こんにちは! たか50-50です。
10月26日の2次試験を受験された皆様本当にお疲れ様でした。
予備校の模範答案も出揃い、やきもきされている頃かと思います。
今回は合格後に芽生えた私のもやもやを中心に記述させていただきます。
診断士合格後に直面する選択:50代の私が考える「転職」と「独立」のリアル
中小企業診断士試験の勉強を始めた当初、私の目的はあくまでも長年の経験を客観的なスキルとして形にすることでした。その先に具体的な独立開業などは考えていないことはなかったですが、まだまだ先のことという感覚でした。しかし、資格を取得し、資格取得者の話を聞く機会が増えるにつれ、せっかくの学習効果をもっとダイレクトに活用したいという思いが芽生えてきました。
長年同じ会社に勤務してきた中で感じ始めていた停滞感。この知識を活かして、もっと目の前の人や地域に直接貢献したいという衝動に駆られるようになりました。結果として、現在の働き方を変える、すなわち「転職」か「独立」かの選択を真剣に考えるようになったのです。
ライフプランから考える「理想」と「マイルド」な選択
家族の生活を考えると、この選択は慎重に現実的にならざるを得ません。
- 転職は、現職と環境は変わるにせよ、それなりに安定した収入を確保しながら新しい環境で資格を活かせるマイルドな選択肢です。
- 独立は、リスクは伴うものの、自身のありたい姿に近づける理想的な選択肢だと言えます。
私はまず、市場の感触を知るための情報収集に着手しました。
転職サイトから垣間見る50代の需要
試しに転職サイトを調べてみたところ、50代であっても診断士活動につながるポジション・求人が想像以上に存在していることが分かりました。特に「サービスX」や「サービスM」といった転職サイトに登録してみると、大手の企業からもスカウトメッセージが入りました。「コンサルタント」のポジションは経験者募集が多く、その先の選考の敷居はもちろん高いと覚悟していますが、経験を持つ人材への一定の需要を感じることができました。
独立のリアル:「勢い」と「アップデート」の必要性
一方、独立についても調べを進めました。地域の診断士協会、よろず支援センター、専門家派遣といった仕事の獲得ルートを調べると同時に、独立診断士の書籍を複数読んでみました。
書籍からは、独立した人は意外にも流れや勢いで踏み切ったケースが多いという印象を受けました。また、稼げている層の平均収入はサラリーマン同水準の500~800万円程度(非稼働層を除く)であり、非常に充実していて多忙であることも分かりました。独立して成功している方々は、常に最新の知識やスキルを身につける自己アップデート能力に長けていると感じました。裏を返せば、その点に気を付けていれば、なんとかやっていけるのではないかという希望も湧きました。
合格後のキャリアを考える皆様へ
先月受験を終えた皆様も合格発表までの間は、目標を達成した後の自身のキャリアについて深く思いを馳せられる時期だと思います。私のように長く同じ会社にいる中で理想とのギャップを感じている方は少なくないはずです。ぜひ、この時期にご自身のスキルや経験を改めて棚卸しし、資格をどう活かしたいのか、そして「現職継続」か「転職」か「独立」か、一歩踏み込んだ検討を始めてみることをおすすめします。




