R04年度事例3(得点 61点)

第1問(配点20点)

販売面は①観光需要の減少に伴う新規取引先の獲得によるリスク分散、②営業開拓力。生産面は①発注元の在庫削減方針による小ロット対応、②他社連携のための社内IT化。

第2問(配点20点)

課題は①発注元との仕様変更の削減、時間短縮、②設計課の混乱解消、③段取り作業の削減による生産能力の向上。対応策は①3DCAD導入、設計担当者の仕様確認への同行、②板金加工の専任者をつくり負荷を軽減、③段取り作業の削減、外段取り化を図る。

第3問(配点20点)

短納期の小ロット多種生産を整備する。対応策は①納期を意識した全体工程計画を短サイクルで作成、②進捗・現品・余力等の生産統制を強化、③ベテラン技能者のOJTで若手への技能承継を行い多能工化を進め、工程負荷を軽減。④生産管理体制を強化する。

第4問(配点20点)

優先すべきは受注業務・生産管理のデジタル化である。社内活動は①社内業務のDB化、②各課の連携を強化し情報共有体制を整備、③四半期毎のX社の商品企画、売上予測に基づく生産計画・体制を構築、④確定納品情報の小ロット・短納期に対応する体制整備。

第5問(配点20点)

可能性は①IT化による生産効率の上昇、②ノウハウの蓄積およびC社の強みであるコスト低減や生産性向上を図る提案で取引の深化・受注の拡大、③高価格帯での高付加価値なPB商品の開発、直接販売の拡大。 

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