより、借入での調達が妥当な為。

(設問2)

為替変動リスクがある為、現地通貨売りの為替予約やプットオプションの購入で、円高時の為替差損のリスクを回避するべきである。 

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