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【けーたろー】第7回:2次試験当日の過ごし方

みなさん、こんにちは!

けーたろーです。

いよいよ勝負の10月。2次試験が目前に迫ってきましたね。

2次対策のラストスパート、頑張ってください。

私はこの時期、1週間に2回分ずつ(例 令和〇年の事例Ⅰとか、平成〇年の事例Ⅲなど)過去問を解き、別途、事例Ⅳについてはほぼ毎日、ジャンルを絞って計算問題を解いていました(例 今日はCVP、明日は経営分析というように)

当時は「今年は何としても事例Ⅳを安定化させたい」と思っており、どのジャンルが来ても勝負ができるようになっておこうと思っていました。事例Ⅰ~Ⅲは試験内容や文章記述の評価でどう転ぶかわからないという不確定要素が大きいですが、事例Ⅳは答えがはっきりしており、努力が裏切られず、費用対効果が高いと考えて直前期は時間を多めに投下していました。

さて、今日は私が試験当日に気を付けていたことをみなさんに共有したいと思います。

以下4つをご紹介します。

①セロテープで受験票を気にせず試験に集中

100%試験に集中できるように、私は毎回、試験会場にセロテープを持っていっていました。受験票が机から落ちないように貼り付けるためです。これで問題冊子などを動かしたときにあてて受験票が床に落ちてしまう・・・などの細かい気をつかわなくて済むので必ずこのようにしていました。

②寒さ対策とトイレ対策

昔に簿記の試験を寒い時期に受験していた時のこと、試験時間の終盤にどうしてもトイレに行きたくなり、最後は問題に集中できずに不合格となった経験がありました。

その苦い思い出を繰り返さないように、私は診断士試験の当日は水分摂取は控えめにし、セーターを持っていくなど寒さ対策をするようになりました。

昨年2024年の10月の大阪はまだまだ暖かい気候が続いていましたので、試験会場までTシャツの上に長袖シャツを軽く羽織るくらいで行っていました。ところが試験会場の私の机は広い会場を冷やす大型空調機のすぐ近くで試験時間中はやはり寒さに襲われて、その上から薄手ですがセーターを着こむことになりました。ご自身が最大限集中できるように寒さ対策、トイレ対策をしっかりやっていただければ良いかなと思います。

③終わった事例のことは振り返らない

よく言われている事かと思いますが、試験が終わった事例をくよくよと考えても、どうしようもありませんし、点数が戻ってくるわけでもありません。

難しい問題であれば自分だけではなく、他の人たちにとっても難しいはずで、得点がどうなるかはわかりませんし、逆に簡単と感じる問題は、他の人たちにとっても簡単である可能性が高く、こちらも得点がどうなるかがわかりませんので、その日の最後の事例Ⅳの試験が終わるまでは、どんなことがあっても「気にせず」、「振り返らず」、一心不乱に次の試験科目だけに向き合っていただくのが良いと思います。

④頭を空っぽにし、シンプルに解答すること

R06年の試験で、私にとっての最大のテーマは「解答をシンプルに記述すること」でした。

それはAASの合格答案の中の高得点者の答案を見ると、高得点者だからと言って、複雑な文章を書いているわけではなく、「この会社の問題の本質はこれ。そのあるべき姿はこうで、そのために対策はこれ、効果はxxxとなる」みたいなとてもシンプルな解答を書かれるいることに気づきました。

正直なところ「なんだ、これくらいの文章で良いのか~!」と思いました。

そこからはシンプルに解答を書くことを心掛けていました。

よって、試験当日は、シンプルな頭の状態を生み出すために、情報量の詰まったファイナルペーパーは見ないようにしていました。その代わりに、各科目が始まる前に、その科目で一番自分が気を付けるべきことを1つだけ挙げて、それだけを頭に置いて各事例に臨みました。

頭の中に余計な情報がなく、クリアな頭で設問文にあたることができました。

遡ってとても酷かったのが、R03年試験ごろだったと思います。

当時、既に2次試験に続けて落ちており、何とかしたいと思い、びっしり書き込んだ注意ポイントや重要と思われるキーワードなどをファイナルぺーパーとして持ち込み、休み時間はそれを眺めていましたが、実際は試験開始前に既に頭の中に情報がいっぱいで、そこに試験の与件文、設問文を併せて読んだため、「あれ、何がどうなってるんだっけ?」と頭の中が、若干オーバーヒート気味でした。あれは失敗でした・・・。

ご参考までに私がR06年度の試験で「各科目で一番気を付けるべき」と考えていたことは以下の通りでした。

事例Ⅰ: 「事例企業の変遷」とともに「戦略」が変わり、それと共に「組織」が変わる。それぞれの設問が「戦略」に関することを問うているのか、「組織構造」の話なのか、また「人事施策」の話なのかを切り分けて考えること

事例Ⅱ: 各設問間で対象とするターゲットの入れ違いによる失点を防ぐために、解答記入後、必ず一度立ち止まって、「本当にターゲットがこの人たちで間違いないか?」を確認するようにする。

事例Ⅲ: 「強み」を活かして、「機会」を使って業績を拡大する

事例Ⅳ: 解答は順序立てて考えて、計算メモも後で見直しをしやすいように整理した形で記載し、ミスを確認しやすくすること

今日のブログは以上です。

2次試験に向けて、参考になれば幸いです。

それでは試験本番まであと少し! 頑張ってください!

また、次回もお会いしましょう!

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