口述試験情報

合格年度を選択してください:

口述試験【生情報】その①(30年度)

①当日の質問内容

◆事例1:
1-1.A社社長が後継者を選ぶ場合、診断士としてどのような助言を行うか?
1-2.(追加質問的に)身内を後継者に選ぶ場合、どのような問題があるか?
2-1.A社は社員全員で海外旅行を行っているが、これは経営上どのような効果があるか?
2-2.(追加質問的に)従業員のコミュニケーションが向上すると、どういう効果があるか?

◆事例3:
3.海外に移転していた企業が国内に戻る傾向があるが、どういう理由によるか?4.C社が技術力を向上させるための方法は?

・大きくは事例1から2題、事例3から2題でしたが、回答時間が短かったからか、事例1では補足的な質問がありました。
・正直想定外の問題ばかりで、「午後からは変化球が多い」という都市伝説は本当だと思いました。
・試験後別の受験生2人と話しましたが、いずれも事例4は問われなかったとのこと。今年の事例4は質問しにくかったのかもしれません。

②試験当日の感想や気づき

・会場はJR吹田駅から徒歩5分にある大和大学。大変きれいな会場でした。
・待合室は大講義室で300人くらい収容できる大きな教室に、班別(全部で10班)に待機しました。
・受験生の95%は男性で、99%はスーツ着用でした。普段着着用は1名いらっしゃいましたが、確かに目立ちますので、相当の覚悟は必要でしょう。
・受付後は電子機器は電源を切るよう指示されます。資料をスマホやタブレットで見ることはできないので、注意が必要です。紙の資料は直前まで見ることができました。
・面接直前に、次の受験生が同じ部屋の出口付近に集められます。その後、各班の担当の先生が迎えに来られ、試験部屋へ案内されます。そのまま即入室です。
・部屋は窓がなく狭い部屋で取調室のような雰囲気。入った瞬間にドッっとしました。
・自分の席の前には机があり、面接官との距離は3mくらいでした。雰囲気に飲まれないようにすることが大事です。
・面接官は2名で、1名はベテラン(無茶苦茶怖い感じ)、1名は少し若い方(ちょっとチャラい感じ)でした。
・非常に形式的に事前説明が行われました。氏名と生年月日(和暦と指定されました)を答えます。
・試験中は「リラックスさせてやろう」という感じはありませんでした。またアドバイス的なコメントもありませんでした。

③口述試験用の対策(アドバイス)

・言い尽くされていますが、当日会場に到着することが大事と思います。JRは事故等で遅れることがあるので、それを想定して行動しました。また別ルートも考えておきました。
・多分、何を回答しても大丈夫な試験だと思います。が、何かを喋れるようにするために、与件文を見なくても各社の説明ができるよう、自分の言葉で各社を説明できるよう、与件文をひたすら暗記しました。黙読ではなく、部屋の中を歩き回りながら音読するのが良かったと思います。
・模擬面接はAASのみ1回でしたが、内容は充実していますので、それで十分だと思います。
・試験が終わってみてですが、与件文を良く読んで、いろんなことに疑問をもっておくことが大事だと感じています。それに対する回答を用意しておくことが試験対策になると思いますし、表面的な課題に応えるだけではない、中小企業に寄り添う診断士としての姿勢だと思いました。

口述試験【生情報】その②(30年度)

①当日の質問内容

事例1
・A社が大学や研究機関と連携するメリットは?
・A社長が創業社長であることのデメリットは?
事例2
・B社の設備面での強み、弱みは?
・ビジネス客が減少傾向の中、B社がとるべき施策は?
追加質問
・なぜインバウンド客が和の風情を求めると言えるのか?その根拠は?

全ての質問に、「 事例 1から質問します。エレクトロニクス・メーカーのA社は〜」という冒頭の説明がなされ、問いかけも丁寧な言い回しでした。

②試験当日の感想や気づき

私は一番最初の受験生だったためか、面接官の方も様子を探りながらという雰囲気でした。面接官2名の方は終始にこやかで丁寧に質問してくださり、うなづきもあったため話しやすかったです。
4問が終了した時点で7分しか経過しておらず、追加質問が来るだろうと思っていたらそこで終了でした。質問内容は、事例の内容がほぼ頭にあれば答えられる範囲だと思います。また、答えた内容を評価するというよりは、問いに対して口頭で応える能力の有無をみているような感じがしました。

③口述試験用の対策(アドバイス)

寒い時期に実施されるので、まずは体調管理を万全になさってください。対策は、①事例を読み込んで、頭の中にいれておくこと、② AASの口述試験対策でロールプレイングを体験しておくこと、で十分かと思います。当日は、AAS生らしく、自信をもって言い切りましょう。頑張ってください。

口述試験【生情報】その③(30年度)

