診断士開業「できるかな?」⑤プロへの道

こんにちは、花柄です。

先月は、独立開業はしたものの、まずは自己研鑽を積むこととし、プロの経営コンサルタント養成塾に入塾したというところまで書きました。

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今日はそのコンサルタント養成塾について書きたいと思います。

 

コンサルタント養成塾

中小企業診断士向けのコンサルタント養成塾というのは、いわゆるプロのコンサルタント養成塾として、”プロコン塾”などと呼ばれているものです。

多くが各地の中小企業診断士協会やその支部によって運営されています。

私の入ったコンサルタント養成塾もその一つで、中小企業支援機関から真に必要とされる「中小企業・小規模事業者支援専門家」を1年間で養成するといったコースです。

6月に開塾し、8月の合宿を含めて11回にわたって開催されます。

カリキュラムは、診断士としての心構えに始まり、営業手法から報告書作成スキルや各種支援スキル、セミナーの技法などといったものが組まれています。講義に加えて6日間の実務実習も含まれており、いわゆる実務補習とは違う実践的なコンサルティングの経験が得られる機会もあります。

また、同期の入塾生仲間や、講師陣やスタッフを務める診断士との関係構築ができるのも大きな魅力の一つです。

私と同期の参加者は33名(これでも事前選考でかなり絞られたらしい)。年齢は30歳代から60歳代と幅広く、また診断士経験も、私のような1年目から、経験10年以上のベテランまでおられます。それぞれ既に独立されている方から、会社員の方までバックグラウンドもさまざまです。

 

カリキュラム

コンサルタント養成塾のカリキュラムに含まれるもの(一部)を挙げます;

*診断士としての心構え

*診断士の営業活動と企業診断の実務

*コンサルタントの基礎知識

*事業調査報告書の作成スキル

*財務分析・決算書の読み方

*インタビューの手法

*事業計画策定支援の全体像

*経営力向上計画策定支援の実務

*創業支援の実務

*事業承継支援の実務

*事業再生支援の実務

*中小企業診断士が行うIT化支援の実務

*模擬講演

いずれも、プロのコンサルタントを目指すからには知識として仕入れておきたいことばかりですね。

 

診断士合格と、経営コンサルタントとしてのスキル

私も昨年の今頃は、診断士2次試験合格を目指す受験生でした。

試験勉強をしている中で、ふと「中小企業診断士試験に合格しても、経営コンサルタントとして独立なんかできるのか?」と不安に思ったこともありました。

中小企業診断士は、1次試験および2次試験で能力が確かめられ資格が与えられますが、実践的な能力は、むしろ試験に合格した後が重要になります。

まさに経営コンサルタントととしての実践的な能力をつける場がコンサルタント養成塾というわけです。

 

これまでの受講を通じて

6月の開塾から、既に2回受講しました。

丸一日の講義だけではなく、事前課題に事後課題、動画による自己学習など、それなりに時間をかけなければ乗り越えられないハードな内容です。

また、受講生の皆さんは、私と同様にプロを目指す人たちばかりですので、講義に対する姿勢は真剣そのものです。

それに対する指導員やスタッフの先生方も熱心で、ノウハウを惜しみなく伝授いただけます。。

開業1年目の修行の一つとして、このコンサルタント養成塾のカリキュラムを乗り越えることで、経営コンサルタントとして一人前になれるよう頑張ります。

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