口述試験対策の私的考察

みなさんこんにちは!

1年が経つのがはやすぎて毎年驚いているベンサムです。

 

いよいよ明日、中小企業診断士二次筆記試験の結果発表日ですね。

「できた!」という方も「厳しかった、、」という方も、必ず合格発表は確認しましょう。

 

さて、二次筆記試験をクリアされた場合、次に待ち構えているのは口述試験です。ドキドキですね。

全く準備をしていないという方も安心してください。本番までには充分に対策は行うことができるはずです。

では、試験本番までにどのようなことをすればよいのでしょうか?

ここで、自信の経験や周りの人から聞いた話を基に、私なりの対策方法をまとめたいと思います。

 

1.なにより最優先なのが与件文を頭に叩き込むこと

他を差し置いて、必ず取り組むべきなのが、二次筆記試験で出題された与件文をインプットすることです。

口述試験というのは、基本的に二次筆記試験の事例企業について問われます。

ただし試験現場では事例企業の情報については一切教えてくれることはありません。

なので、解答を考える材料のソースは全て自分の頭ということになります。

事例企業について何も頭に入ってない状態だと、いくら合格率が高い試験(ほぼ儀式みたいなもの)でも不合格となることでしょう。

本番までに何度も何度も(3億回くらい)与件文を読み返して、世界で一番事例企業のことを知っている位の状態になっておきましょう。

皆さんは各事例をたった80分で攻略してきたのですから、筆記試験発表時点から約10日間あれば、与件文のインプットくらい必ずできるはずです。

頑張って与件文を頭に叩き込みましょう。

 

2.想定問答集的なやつは流し読み程度で大丈夫

口述試験対策としてよく話題にでてくるのが、各予備校から出される想定問答集についてだと思います。

「想定問答集もちゃんと読み込んでおいたほうがいいのかなぁ?」なんて話もよくあるかもしれません。

私の見解としては、想定問答集的なやつは読み流し程度でオーケーです。

 

一つ目の理由は、どの学校も想定問答集をつくるのに気合が入りすぎているということです。

実際に見たらわかると思いますが、各学校が出される想定問答集はボリュームが結構多いです。

一通りだけ読むのであれば良いですが、正直ここまできっちりと頭にインプットするのはオーバーワークだと思われます。

その時間を与件文の読み込みに使う方が有意義だと考えられます。

 

二つ目の理由は、口述試験レベルの問題であれば、皆さんで答えを作る能力くらいは必ずついているはずということです。

想定問答集だからといって、何か特殊なことが書かれていることはまずありません。どの学校も基本に忠実なことをかかれています。

二次筆記試験に必死で取り組まれてきた皆さまであれば、必ず試験本番でも答えられるような内容だと思います。

ですので、「想定問答を覚えるよりも、解答は自分でつくりだしてやる!」くらいの意気込みでいたほうが良いかと思います。

 

ただ、想定問答集を読むこと自体はある程度よい効果がある思われます。

参考程度に読み流す程度でよいですが、「どのような話の展開のさせ方をしているのか」を意識して学ぶようにしましょう。


以上、結局は与件文を読めということになるのですが、皆さんなら必ず受かることができるでしょう。(全員合格です)

今までの試験とは違って、本番の試験会場にいる人すべて(他受験生、試験事務局、試験官 etc…)仲間みたいなもんです。

リラックスするのは難しいかもしれませんが、緊張してもそれ自体を楽しむくらいで挑んでいきましょう!

 

それでは、皆さんと同じ世界でお会いできるように。

ベンサム

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