H30年度事例3(得点 58点)

第1問(配点20点)

理由は、①金型の設計から製作まで対応できる体制を構築し、資格取得者の養成など技術力の強化を行い、②顧客企業の整形加工品のコスト低減のノウハウを蓄積できた為。

第2問(配点20点)

問題点は、成型機の段取り時間が長時間となっている事である。改善策は、①金型の識別コードを統一し、金型置き場の整理整頓をする事、②仕入れ先に対し使用材料の納品位置を指定する事で、金型や使用材料を探す時間、移動時間を短縮し、段取り時間を短くする。

第3問(配点20点)

問題点は、製品在庫が過大になっている事である。改善策は、①指定納品数量に安全在庫を加えて基準在庫を設定し、②生産効率優先でロットサイズを決めるのではなく、受注量に応じてロットサイズを決める。③製品在庫が基準在庫を割る時のみ生産を行い在庫を削減。

第4問(配点20点)

内容は、①顧客の成型加工品と材料、金型の種類をデータベース化する事、②指定納品数量と納期、製品在庫、材料在庫などの情報をデータに反映する事、③生産が必要な数量に応じてロットサイズを決め、データに反映させる事。

第5問(配点20点)

戦略は、国内回帰を検討している大手電気・電子部品メーカーに対して、工業団地組合の強みを活かし、金属プレス加工、プラスチック加工、コネクター加工、プリント基板製作をC社の高い成型加工で組み合わせて提案を行う事で、高付加価値の製品提供を行う事。

 

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