H30年度事例3(得点 52点)

第1問(配点20点)

理由は、①金型設計と金型製作部門を新設し金型の設計・製作から成形加工あで対応、②人材育成により加工技術力を強化し、顧客企業の成形加工品のコスト低減ノウハウを蓄積。

第2問(配点20点)

問題点は、段取り時に金型や使用材料等を準備する作業に長時間要している点。改善策は①顧客からの支給品も含め全金型に社内で統一した識別コードをふる、②金型の置き場を整理整頓し管理ルールを定め誰でも探せるようにする、③材料在庫内の納品位置ルール化。

第3問(配点20点)

問題点は、受注量よりも大きい生産ロットサイズで製品在庫が過大となっている点。改善策は、①生産ロットサイズの決定を段取り時間優先を改め適正在庫量の維持を優先する、②週1回の生産を毎日指定の納品数量に合わせて短サイクル化することである。

第4問(配点20点)

事前準備する内容は、①全金型の社内で統一した識別コード、②金型の置き場の保管ルール、③使用材料の材料倉庫内における定品・定位・定量のルール、③各工程間の情報共有化、により成形加工課の作業者が効率良く金型、材料等を使用できるようにすること。

第5問(配点20点)

助言は、①工業団地の中小企業との技術交流会や共同受注・共同開発により技術力や開発力を向上させる、②成形加工の際に金属部品等を組み込んでしまう成形技術によって金属加工品をC社の成形加工で組み込んで納品することで顧客企業のコスト削減を図っていく。

 

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