診断士1年生

いかがお過ごしでしょうか。

ししまるです。

1年間お付き合いいただきましたが、今回で最後のブログとなります。ありがとうございました。

企業内診断士として、登録してから半年が過ぎました。自慢できるような経験を全くしていないことが残念なのですが、最後に、資格を取得した後に感じていること、考えていることを共有させていただきます。

 

自分自身のキャリア・強み・価値観を棚卸しする

中小企業診断士の登録を行った後の大きな変化として、自分のスキル、キャリアの価値を考える機会が増えました。

診断士はセルフプロデュースが求められる仕事です。企業勤めが長くなり、転職適齢期と呼ばれていた年齢を過ぎると、転職マーケットで価値を確認する機会も減り、気付いたら社内人脈と限られた社外ネットワーク、すっかり「会社」、「業界」に染まっているなと思います。昔、新卒での就職活動中に、「就社ではなく就職だ」というフレーズをよく聞きましたが、まさに就社していることを嫌でも実感します。

そんな日常に対して、「個」を確立しなければならない診断士は、よい意味でのアンチテーゼになってくれています。診断士の会合に出れば、自身の強み、ビジョンなどを伝える機会が強制的に用意されています。会社の看板に頼らずに、自分自身のブラッシュアップを意識できる環境はとても有益に感じています。

ちなみに、自分のキャリアを棚卸してみると、金融・ファイナンスでの経験(資産運用・資産管理)、コンプライアンスなどにリスク管理、人事での経験(人事制度設計・労務管理・労使交渉など)、半分趣味で行っている投資・不動産投資です。まとまりのないキャリアですが、最近では、中小企業の従業員向けに金融教育を行っていくことができないかと考えています。大企業中心にファイナンシャル・ウェルビーイングという取組が少しずつ始まっています。会社が従業員向けに金融教育を行い豊かな人生を送ってもらうためのサポートをしていくもので、インフレ環境下で資産形成の必要性が改めて認識され、人的資本経営の文脈の中で生まれてきたものです。そういった教育は大企業の従業員だけでなく、当然中小企業に働く社員にとっても必要な取組です。中小企業ではそういった人的リソースも余力もなく、現実的に取り組むことができないと考えており、自分なりの経験・スキルを掛け合わせたときに、経営相談などに加えて、こうした領域でサポートすることができるのかなと漠然と考えているところです。

 

中小企業診断士1年生

「診断士になった後に、具体的にどのようなアクションをすべきか?」という疑問や不安を持つ方は多いと思いますが、私もその典型です。

将来に向けて何となくやりたいこと、目指したいことはあるものの、解像度を上げて語れる人ばかりではないと思います。そのような状況下で、同じような境遇の仲間や先輩方の考え方に触れる重要な機会でした。

似たようなことを繰り返し述べていますが、診断士同士のネットワークの最大の魅力はバックグラウンドの多様さです。法、税、財のように領域がデフォルト設定されていないため、年齢、キャリア、専門領域、価値観、資格の活かし方も各人各様です。企業で働いているだけでは、広げることが難しいネットワークに触れることができることは非常に刺激になります。

先日、協会が主催する1年目の診断士の皆さんが集まる会合に参加しましたが、私と同じように具体的にアクションに移すことができていない方もいれば、すでに独立して着々と仕事を獲得し始めている方や、研究会などに積極的に参加し、自分なりの強みに磨きをかけたり、セミナー開催を企画したり、積極的に活動を始めている方もいらっしゃいました。決まった型があるわけではないのですが、仕事や診断士としての活躍機会の大半は、人脈やネットワークからもたらされるもので、その中でGive&Takeしていくものでした。また、先輩方の話を聞いて感じたこととして、走り出しのときは選り好みをせずに、もらった機会にとりあえず挑戦してみるというスタンスの方が多かったです。その結果として、信頼を得て次の機会を獲得できるといった好循環によって、自分自身のキャリア、経験にレバレッジが利いているのだと思いました。

私の場合には副業の制約もあり、あらゆる活動ができる環境ではないのですが、ファーストステップとして、研究会に所属して、診断士としての強みや個性をまずは確立させていくことを目指したいなと思います。

それでは1年間ありがとうございました。

皆様方のご健勝を祈念しております。

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