R04年度事例4(得点 65点)

第1問(配点25点)

(設問1)

(a) (b)
売上高総利益率 59.59 %
当座比率 331.11 %
有形固定資産回転率 6.12 回

(設問2)

明らかに劣っているのは、有形固定資産の効率性である。要因は、①ノウハウの不足で十分な売上を上げられていない一方、②多角化や海外販売網構築に向けた投資が過大なこと

第2問(配点20点)

(設問1)

(a) 2840000
(b) (単位当たり限界利益)
A:7,800-400×4kg-1200×2H=3,800
B:10,000-400×2kg-1200×4H=4,400
(1H当たり限界利益)
A:3,800÷2H=1,900、B=4,400÷4H=1,100
Aを優先して生産すると、3,600H÷2H=1,800の生産が可能、Bは生産しない
利益額:1,800×3,800-4,000,000=2,840,000

(設問2)

(a)
(b) 二次方程式をたて、つるかめ算的に求める。
材料面:4A+2B=6,000
時間面:2A+4B=3,600
(セールスミックス)
B=200個
A=1,400個

第3問(配点35点)

(設問1)

(a) 675000
(b) 1台当たり変動費:6,000+7,500×0.3=8,250
間接費配賦額=7,500×0.7=5,250
1台当たりの買取価格をXとすると、業務委託費0.02X×30台=0.6X
点検整備費:(8,250+5,250)×30台=405,000
0.6X≦405,000
X≦675,000

(設問2)

(a) 428.85
(b) (金額単位:百万円)
減価償却費:7,200×(1-0.1)÷15年=432
1台当たり利益:60-50-点検整備費1.45=8.55
CF:(8.55×50台-432)×(1-0.3)+432=428.85

回収期間:16+(7200-428.85×16)÷428.85=16.7890
=16.79

(c) (金額単位:百万円)
(設問2)より、CF=428.85
5年目以降のCF=150÷6%=2,500
~5年目のCF:428.85×4.2124=1,806.49
在庫投資:50×50-(50×50)×0.7473=△631.75
投資額の戻り:7,200-(432×5)×0.7473=3,766.39
NPV=1,806.49+2,500+5,040-631.75-投資額7,200=1,514.74

(設問3)

(a) 16.79
(b) 1514.74

第4問(配点20点)

リスクは、①事業ノウハウ不足で十分な収益性が確保できない、②海外市場網構築への投資が過大となること。D社は、①既存事業との相乗効果で収益を確保し、②同業他社等との協業を通じて効率的に販売網を構築する。 

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