診断士試験に合格したらなにするの?

皆様、こんにちは!リットです。
前回の投稿はこちらです⇒1次試験で、目指すべき点数は?│中小企業診断士合格アミーゴス (aas-clover.com)

もう6月も終わりが近いですね。試験勉強は捗っていますでしょうか?1次試験では各科目の点数の皮算用ばっかりしていても意味はありませんよ~。(理由は前回の記事を見てくださいね)

ただこの季節、時々ナイーブになりませんか?「こんなに頑張ってるけど、診断士試験に合格したとして自分は何がやりたいんだろう?」と。資格が業務上必要とか、もうやりたいことが決まっていたりで資格取得の理由が明確な方は良いんですが、いわゆる自己啓発に近い動機で試験に臨む方はこんな悩みもあるかもしれません。

なので、今回は私の経験を通じた診断士試験合格後の活動についてをお伝えします

二次試験合格しただけでは、中小企業診断士にはなれません

ご存知の通り、中小企業診断士になる為には、2次試験を合格したらOKというものではありません。実務補習か実務従事で15ポイントをゲットしなければならないですよね。

私は2月に5日間の実務補習を受け、5月に民間組織経由で実務従事を行い10ポイントをゲット、なんとか合計15ポイントを獲得しました。ちょうど今月、経済産業省に新規登録申請書を送付したばかりです。(なので厳密にはまだ私は中小企業診断士ではございません。ただの登録待ちの人です。)

ちなみに同期の方では2月に15日間の実務補習を受け、もうすでに診断士先生として活動している方も結構いらっしゃいます。行動力スゲェ!

尚、この協会が実施する実務補習、正直めっちゃ大変です。5日間という言葉に騙されがちですが個人ワークも含めると実質12日間程度を要します。そして、この12日間は本当にそれしか考えられなくなるくらい、いっぱいいっぱいになります。本業が忙しい時期の方とかはよりつらい状態になると思います。更に同じ班の方はほぼ皆さん優秀な方ですので下手なことはできず焦ります。

でも、だからこそとても貴重な経験ができて、仲間もできて、自分を伸ばすことができる、とても素晴らしい機会ですが。

まあ、この辺の実務補習についてはまた別の機会に書くとして、私が今何をやっているかをお教えしましょう。

合格後の活動

試験を合格して私がいまやっていること。それは・・・

補助金申請支援~(ドラ) ← いや、普通!

知っていると思いますが、補助金申請支援は診断士が取組みやすい仕事の一つです。特に、企業内診断士の方が副業でやるにはもってこいの仕事です。

でも実際、補助金業務とは具体的には何をやるのか?そもそもどうやって仕事を受けるのか?などまったくわかりませんでした。

私のような企業内診断士が補助金業務をやろうとすると、普通は実務補習の先生や協会を通じて知り合った先輩から仕事もらうのがスタンダードなのかな、と思います。ただ、私はあるコンサル企業がたまたま「初心者でもできる!補助金申請の説明会」的なものが開催していたので、興味半分で申し込んでみました。そこで先方が「やりたい方は是非一緒に」的な流れになりました。「じゃあやってみたいです」といい、補助金業務をやってみることとなりました。

そしてまさに今、第10回事業再構築補助金業務に携わっております。

補助金業務とは一言でいうと、どれだけ採択されやすい「事業計画書」を仕上げられるか、ということに尽きると思います。事業計画書ってどんなん?って思われた方は、「事業再構築補助金 事業計画書 事例」で検索すると採択された過去の事業計画書が色々出てきます。見て頂ければわかりますが、かなり診断士の2次試験に近い内容ですよね。なるほど、ここで今まで学んできたことが生きるのか!と感じました。

まあ、補助金業務は中小企業への伴走型支援とはなりにくい単発的な仕事色が強いので、人によってはやりがいを感じにくいかもしれません。でも、この補助金で一つの企業が新たな事業に進出できる手助けをできるというのは、一つのやりがいとも考えられます。

この資格を何かに活かせないかなぁ、と考えていた私にとってはとてもいい経験と勉強になっております。気になる報酬は成果型ですので、採択されなければトホホな感じですが、採択されれば結構飲みに行けちゃう金額です。(グフフ)

ただ、副業でやるにはかなり大変だと感じております。(この辺の感じ方は人によってかなり変わりそうですが)まあ、安くない補助金をお国からいただくんですから、そんな簡単にできるような事業計画書ではダメですよね。しっかりSWOT分析をして強みを活かした提案を!

・・・言うは易く行うは難しなんだなぁ りっと

最後に

合格後、嫌でも人と知り合う機会は出てきます。そして色んなチャンスが来ます。なので「合格しても何の役に立つんだろう」と考えている方は、全然心配無用です。

でも誰かが世話をしてくれるわけでもないので、自分から手を上げなければ何も起こりません。診断士は独占業務がないので自分次第、とよく言われますが、本当にその通りだと感じています。

ということで、活用の仕方次第で多くの可能性を秘めているこの資格、合格しちゃえばなんとでもなるので余計な心配はせず、試験合格に向けて勉強頑張ってください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次