口述試験対策

富田です。

こんにちは。

今日は口述試験についてお話しします。

二次筆記試験に合格された方はおめでとうございます。

残念ながら二次筆記試験に不合格だった方のお気持ちをお察しします。

合格された方は、1月21日(日)にいよいよ口述試験です。

口述試験に合格すれば、晴れて中小企業診断士試験合格となります。

口述試験は、10分程度で、4問出題されます。

私は、事例Ⅰが2問と、事例Ⅲが2問の計4問でした。

私への質問と回答です。

ご参考にしていただければ幸いです。

 

<1問目>
事例Ⅰ
問題
A社は今後どのような組織構造にすべきですか。回答
A社はこれまで役割分担が不明確であったため、ノウハウが蓄積されませんでした。今後は、機能別組織にして、OJT等により、役割分担を明確化し、ノウハウを蓄積して、専門性を発揮して、意思決定の迅速化や、責任を明確化するべきであると考えます。
<2問目>
事例Ⅰ
問題
後継者は農業に関しては門外漢ですが、今後、後継者に対して、どのように権限委譲を行うべきですか。回答
後継者は、農業に関しては門外漢ですので、現A社社長から、農業に関するノウハウを、また、常務からは、販売や経営管理に関するノウハウを、段階的に、計画的に、OJT等によって、今後5年程度の期間で、権限委譲を行い、将来的には、後継者が、A社全体を、俯瞰できる体制を構築すべきであると考えます。
<3問目>
事例Ⅲ
問題
C社では、年々、取引先からの受注量が減少しています。C社は小ロット化に対して、どのように取り組むべきですか。回答
C社では、これまで、加工数量に基づき、生産ロットを設定しておりました。取引先からの受注量が減少しているため、このままの生産ロットで生産をし続けると、過剰在庫になる恐れがあります。したがって、これからは、加工数量ではなく、受注量を考慮したロットサイズを設定し、適正ロットサイズ化し、適正在庫化を図るべきであると考えます。
<4問目>
事例Ⅲ
問題
C社は、かつて、雑貨・日用品の商談会に参加したことがありますが、商談会に参加するメリットとデメリットを教えてください。回答
メリットは、かつて、C社が参加した際、後日ではありましたが、中堅ホームセンターのX社という新規取引先が開拓できたように、新規取引先が開拓できること、また、それによる、受注量や稼働率の安定、品質の向上を図ることができます。デメリットは、X社以外には、業務用の製品の引き合いがなかったように、商談会に参加したからといっても、業務用や家庭用、また、それぞれの個別製品により、必ずしも新規取引先が見つからないということです。ですので、今後は、対面だけでなく、C社がデジタル化を進めるように、オンラインの商談会にも、積極的に参加すべきです。

口述試験は特に気負うことなく、二次筆記試験を突破した受験生ならば、落ち着いて回答できれば、よい結果が得られると思います。
ご参考になれば幸いです。
皆さまの合格をお祈り申し上げます。

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