模試を最大限に活用しよう(1次、2次)

皆様、こんにちは。シン・カオス王子です。

GWも終わり、1次試験を控えている方はそろそろラストスパートではないでしょうか。

今回は、「模試の活用」について考えてみたいと思います。

模試を受けてみよう

言わずもがなかもしれませんが、模試は1次試験、2次試験ともに自分の実力を知る絶好の機会です

1次試験は2日間、2次試験も1日みっちりと試験を受けなければならず、精神的にも体力的にも消耗します。

それだけに、模試を受けることで、自分の実力チェックはもちろんのこと、本番に向けた格好のリハーサルの場としてぜひご活用を検討してみてください。

模試で実力チェックを

まず、模試の最大の目的は現時点での「自分の実力を把握する」ことにあると思います。

得点に一喜一憂してしまう気持ちは痛いほどよくわかるのですが、それだけではなく、「難易度が高くないのに解けていない問題」を把握する場として模試をぜひご活用いただきたいと考えています。

模試の後には成績表も返ってきますが、全体の60%が解けているのに「自分は落としている」となると、その分野の復習が急務です。

また、経営法務の「相続」や経営情報システムの「統計解析」など、どこまでなら得点を取るべきで、どこからを「捨て問」にすべきかということを把握するためにも、模試の問題を有効活用できるかもしれません。

「捨て問」は捨てられてる?

模試で注目したいもう一つのポイントは、1次試験でも2次試験でも「時間配分」です。

試験では、解ける問題を確実に取りに行くためのタイムマネジメントがなにより重要になります。

解けるかどうかわからない問題に時間をかけすぎていないか、本来、後回しにすべき問題を先に解き始めて時間をロスしていないか、模試の機会に確かめてみてください。

私の場合、1次試験では、運営管理の「PERT」や「相乗積」等の時間がかかる問題、2次試験では事例Ⅳの歯が立たない問題を後回しにすると決めていたのにもかかわらず、模試や本番ではついつい先に手を出してしまいました。(特に2次試験の事例Ⅳでは、そのせいで大やけどを負ってしまいました。)

こうした試験前の「自分の決め事」を焦らずに実践できるかも模試で試してみてほしいことの1つです。

本番試験のリハーサルのために、あらゆることを試してみよう

試験の内容以外にも、模試は試験本番に備えたあらゆることを試す場でもあります。

具体的には…

〇長机で隣の人がおり、その人が消しゴムを使った時の揺れの程度

〇机の上に置く文房具類(消しゴム、予備のシャーペン、蛍光ペン)の最適な配置

〇適切なランチ(炭水化物が多くなると午後の試験で眠くなる可能性大)

〇休憩時間に小腹がすいたときに腹の足しになるもの

〇休憩時間中にトイレに行くタイミング(男性トイレがすごく混みます)

こうしたことを確かめるためにも、1度は会場模試(自宅ではなく)をお勧めします。

私の場合、実際に試験が行われる都市に行って、「試験がうまくいって、この店で一人打ち上げをする」といったことまでイメトレしていました。

むすびに

今回は、模試の重要性についてお話しさせていただきました。

1次試験を受験される皆さんは6月下旬または7月上旬に最後の模試があるかと思います。

ご自身の余裕に応じ、複数受けるもよし、1つに絞るもよしなのですが、ぜひ、力試しと本番の予行演習の意味でも

有効にご活用いただいたらと思います。

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