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地獄の実務補習

皆様、こんにちは!リットです。
前回の投稿はこちらです⇒合格後の手引き ~焼肉のすすめ~│中小企業診断士合格アミーゴス (aas-clover.com)

 

無事試験に合格された皆様、本当にお疲れ様でした。努力が報われた瞬間ですね。ただ流石にもう落ち着いてきたでしょうか?
私も合格から数日はフワフワしたような、少し現実感がないような感じが続いていました。でもずっとそうも言っていられないですね。

 

なんたってあの「実務補習」が待っているのですから。

 

この記事が投稿される頃には実務補習が始まっていることだと思います。
なので少し遅い気がしますが、本日は実務補習についてダラダラ書いていこうと思います。

 

実務補習は診断士の登竜門

まず、実務補習は中小企業診断士になる為に受けなければならない登竜門です。(実務従事を15日間受けるのであれば、実務補習は必要ありませんが)
コンサルなどで普段から診断業務を行っている方は別ですが、大半の方は初めての診断業務になると思います。

 

この実務補習は、全く知らない人間が5~6名集まって、指導員(中堅~ベテラン診断士)のもと、実際の中小企業の診断を行うというものです。

初めましての人間が何人も集まるので、普通に緊張します。そして名刺交換から始まります。

 

それ以前に、予め指導員の方から与えられた企業概要・決算書が与えられますが、事前にある程度のリサーチを行っておく必要があります。因みに私の担当する企業はIT系の企業様でした。
私自身は製造業なので全くの門外漢です。その時点で「あ~、よく分からなくて大変なことになっちまった・・・」ってのが最初の所感です。

 

実務補習は1日目から全開です

そして、実務補習の初日(土曜日)を迎えます。

挨拶をして自己紹介を簡単にしたら、予め指導員の方から与えられた資料をもとにリサーチしたことを発表していきます。

 

9時に集まって、10時前にはもう診断業務の話になります。ぶっちゃけ初日から全開。何故なら、午後には対象の企業様にヒアリングに行きますので、その前に「何を聞くか」を班でまとめ無ければなりません。よって午前中は余計なことをしている暇は一切ないです。

班の中の担当も「リーダー(経営戦略)」「財務」「マーケティング」「人事組織」「情報」など速攻決めなければなりません。日本人的なノリで「周りの様子を伺って…」みたいな感じでやってるとマジで時間が無くなります。(事例Ⅳをやりこんでいた私は財務を担当しました。率先して挙手!1秒で挙手!財務は誰にも渡さん!)

 

また、報告書はWordと決まっていますが、書体やフォント、見出し・改行ルールを決めておかないと最終マージ作業の時、やばいです。ただでさえ決めていてもルール通りにやらない人っていますし・・・

班に一人でもWordに詳しい人がいれば任せちゃいましょう。私の班では一番の若手が率先してWord設定をしてくれて助かりました。もしWordに詳しい人がいなければ、その時点でかなり詰みかもしれません。

 

と、色々なネガティブに書いていますが多分大丈夫です。大体何とかなります。というのも周りの人達が皆、とても優秀だからです。

私は30代後半で班の中では中間的な年齢でしたが、年上の方も年下の方もみんなかなり優秀な方達ばかりでした。余談ですが務め先は皆さん、大企業でしたね(かなり上のポジションの方も多い)

流石、あの試験をクリアしてきた猛者達… 戦闘力が違うぜ…

 

役割分担から意見交換、取りまとめから課題の洗い出しなど、ガンガン進んでいきます。ボーっとしていると置いてかれちゃう( ^ω^)・・・
普段の会社の会議の5倍は疲れました。

そしていざ、午後には企業様にヒアリングへ出発!ここでは実務補習生ということで名刺交換はしませんでした。

 

ただ、私の担当企業の社長様はめちゃくちゃ優秀な方で、且つ紳士的な方でした。バリバリのITベンチャーでしたが、自社の強みをしっかり把握した上で超高レベルでPEST分析や3C分析なんかを行っており、自社の問題点を的確に捉えていながら、短期的な課題・長期的な課題を設定していました。また、こちらのどんな質問にもすごく丁寧に答えてくれて、ぶっちゃけ「見習い診断士の我々なんかよりよっぽど出来るんじゃね?」的な感じでした。

二次試験のような目に見えてダメなポイントとか全然ありません。こんなすごい企業様に何を提案すればいいんだろう…

 

初日はヒアリングが夕方ごろ終了し、皆でカフェに行きヒアリングの内容について指導員のアドバイスのもと、喧々諤々と話しました。明日までに各自がすることを決め解散。この時点で私はかなり焦っていました。果たしてこの補修に自分はついていけるのか。いや、周りレベル高すぎるて!ほんま!

