R04年度事例3(得点 42点)

第1問(配点20点)

販売面の課題は、営業力を強化し卸売企業2社の間接取引と依存から脱却するため直接取引を図る。製造面の課題は、調理場で使用される製品以外の製造力を向上させること。

第2問(配点20点)

課題は、納品リードタイムを短くし納期を短縮することである。対応策は、①打ち合わせから設計課も参加し仕様変更を削減、②設計担当の役割を明確化し混乱を抑制、③若手を養成し効率化、④CADや加工機の使用法を標準化及び外段取りかし稼働率を向上する。

第3問(配点20点)

対応策は、①全社的な生産計画の立案及び計画立案の短サイクル化、②確定受注量を基にしたロットサイズの適正化、③納品間隔を短サイクル化、④資材の調達見直し、⑤加工機の生産能力増強でネックを解消。以上で在庫量削減方針に適応し発注方法の変化に対応。

第4問(配点20点)

デジタル化の内容は①顧客からの仕様変更情報、②資材や金型情報、③CADや加工機の使用方法。社内活動は①仕様変更をリアルタイム共有し試作を迅速化、②金型をスキャンし製作に活用、③OJT等若手育成に活用し清算業務をスピードアップする。

第5問(配点20点)

可能性は、①PBの受託及び在庫型物流センター活用のノウハウ蓄積による差別化、②設計から納品まで一貫生産体制による高付加価値化。以上により競争優位を獲得し高価格の製品の受託と経営リスクの分散が期待できる 

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