こんにちは、あおたろです。
受験生の皆さんのお手元には、再現答案採点サービスの結果が返ってきているかと思います。
さて、この採点サービスですが、「占いみたいなものなのであてにならない」といった声を耳にすることがあります。
実際、「採点サービスの結果は良かったが、不合格だった」という方や、「採点サービスはイマイチだったけど、合格していた」という方がいるのも事実です。
採点サービスは占いみたいなものなのか、私の経験を踏まえ、お話したいと思います。
採点サービスの結果
私は5社の採点サービスを利用しました。
結果は下表の通りです。
数字は得点、アルファベットは評価で、各社からのフィードバック内容をそのまま記載しています。
| 事例Ⅰ | 事例Ⅱ | 事例Ⅲ | 事例Ⅳ | 合計 | 順位 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A社 | 61 A | 68 B | 53 B | 38 B | 220 A | 22位/198名 |
| C社 | 71 S | 61 A- | 62 A- | 61 A- | 255 AA | 15位/255名 |
| E社 | 75 A | 67 A | 60 A | 57 B | 259 A | 37位/400名 |
| I社 | A | A | B | A | AあるいはB | 非公表 |
| L社 | 68 A | 53 B | 59 B | 56 B | 236 | 上位20位以内/134名 |
ご覧の通り、なかなか良い結果です。
この結果を受けて、私は合格を半ば確信し、すっかり舞い上がってしまいました。
というのも、再現答案を作成し、採点サービスに申し込むような人たちは、おそらく受験生の中でも上位層であり、その上位層の中で高評価を得られたということは、もはや合格同然といっても過言ではないだろうと考えたのです。
しかし、本試験の結果を受けて、それがただの妄想だったことを突きつけられます。
実際の試験結果
先程の表に実際の得点を加えたのが以下となります。
| 事例Ⅰ | 事例Ⅱ | 事例Ⅲ | 事例Ⅳ | 合計 | 順位 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A社 | 61 A | 68 B | 53 B | 38 B | 220 A | 22位/198名 |
| C社 | 71 S | 61 A- | 62 A- | 61 A- | 255 AA | 15位/255名 |
| E社 | 75 A | 67 A | 60 A | 57 B | 259 A | 37位/400名 |
| I社 | A | A | B | A | AあるいはB | 非公表 |
| L社 | 68 A | 53 B | 59 B | 56 B | 236 | 上位20位以内/134名 |
| 実際の得点 | 73 A | 57 B | 56 B | 56 B | 242 A |
あれ? 思ったほど点が高くない。
それが私の第一印象でしたが、いま冷静に振り返ると、我ながら思い上がりが甚だしいですね。
得点が想定より低かったことに一瞬戸惑ったものの、次の瞬間には合格できた喜びと安堵の気持ちが湧き上がってきました。
実際の得点と各社の採点を比較すると、L社がもっとも精度が高い結果となりました。
各社ともに多少のブレはあるものの、大まかな傾向は捉えられているのではないでしょうか。
終わりに
採点サービスは占いみたいなものなのか?
それがこのブログの出発点でしたが、私自身の体験からいうと、たしかに占いみたいなものでした。
しかし、2次試験はそもそも正解が公表されないので、採点サービスが占いみたいになってしまうのは、その性質上致し方ないことでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