まあ、家に帰ってからは当然のように徹夜。夜中の2~3時ぐらいまで調べたり考えたり。初日から超つらい

 

超重要な2日目

んで、翌日。

結局、周りの方も一緒でした。みんな寝てない(笑
聞くと私同様、みんなもかなり焦っていたらしく徹夜で頑張っていたらしいです。

 

そして二日目は丸一日話し合いです。

ある意味ここが超重要な日です。ここを逃すともう次に会うのは1週間後。各々がやる事や全体の方向性をこの日に決めなければなりません。ちなみに、ここで方向性が決まらないとかなりヤバいと思った方がいいです。

下手したら3日目(報告書提出の2日前)に全部やり直しとかあり得ます。

ちなみに私たちは、概ね方向性が決まりましたが、かなり粗々でしたので詳細が詰まっていませんでした。夜は飲みに行きましたが、数名捕まえて2次会まで方向性をこってりと話し合いをしましたね。(でもそれもとても楽しかった、いい思い出)

この後、平日は毎日夜中の3時までは作業してました。もう本業以上に頑張っていました。

 

 

実務補習 最終日前夜の闘い

中間の水曜日にWEBで打合せをして、迎えた3日目(翌週の土曜日)。ここで出来ている人、遅れている人、迷走しまくっている人など出てきます。

 

私は比較的進んでいた方なので、遅れている人のフォローに入りました。もうみんな助け合い。一心同体。二次試験の知識(「幸の日も毛深い猫」「ダナドコ」「DRINK」「損益分岐点」など)をもうフル回転で使って次々アイデアを出していく。

 

そして4日目(最終日前日)はもう校正作業に入り、夜までには製本を完了させなければなりません。協会で用意されている会議室は17時まででしたが、案の定終わらず…

渋谷のキンコーズに駆け込み、そこでまた資料作成。急遽、キンコーズの個室まで予約してそこでまた議論。製本受付の締切が確か21時でしたが、気分はもう皆、ジャックバウアー状態。結局、製本受付の締切を1分すぎて、お店の方に頼み込んで何とかギリギリ(?)製本完了。

最初、みんなで「最終日前日は決起会として飲みに行きたいねー」なんて話してましたが、そんな気力は当然無く解散。

 

実務補習はかけがえのない仲間ができます

ここまで頑張って何とか最終日。

無事、午前中に資料を提出し、午後に企業発表。今考えても拙い提案だったと思いますが、社長様はとても真剣に聞いてくれ、内容を一切否定することなく、最後に物凄くあたたかい感謝の意を述べられました

真剣にこの会社を支えたいな、と心から思うと同時に、診断業務はとても尊いものだと感じました。(かなり感動)
今考えても、あの企業様が実務補習の対象企業だったのはめちゃくちゃ恵まれていたと思います。

いやー、それにしても実務補習終了後のビール、メチャクチャ美味かったなー

 

 

そして、この実務補習はかけがえのない仲間も出来ます。同じ班の方は今でも飲みに行く関係です。

 

実務補習は5日間で6万円とそれなりにお金もかかりますし、かなり大変だと思いますが、それ以上の価値が絶対にあると断言できます。診断士試験を受かった人にしか味わえない、このブラックな地獄補‥、いや、実務補習、心ゆくまで楽しみましょう!

 

これだけ言っておきながら、残りの10日分は実務従事で済ませたリットなのでした(*^^)v
(実務従事も大変でしたが、楽しくてメチャクチャ充実してましたけどね!)

 

※そういえば令和7年から実務補習が変わるらしいですね。 5日間×3回 だったのが 7日間+8日間 になるとかならないとか。

あくまで上の記事は令和5年2月に受けた実務補習の内容ですのであしからず。

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