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【SNY】第2回 診断士協会とは?スプリングフォーラムでわかった入会のメリット!

どうも、SNYです。
5/1、診断士新規登録の公表がされましたね!
私は2~3月の実務補習後すぐに診断士登録申請を行ったため、2か月後の5/1に登録番号公表となりました。
15日コースの実務補習、なかなかハードでしたが、登録申請をスムーズに行えることは大きなメリットだと思います!

中小企業診断士として活動を始めると、よく耳にするのが「診断士協会」という存在です。今回は、「診断士協会とは何か?」をテーマにお伝えします!

目次

診断士協会とは?

診断士協会とは、中小企業診断士の有資格者が集まる”士業団体”のようなもので、各都道府県単位で協会(支部)が組織されています。
正式名称は「日本中小企業診断士協会連合会」。診断士2次試験に合格または養成課程の修了をすると”準会員”として、正式に登録が完了すると”正会員”として所属することができます。
ちなみに他の士業と異なり、必ず入会する必要はありません。入会するかどうかを選ぶことができますが、活動をはじめたての方や、公的な業務を協会で連携しながら行う方など、実際には多くの診断士が所属する形となっています。

基本的には都道府県ごとに1つずつ協会が組織されていますが、東京は診断士や企業の数が多いことから、6つの支部に分かれています。

管轄する地域以外にもそれぞれ特色があり、東の地区(城東支部)に住んでいるが南の支部(城南支部)に入っている方もいたりします。
ただ、一般的には多くの方が実務補習の指導員がいる支部に入会するようです。ゆかりのある先生がいたほうが、活動しやすいですからね!

東京6支部はどこか1支部のみ加入可能で、弊会ができません。
しかし、東京以外の支部(埼玉・千葉など)は弊会が可能です。
都道府県ごとに、地域の特色や協会の特徴があり、様々なつながりを持つために弊会している方も少なくはない印象です。(例えば東京協会城東支部+千葉協会、埼玉協会+神奈川協会 など)

また、診断士協会とは別に、診断士会という形で運営がわかれている地域もあるようです。

東京には支部と別に、区ごとの団体もあるようです。
より地域に根差した活動を行っているようで、地元や出身地域に団体がある場合、所属してみるのもよさそうです。

協会に加入するメリットは?

実務補習や実務従事の機会が得やすい

診断士登録に必要な「実務要件」を満たすために、協会主催の実務補習や実務従事案件に参加することができます。特に独立を目指す方にとっては、実績づくりの第一歩になることも。

“実務ポイントがもらえる”ことや、”実績のある先生のコンサル手法を学べる”ということで、新米診断士にとって貴重な機会になることが多いです。

診断士どうしのつながりができる

研究会や勉強会、協会のイベントなど、所属するだけで「横のつながり」がぐっと広がります。所説ありますが、基本的には診断士は“情報と人脈が命”です。ここは大きな魅力です。

私も協会のイベントや研究会に顔を出させていただいて、懇親会で交流を広げることで、徐々にですがつながりを増やすことができています。

公的案件に参加しやすくなる

自治体・商工会議所などからの案件(補助金支援、経営診断など)は、診断士協会を通じて募集されることがあります。

一方で、「年会費が高い」「入っただけでは仕事は来ない」といった声もありますので、自分の活動スタイルに合っているかを見極めることも大切です。

まとめ

とはいえ、「診断士としてどう活動していくか」がまだ決まっていない方や、独立・副業などを視野に入れている方にとっては、協会は“可能性を広げる場”になることは間違いありません

診断士協会について気になる方はぜひ一度、地元の診断士協会の説明会やイベントに足を運んでみてください。実際に会員と話してみると、リアルな空気感がわかると思います。

今日の1問

中小企業診断士第1次試験 令和6年度 企業経営理論 第5問から出題です。

他社からの買収に対応する企業Aの行動に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 「ゴールデンパラシュート」を導入し、経営陣が既存株主から自社の株式を直接購入して上場を廃止しようとする。
イ 自社の重要な資産をあらかじめ売却する「サメ除け」を行う。
ウ 買収企業が保有する企業Aの株式を、市場価格よりも高い価格で全て買い取ろうとする「パックマン戦法」を行う。
エ 買収企業による企業Aの株式の大量買付に備えて、買収企業以外の既存株主が新株を市場価格より安く取得できるなどの権利を事前に与える「ポイズンピル」を導入する。
オ 買収企業を逆に買収しようとする「ホワイトナイト」を探す。

解説

正解:エ 買収企業による企業Aの株式の大量買付に備えて、買収企業以外の既存株主が新株を市場価格より安く取得できるなどの権利を事前に与える「ポイズンピル」を導入する。

ア 「ゴールデンパラシュート」:
経営陣が敵対的買収により退任する場合に、多額の退職金や報酬を受け取れるようにする契約のことであり、経営陣が株式を購入して上場廃止を図る行為とは無関係。したがって不適切です。

イ 「サメ除け」:
主に定款変更などにより買収を困難にする方法をこのように呼びます。重要資産の売却は「クラウンジュエル」に該当するため、不適切です。

ウ 「パックマン戦法」:
敵対的買収を仕掛けてきた企業に対し、逆に買収を仕掛ける対抗策のことです。相手の保有株式を買い取るのではなく、相手企業そのものに買収を仕掛ける点で誤りがあるため、不適切です。

エ 「ポイズンピル」:
買収企業以外の株主に対して、市場価格よりも有利な条件で新株を取得できる権利を与えることで、敵対的買収を困難にする代表的な防衛策です。記述内容も正確で、適切な選択肢です。

オ 「ホワイトナイト」:
敵対的買収を仕掛けてきた企業とは別の、友好的な第三者企業に買収してもらうことで、敵対的買収を阻止する戦略です。自社から買収を仕掛ける行為ではないため、不適切です。

今回は以上となります!またお会いしましょう!

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