1次試験に向けての勉強方法

こんにちは、仮眠のKです。暖かくなってきて外が気持ち良いですよね。勉強の合間に散歩するには最高の季節です。さて、今回は教材について書いていこうと思います。

 

前提として

前回のブログでも述べた通り私のスタイルは独学です。他の勉強スタイルや教材には詳しくなく優劣をつける意図はありません。あくまでも1人の挑戦者として限られたリソースの範囲内でやってきたことを紹介させていただき、これから挑戦される方へ1つの選択肢を提供できれば幸いです。

 

教材

ずばりTAC出版の「スピードテキスト」と「第1次試験過去問題集」を使いました。近所の本屋さんにはTAC教材しか見当たらなかったことが大きな理由です。勉強開始当初はやる気に満ち溢れていましたので新品で全科目分を揃えました。これだけでもズシッと分量がありますよね。

最近は過年度分のテキストも比較的簡単に手に入りますが、ここでは最新版を買うようにしてください。企業をとりまく経営環境の変化や情報技術の進化についていくためには最新版で勉強することが試験対策としては適しています。特に法令改正があった場合、法務は改正後の情報を正しく覚えることが必須です。出費が気になる方は、少し先にはなりますが後々フリマ等に出すこともできますよ。

 

全体像をつかむ

最初にやったことは試験内容を俯瞰することです。中小企業診断士試験について特に予備知識は持ち合わせてなかったので、大局観を掴むためにテキストを全科目通読しました。色々な考えや理論が出てきます。こんなことまで勉強するのかと良い刺激になった一方で、私は読むことだけに1ヶ月もかけてしまいました。これは反省点です。ここでは理解や暗記は後回しにして、時間をかけ過ぎずに読み流す程度で充分だと考えています。

 

過去問の使い方

全体を眺めた後はいよいよ各科目に進んでいきます。勉強の中心は過去問です。過去問は試験で求められる知識レベルを把握できるので、試験対策上非常に有用だと考えています。というのも、どんなに重要な論点があったとしても①試験で問うには不適当なもの、②試験形式に沿わないものは出題できないため少なくとも試験対策上は勉強する必要がないからです。1次試験で言えば60分・90分間の多肢選択式で、1問あたり2~3分程度で判別できる内容・深度しか問われない、ということです。

 

実際の学習方法

過去問を解く→テキスト等で復習」が基本の流れです。

過去問1周目は知識不足を補うために行います。

間違った問題は自分の知識が足りない箇所ですからその分野+周辺知識を勉強します。周辺知識まで勉強する目的は、まったく同じ問題は出ないが類似問題は出るかもしれないからです。試験問題にしやすい分野、と言えるかもしれません。

過去問2周目は知識の定着度を確認します。ここで重要になるのは1回目の結果と合わせて3周目以降の学習戦略を立てる事です。

① 1周目○ 2周目○ → 元々理解しているため復習は不要

② 1周目× 2周目○ → 1周目の復習の成果が出た

③ 1周目○ 2周目× → 勘で正解していた可能性、曖昧に覚えていた

④ 1周目× 2周目× → 苦手分野の可能性

まずは③をしっかり得点することで合格に近づけると思います。1周目は当たったので太刀打ちできないレベルの問題ではないはず。ここは要復習としましょう。

④は難易度D・Eや苦手分野となっている問題です。時間があればじっくり勉強しますが、試験までの残り日数が少なければ捨てることも視野にいれましょう。高難易度の問題に30分かけるよりも、難易度A~Cの問題を2、3個完璧にする方が得点効率は良いですからね。捨てることに勇気がいるかもしれませんが、試験は選択式なので勘でも20~25%で当たると思えば少し気が楽になりますよね。

 

3周目以降と復習ノート

3周目以降は間違った問題だけ解くようにします。3周連続で間違ったら捨てる候補ですし、○×が安定しない問題は定着に力を入れる箇所です。きっとこの頃には復習内容をまとめたノートが蓄積されていると思います。試験数日前や試験の休憩時間に見る追い込み用ノートとして活用します。いわゆるファイナルペーパーですね。

 

最後に、2次試験の準備は1次試験が終わってからでも遅くありません。

まずは1次試験に全力投球しましょう。それではまた次回。

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