みなさん、こんにちは!
けーたろーです。
先日、令和7年度中小企業診断士 2次筆記試験の結果が公表されました。
見事合格を勝ち取られた皆さん、おめでとうございます!
惜しくも今回望んだ結果を得られなかった方は、たいへん残念でした。
私も4度に渡り2次筆記試験の壁に阻まれました。
それでも何とか自分の取り組み方に改善を加え、最後には壁を乗り越えることができました。
一度休んで、また気持ちが高まってきたときには再チャレンジしてみてください。
その気持ちが出てくるまでは、一度この試験から離れて、心安らかにゆっくりされるのが良いと思います。
さて、今回のブログは口述試験の後に取り組まれることになる「実務補習」についてです。
実務補習を私は2回体験しましたが、感想は「たいへんだったけど、とても楽しかった」です。
これまで皆さんは設定された問いに対して、1次試験、2次筆記試験で知識と、それを答案用紙にアウトプットするスキルを評価されてきたわけですが、実務補習においては生身の経営者と向き合って、その経営者、企業が抱えておられる課題を洗い出し、今後の発展、改善に向けた提言を上げることになります。
そのためには経営者の思いや、市場や競合、自社の強み、弱み。
さらに自社が使用可能なリソース(ヒト、モノ、カネ)をすべて連動させて経営改善プランを組み上げていく必要があります。
この時皆さんはきっと「これまで勉強してきたことを実践で活かせているな!」と感じられると思います。
私が受講した実務補習では1回目が4人、2回目は6人でチームが構成されていました。戦略、生産、販売、人事、IT、経理といった各領域ごとに担当を決めて、経営者インタビューや提供される(財務諸表などの)内部情報から課題を洗い出し、有効な提案を経営者に提示していくことになります。
1回目の時には我々のチームを監督してくださった診断士の先生が、各メンバーの日頃の業務内容を聞き取った上で役割分担の提案をされました。そこで私は「戦略」担当となりました。 2回目の時は6人のうち、私ともう一人の方が実務補習経験者だったことから担当の診断士の先生が「二人のうちどちらかがリーダー(つまりは「戦略」)をやってください」と仰られたので、私は「どうせ実務補習をやるなら、大変な方が自分の勉強になるかな」と思って2回連続でリーダーをさせていただきました。
リーダー(戦略担当)は各領域の皆さんが考えられる課題とその対応策がすべて整合するよう整理をする必要があります。そしてそのために実務補習期間できちんと提案をまとめて、報告書(冊子)に仕上げるまでのロジスティックの部分も含めて責任を負うことになりますので、実務補習期間中は睡眠時間を削りながら、取り組んでいました。
(寝ないのが良いというわけではないですが 笑)
守秘義務がありますので、実務補習で診断した企業の詳細な情報を公開することは許されていませんが、1つ目の企業は社員数名の卸売業、2つ目は社員20名ほどの製造業でした。
いずれも「小さな会社ではあるが、経営者の方は前向きだし、魅力的な成長可能性もあり、ココを改善すればもっとよくなりそうだ。」と思える素敵な会社でした。ただ問題点もたくさんあり、“ココの改善”が簡単にはできない、よっていわゆるNarrow pathをいかに切り抜けていくかを、チームのみんなで議論をしながらまとめていくことになりました。
「対応策がすべて整合する」というのは例えば次のようなことです。
「この企業は売上獲得のために生産能力の増強が必要。新規設備を導入することは決まっているが、具体的な計画に落としこめていない」といったときに、
・投資は何年何月から行う?
・その時の資金繰り、利益計画はどうなる? 何年後から黒字転換できる?
・設備稼働で生産能力は上がるが、既存の社員の皆さんの手が空くはず。何をしてもらう? というように課題が次々に紐づいてきます。
お気づきかと思いますが、これらは事例Ⅰ~事例Ⅳの複合問題を解いているようなイメージです。しかもそこには生身の経営者、社員の皆さんがいらっしゃるので、前向きな気持ちになってもらえるようなプラン作りが必要になります。
今回のブログはここまでとしまして、また次回、実務補習のリアルについてお伝えしていきたいと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!








