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【けーたろー】第9回:1次試験の対策について

みなさん、こんにちは!

けーたろーです。

今回は、中小企業診断士試験の1次試験についてお話ししたいと思います。

1次試験?!

はい、来年1月14日の合格発表をお待ちの皆さんには関係のないお話しかもしれません。

しかし、1次試験の受験予定者の方もこのブログをご覧になっているともお聞きしますので、今日はこちらのお話しをしてみたいと思います。

私は1次試験自体は何度か受験しましたが、「基本的には」いずれも合格点を十分上回る結果を得ていました。経済学と経営法務は(正直に言えば、そもそもあまりこの領域に興味がない・・・ということもあり)苦手意識を持っていましたが、その他の科目で点を稼いで全体として合格ラインを突破していました。

勉強の仕方は、最初は各科目について某受験校のテキストと動画で学習をし、一通り学習が終われば過去問を5年分繰り返し解いて準備を進めていました。

そしてこの「過去5年分」ですが、「5年分をすべてを完全にマスターする」ということはしていませんでした。某受験校の過去問問題集では、同校の受講生の正答率データを示しており、具体的には設問ごとに、正答率80%以上ならA、60%以上ならB、40%以上ならC、20%以上ならD、20%未満ならEと分類をしていました。

これを私はさらに正答率50%以上をC+、40%以上をC―として分類していました。

1次試験では(多くの受験者が正解しているので)絶対正解しないといけないA問題から、正解しなくても仕方がない、または正解する必要がない奇問(と言っても良い)E問題までが入り混じっていますので、私は過去問問題集からA,B、C+の分類の問題だけを集中的に、繰り返し勉強していました。

(つまり「DやEの問題は正解しなくても合格できる」と考えていました。)

一次試験の財務・会計は問題数が25問ですね。6割で合格ですので、25問×60%=15問。運営管理であれば、問題数がだいたい44問とかですので、44問×60%=26.4問≒27問ですので、それぞれ15問、27問正解できる力がつきさえすれば良いと考えていました。

過去問の各年度でA問題、B問題、C+問題の数を足してみるとだいたいこの15問か27問の水準に近づきます。それで足りないときはC―問題にも着手して「おおよそこれで60%をカバーできる」という範囲を集中的に勉強していました。

そして、ここから先は、合格の確度をさらに高めるための取り組みになりますが、次のことをやっていました。

  • 過去5年のA問題~C問題までで出てきた選択肢で知らないワードは調べて、内容を一応確認しておくこと(ひっかけ問題というか、ひっかけ選択肢で、あまり重要性が高くないものは、すぐにきれいさっぱり忘れるようにしました)一方で、何か聞いたことあるような大事そうなワードは、Youtubeなどで関連動画を視聴して、自分の知識を補強していきました。
  • 中小企業白書 概要の確認:経済産業省が毎年、「中小企業白書・小規模企業白書の概要」という40ページくらいの資料をPDFで開示しているので、それに目を通して、中小企業の政策として重要そうな方針などを把握するようにしていました。これは一次試験の中小企業政策にダイレクトに効きました。中小企業政策の1次試験問題でよくある、グラフを示してその内容の理解度を問う問題などありますが、グラフの上下や大小を覚えていなくても、中小企業庁が「どのようなメッセージを出しているか(中小企業にどのようになって欲しいと思っているか)」を理解することで、1次試験問題のあるべき回答の方向性を推測することができました。

そして、これでも不安な方がいらっしゃれば、過去5年のD問題~E問題で出てきたキーワードを調べて理解しておく、というようなことで、さらに知識を補強するのも良いかもしれません。

今日のブログは以上です。

あまりご縁がない方が良いですが、もしも1次試験を受験しなければならなくなった場合には参考にしていただければうれしいです。

次回は、2次試験合格後の口述試験の対策について、お話ししたいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

またお会いしましょう!

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