①当日の質問内容

事例2
・老舗旅館であるB社の、施設の面での強みと弱みを教えて下さい。
・B社は今後、日本人の若手の顧客を誘引しようとしています。そのためにB社が取るべき施策はどのようなものがあるでしょうか。

事例1
・A社は研究開発型企業ですが、研究開発型企業が、大学や研究機関と連携することによる、企業側のメリットを教えて下さい。
・A社はオーナー企業ですが、オーナー企業であることの課題を教えて下さい。

②試験当日の感想や気づき

受付は大教室。20分前に同じ開始時間の人が後ろに集められる。
5分前に一人一人担当官が呼びに来る。狭い部屋で入ると入り口すぐが着席でした。
自分にもテーブルはありました。面接官は男性2名、50代後半と60代後半。
穏やかなジェントルマンでした。質問を含めて2分間、と言われました。
頷きながら聞いてくれました。追加質問なし。

③口述試験用の対策(アドバイス)

想定した質問とは異なる出題であっても、ゆっくり噛み砕きながら質問を聞くことで、難なく答えられると思います。
早合点で的外れな回答をすると突っ込まれて焦るので、ゆっくり聞き取りましょう。

口述試験【生情報】その④(30年度)

①当日の質問内容

事例2より
・B社が日本人若年層を取り込みたいと考えた場合、どのようにすることを助言しますか?
・B社が夕食の提供をするとした場合、する前提でどのように助言しますか?
事例4より
・D社はF社を吸収合併しましたが、CFが想定より少なかったです。その理由は何だと考えられますか?
・D社は新たに営業拠点の開設を考えています。その際に考慮すべき財務面での指標は何ですか?

②試験当日の感想や気づき

面接官の方がお二人とも優しい感じで、お二人ともウンウンと頷きながら話を聞いていただけたので、想定していない質問(事例2の若年日本人の取り込みについて)にも緊張がほぐれ、落ち着いて対応できました。
大阪会場は部屋が小さく、面接官とこちら側、どちらにも机があり、リラックスして答えやすい雰囲気でした。

③口述試験用の対策(アドバイス)

与件文にじっくり向き合い、自分のものにしてしまうことが大切だと思いました。自分は他人に(診断士受験生ではない人に)与件文を見せながら事例企業について説明する、ということを何回か繰り返し、事例企業に流れるストーリーを染みつかせました。十分に染み付いてから想定問答集にとりかかると、より効果があると思います。想定問答集を参考に様々な角度で自分で質問を考えて、その答えを考えてみる、というトレーニングも現場対応力がついて良いと思います。

口述試験【生情報】その⑤(30年度)

①当日の質問内容

事例Ⅱ
・B社がビジネス客以外の顧客のリピート率を高める方策は?
・B社が日本の若年層顧客を獲得するための手法は?

事例Ⅲ
・C社の売上高の約50%をX社の売上が占めることで、C社が抱えるリスクを挙げてください。
・日本企業は1990年代の後半に生産工場を海外に移しましたが、その理由は?

②試験当日の感想や気づき

・会場の正門に立てられた「口述試験会場」の看板を見たとき、ようやくここまで来たと、とても感慨深かったです。
ですが、集合場所の厳粛な雰囲気で気持ちは一変し、口述が終わるまでずっと緊張が続きました。
・口述では、一部の質問で助け舟を出してもらいましたが、質問としては平易な方だったのではと思います。(ラッキーでした。)

③口述試験用の対策(アドバイス)

・二次試験はハードな試験ですが、合格した時の喜びはひとしおです。
合格するためには何が足りないのか、課題は何かということにしっかりと向き合い、合格を勝ち取ってください。
・口述試験ではどのような質問が来ても、即座に答えなければならないため、気を緩めずに、しっかりと事前対策すべきと思います。

口述試験【生情報】その⑥(30年度)

①当日の質問内容

[事例1]
・ A社が研究機関や民間企業・大学等と連携する場合の、事業展開上のメリット
・ 創業者オーナーが経営を行う際のデメリット
[事例2]
・ B社の設備面での強みと弱み
・ 既存顧客以外の顧客を増やしていくための方策
・ (忘れました)のリピーターを増やすための方策

②試験当日の感想や気づき

受験番号が小さい数字だったので、全受験者の中で最初に口述試験を受けることになりました。控え室では電子機器が使えないものの、紙の資料であれば直前まで読むことが出来ます。私のいた時間帯は顔見知りが多く、和やかな雰囲気でした。
控え室から面接室へ向かう際、階段ですこし息が上がって気持ちが焦りました。日頃の運動不足を後悔しました。

面接室は6畳ほど(?)の小部屋で取調室のような圧迫感があり、かなり動揺しました。自分側にも長机が置かれていたため、手元を隠せたのはありがたかったです。
面接官は、一人が優しい役、もう一人が厳しい役を演じている様子でした。方向性を外した回答だと反応がなく、期待通りの回答だと頷いてくれます。ただ、私が緊張しすぎているのを見かねてか、最終的にお二人とも頷きながら優しく接してくださるようになりました。
期待されている回答ができなかった際は、同じ問題を復唱されました。質問をよく聞くよう助け舟を出してくれていたのだと思います。
よく言われることですが、口述試験は落とす試験ではなく、診断士として適切にコミュニケーションを取れるか確認する場なのだと感じました。

