ストレート生の二次試験戦略

こんにちは、仮眠のKです。まずは一次試験お疲れさまでした。お盆休暇も終わり既に二次試験対策に入っているところかと思います。X(Twitter)も二次対策の情報で溢れるようになってきました。既に情報収集していると思いますが、私が何をやったかをまとめていきたいと思います。あくまでも独学ストレート用で多少粗野なところもありますがご容赦ください。

 

二次試験とは

合格率が約20%、足切りがあり更に相対評価と言われている試験です。一次試験を合格すれば2回受験できることになってますので、受験者集団には①去年から1年以上準備してきた受験生、②一次試験対策に目途がついたので既に二次対策を始めた優等生、③一次試験後から猛ダッシュをせざるを得ないストレート生がいます。残念ながら③は明らかに不利です。ですので、戦略が必要になります。

 

ストレート生の戦略

選択と集中です。勉強する範囲を絞りこんで、いかに効率良く合格ラインを超える点数を積み上げられるようになるかがキーです。リードタイムが少ないのはストレート生の弱みですが、来年も受験できるのはストレート生の強みです。やるべきことをやってフレッシュにドーンとぶつかると意外と良いのかもしれませんよ。

 

テキスト選び(事例1~3)

もう既に買い揃えているかと思いますが「ふぞろい」は買っておくと良いと思います。過去問は過去5年分を2周することをオススメしますので、R5年度試験用とすると、ふぞろい答案分析5、ふぞろい答案分析6、ふぞろいエピソード15、ふぞろいエピソード16まで買い揃えればカバーできるのではないでしょうか。去年は入荷待ちになった時期もあったので早めに集めておきたいですね。

個人的に役立ったと感じているのがTAC「最短合格のための第2次試験過去問題集」です。あまり良い評判を見かけたことがないのですが笑、分析の深さや方法は観点を鍛えるという意味で良い教材でしたよ。最新版である必要はなく、過去4年分をカバーしてればOKなので、メルカリで500-700円で売ってます。

 

テキスト選び(事例4)

私は財務に特に強かったわけでもないので、まずはテスト形式に慣れることと足切り回避を当面の目標にしました。テキストは「事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」だけを繰り返してやります。経営指標の計算は毎日やると良いですし、私は事例4の前の休憩時間に手慣らしとして電卓で計算してました。

 

模試

準備が整っていないストレート生であれば模試は受けなくていいと思います。理由としては①模試までの準備期間が短いため、模試を受けるだけのレベルまで到達できずに無駄になる可能性が高い、②模試の結果が出たところで振り返って修正を加える時間的余裕がないため、です。念のためですが、二次試験の準備期間が長い人は模試を受ける意味があると思います。あくまでもストレート生の戦略として、模試ではなく試験本番にピークをもっていくことだけに照準を合わせれば良いと割り切ります。

 

過去問

一番まとまってるのはAASさんだと思います!当時はブックマークをして過去問ダウンロードでお世話になりました。今年はなんと得点順でのソート機能までついて更に分かりやすいので是非ご活用ください。

過去問の活用方法ですが、過去10年を1周するよりも過去5年を2周した方が断然良いです。そして何より見直しに時間を使ってくださいだなどこ、QCD、サチノヒモケブカイネコ、効果を書く等、色んなテクニックがありますよね。しっかり踏襲できたか、題意にしっかり沿って解答できたか確認して1点でも積み上げる姿勢を大切にします。

 

ファイナルペーパー

私の勉強方法はこれに集約されると思います。合格者のファイナルペーパーからの逆引きです。

2次試験のリサーチをしていると色んな支援団体のブログに遭遇します。その中でファイナルペーパーを公開している方がいますので、ここ数年のモノで3―4人分程度集めてみてください。そのファイナルペーパーを合体させて最大公約数シートを作ると、(語弊を恐れずに言うと)それが2次試験に必要な知識と許容されうる論理展開です。これを自分の分かりやすいように組み直したり、直近年度分を反映して更に磨き上げていくことで自分だけのファイナルペーパーが出来上がります。

 

おまけ

二次試験では一次試験のテキストを見返すことはあまりなかったです。このタイミングでメルカリしちゃうのも手だと思います。また来年のテキストが出てきちゃいますからね。

 

それでは、二次試験の森を楽しんできてください!

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