R04年度事例3(得点 62点)

第1問(配点20点)

販売面の課題は、感染症により低迷する業務用食器・什器に代わる市場の開拓、生産面の課題は、ベテラン技能者が高齢化しているため、若手の要請が必要なこと、である。

第2問(配点20点)

課題は、①設計期間の短縮化。対応策は2DCADから3DCADへの変更により、仕様変更要請による設計変更、仕様変更に対応し混乱防ぐ。②段取り作業の短縮化。対応策は、内段取りの外段取り化、余力管理で作業人員を増やす。

第3問(配点20点)

対応策は、①「プレス加工」だけでなく納品までの全体の生産計画を策定し、進捗管理を行い過剰在庫や欠品の発生を防ぐ、②基準日程によるロットサイズの設定ではなく、受注量を生産ロットサイズとし、在庫の発生を防ぐこと、である。

第4問(配点20点)

デジタル化の内容は、①社内LANを構築、紙ベースの情報の交換と共有を電子化する、②ベテラン技能者の加工技術を共有、若手への承継を進める③2DCADを3DCADにし設計期間短縮。社内活動は、社長を筆頭としたプレジェクトチームを推進すること。

第5問(配点20点)

C社は、感染症で販売が低迷する業務用食器・什器に代わりアウトドア事業の市場成長を取り込める可能性を持つ。今後は、高価格な製品、ステンレス製品プレス加工製品や板金加工製品への展開可能性も期待できる。 

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