③口述試験用の対策(アドバイス)

私が行った対策は次のとおりです。

<筆記試験の合格発表前>
・再現答案の作成
・受験校の模範解答の収集
・受験校のセミナーに参加し、2社から想定問答集を入手する

<合格発表後>
・与件文を段落ごとに録音し、スキマ時間や眠る前に聞いて覚える
・受験校の模範解答を比較し、事例の大きな流れを掴む
・各事例を戦略フレームワークで整理する
・想定問答集の音読
・模擬面接を受ける ※私は4か所で受けました。同期合格者の知り合いが増え、当日リラックスしやすくなる効果もあります。
・体調維持のため、毎日の手洗いうがいの強化
・当日の起床時間に合わせて、早寝早起き

私は筆記試験の合格発表があるまで不合格だと思っており、一応の資料収集をしていただけでした。そのため、合格発表後の1週間で慌てて対策を進めることとなりました。口述対策を通じて与件文の暗記や事例テーマの理解、知識の再確認ができ、以前よりも理路整然と話せるようになりました。

本番では、想定問答集と全然違うことを問われるかもしれません。私は1問目からA社の仮定の話をされ、意表を突かれました。トップバッターだったのでオーソドックスな質問が来るだろう、と知らず知らず思いこんでしまっていたようです。筆記試験と同じく、何かを思い込むと痛い目を見ます。

口述試験では、中小企業診断士として普通に対応すれば良いと思います。

企業の情報をよく頭に入れたうえで、
問われたことをよく聞き、面接官とコミュニケーションをとりながら、
自信を持って自分の言葉で、各企業にあわせた分析や助言を
誠実でにこやかに話せば大丈夫だと思いました。

口述試験【生情報】その⑦(30年度)

①当日の質問内容

<事例Ⅱ>
・立地の観点でB社の強みと弱み
・B社は日本人の芸術に興味のあるシニア層を顧客として取り込みたいと考えている。そのための施策

<事例Ⅰ>
・後継者を育てるためのアドバイス
(追加質問:役員が技術者という観点で何かないか)
・社員旅行がA社の経営にもたらす効果
・あなたがA社長に伝えたい一番のこと

②試験当日の感想や気づき

過度な緊張はありませんでした。直前の1週間で模擬面接を2回受けた効果であると感じました。事例Ⅱの2つ目の質問で言葉が出なくなりましたが、「少し考えるお時間をいただけますでしょうか」のコミュニケーションで特に問題なかったと思います。想定外の質問を聞かれるケースが多いと思いますので、想定問答を暗記して望むスタンスよりも、与件を頭に叩き込んで当日その場で回答するスタンスの方が、結果的にうまく話せるように感じました。

③口述試験用の対策(アドバイス)

・ふぞろいセミナー参加(概要確認・模擬面接)
・戦略フローシート作成(SWOTとビジネスモデルの理解を重視)
・与件の読み込み
・想定問答集の確認
・AAS模擬面接

口述試験【生情報】その⑧(30年度)

①当日の質問内容

<事例4>
1)D社は総資本回転率は同業他社と同程度ですが、総資本営業利益率が同業他社より低くなっている理由をお答えください。
2)D社は、配送サービスを物流業者に委託していますが、委託先の原価とD社で共通する原価が変化した場合、D社にどのような影響がありますか?
<事例3>
3)C社の元々の顧客企業以外にも、国内生産に回帰している企業があります。その理由は?
4)C社は技術力と設計力を今後も向上していく必要があります。その方策として、どのようなことがありますか?
5)C社は高齢の人材しかおらず、若手は獲得できていません。それでも仕事は増えています。そんな状況の社長に、どのようなアドバイスをしますか?

②試験当日の感想や気づき

苦手意識があり、本試験でも出来の悪かった事例4の質問から始まりました。
苦手な事例4で専門用語を述べてもドツボにはまるだけだから、与件の状況説明に徹しようと準備していたので、何とか黙せず、答えることができました。
5番目の質問は、4番目の質問の回答が適切でなかった(若手への技能承継)ため、正しい方向(工業団地組合での連携)へ導くための助け舟だと察して回答しました。
模擬面接のおかげで、緊張しつつも冷静に対応することができたと思います。

③口述試験用の対策(アドバイス)

<合格発表の翌日より>
・模擬面接:(前週の土曜)ふぞろい→(前日午前)AAS→(前日午後)TAC
・戦略フローシート作成(企業概要、事例テーマ、SWOT、全体戦略、機能別戦略)
・与件録音→リスニング
・想定問答集の確認
>