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【ミューる】第11回 合否結果発表後 残念だった方へ そのときにやったこと

はじめに

1月14日の二次筆記試験発表。合格された方は、おめでとうございます。口述も終わり最終発表待ち、続く実務補習や実務従事も決めた方も多いのではないでしょうか。
また残念だった方、お疲れ様でした。私も2度不合格経験ありますので悔しさよくわかります。
合否発表の様子を見て、思い出したのは昨年合格した記憶より、一昨年落ちた時のことでした。

そこで2024年1月後半から2月に行ったことを振り返りたいと思います。今思い出すと悔しさがあったからこそできたこともあると思います。

まず令和5年度の得点開示から事例1 48点 事例2 57点 事例3 67点 事例4 58点

その前年 事例1がC評価でリソースの半分を事例1に費やしていたこともありショックが大きかったです。
60点や64点あたりの再現答案と比べても何が違うのかよくわからず。(後日、再現答案をふぞろい採点をしましたが65点でした)ただ80点越の圧倒的に高評価な答案をみれば何かわかるはずとX上で拾えた合格者答案で評価の高かったものや不合格ながら事例1は80点以上の答案を集めました。
また合格者の得点開示後80点以上の答案を追加しています。

そして、設問文 自分の再現答案 あとで作った自己作り直し答案をワードで打ち込み。
その後ろに各参考答案を貼り付けました。

設問文から貼り付けたのは「設問で問われていることにきちんと答える」が大前提だと思ったためです。


また与件文と出題の趣旨コピーも併せて携行して電車などで何度も見直し「この与件文があるから、これが書かれている。」「こことここ複数の根拠がある。」「高得点答案の因果関係、論理展開をみて最後に問われていることにつながっているか。」この心証を高め「こうして書けば読まれやすい。」というものをつかもうとしました。
キーワードについては意識しないようにしました。というのは、この年度の事例だからこのキーワードなのであってキーワード自体覚えても翌年度の初見事例を解く上ではノイズになってしまうからです。(どうしてもわからない各要素が不足したときの逃げ道で使うのは否定しません。与件を読む前に初手で脳内から引き出すものではないということです)
さらに結果的にあるキーワードが別解のように加点されたとしても、その加点要素は毎年加点されるとは限りません。受験者側ができることは、問われていることを事例企業=与件の根拠に合わせて答えるか?だと思いました。

設問文>与件文>>>フレームワーク>>>>>>過去問のキーワード

という順位付けだというのが私なりの感触です。

第3問と第4問設問1の実例を以下に貼っておきます。

R5事例1 20240213作成

3 A社経営者は、経営統合に先立ってX社のどのような点に留意するべきか。100字以内で助言せよ。

(再現48点)

留意点はX社がサービスを省力化しメニューは低単価で顧客回転率を重視した戦略で文化が異なることである。従業員の横のつながりがなく受身的に仕事を行い、長時間労働で離職率が高くなっていることである。

(自己作り直し解答)

シナジーある統合のため組織文化がA社と異なる点に留意する。①従業員に統合の不安や仕事のきつさで離職が増えている②経営者以外にリーダーとなる従業員がいない③食品卸売業者とのつながりが個人的な点である。

(M77点)

留意点は、①大手チェーンとの価格競争困難で商品サービスの差別化が必要だがサービスは省力化されている②終日営業で業務負荷高くアルバイトの離職率が高い③従業員担当横断の連携がなく自主的に問題解決する風土がないこと。

(×49点) ※受験生や再現サービスでは高評価だった

留意点は、①食品卸売業者と情報共有促進して連携強化、②商品やサービスの品質向上で差別化、③担当業務間の従業員連携促進、④リーダーを登用して権限委譲し士気向上、⑤目的共有・意思統一で互助風土を作り離職を防止。

(S80点)

客単価を抑えて顧客回転率を高めるオペレーションであり接客やサービスが省力化されていること、原材料の調達が個人的なつながりに依存していること。従業員が担当業務に専念し横のつながりがないことに留意する。

(OO87点)

留意点は①X社社員とアルバイトの士気低下②省力化優先で社員間の希薄な連携をX社経営者が補完③営業時間長く社員負荷向上で離職率高く④商品やサービスの差別化ができていない為改善が求められる。

(K88点)

留意点は①A社と価格帯やターゲットが異なる点②各部にリーダーがおらず担当間の意思疎通は経営者がカバーしている点③競合と差別化できておらず売上高が減少しておりオペレーションも非効率な点④離職率が高い点。

(◎ー91点)

留意点は①接客やサービスが省力化されている②従業員間の横のつながりが少なく意思疎通が取れていない、等A社の戦略や風土と異なる点。また離職率が高く統合に不安を感じる社員がいること。

4 A社とX社の経営統合過程のマネジメントについて、以下の設問に答えよ。

―1 どのように組織の統合を進めていくべきか、80字以内で助言せよ。

(再現48点)

統合はA社のメニュー品質と接客をX社の組織文化に根付かす。A社の従業員を店長に配置し、会社の目指す方向性を明確にし、目的意識の共有や意識の統一を図っていく。

(自己作り直し解答)

X社経営者や従業員と方向性や問題意識を共有、意思の統一で不安を解消し統合進める。接客、厨房、管理リーダーを配置、権限委譲し意欲を高め、自主的仕事で従業員の定着を図る。

(M77点)

A社長自ら経営理念・共通目的を共有し貢献意欲と一体感を醸成②X社従業員と面談し希望適材適所の配置実施③X社長を補佐役に段階的な組織文化統合を図る。

(×49点) 

①不安を抱えたX社従業員と時間をかけて信頼関係構築②両社の目指す方向性をX社経営者と共に統合③原材料調達のノウハウを獲得。以上で迅速かつ友好的に統合を進める。

(S80点)

厨房、接客、管理に各リーダーを置き、従業員を育成する役割を持たせる。各リーダーと目指す方向性を共有し、相互に助け合い問題解決する風土を醸成し従業員の定着率を高める。

(O87点)

A社接客リーダーへX社統括する権限委譲しX社社員へ全社目標明確化で共通目的化し社員間連携強化で互助体制構築し組織活性化。公平評価の成果給や教育で社員の士気向上。

(KJ88点)

-①X社従業員を継続雇用しノウハウ活用でモラール向上にX社従業員のA社でのOJTによる教育実施③X社にA社社員を異動させ企業風土を浸透させることで円滑な統合を図る。

(◎ー91点)

接客リーダーにX社を任せ、会社の目指す方向性を明確にし問題意識の共有や意思疎通の統一を図り横のつながりを作り、組織活性化、貢献意欲向上により定着を図る。

ここで意識したのは、

高得点答案がどう聞かれてることに答えているかです。
さらに「与件文のどこから引っ張ってきているか」も留意点でした。

これにより与件文のどのような表現に着目するかの感覚が身につくと思います。

厳しい言い方かもしれませんが、ストレートで受からなかったということは2次試験の試験形式には向いていないということ。したがって2次試験で言われる「皆が書くようなことを書く」「普通に書けばいい」では多年度生は受かりません。だからと言って特別なことではなく「設問で聞かれたことに答えるとはこういうことだ」「与件の根拠があるからこれが答えになる」という感覚を自分の中に植え付ける意識が必要ではないでしょうか。

1次免除になる年でしたらストレート生よりも過去問を使って「聞かれたこと+与件の根拠」を使って正面から答える練習する時間があります。ぜひ春~夏のうちに実力をつけ令和8年度試験にむけ頑張ってください。

お勧め2次対策講座

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