R02_K.Rさん

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AAS名古屋を選んだ理由

私がAAS名古屋を選んだ理由は主に二つです。

① 解き方や思考プロセスをできる限り形式知化している

二次試験では解き方や思考プロセスを確立することが重要ですが、これは暗黙知のような部分が多いです。
その為、大手の他校では解き方や思考プロセスの確立を各々に委ねているスタンスが多いかと思います。
一方で、AASでは「解き方」や「思考プロセス」をできるだけ具体的に形式知化したものを習い、それを自分にあった形にアレンジし、暗黙知として習得していくというスタイルをとっており、それが魅力でした。
結果として、どんな問題でも対応できる力がついたと思います。

② 合格したその後も力になる

大手の他校ではあまり診断士としての実務を行っていない先生が多い印象ですが、AASでは実際にコンサルタントを行っている先生が多いです。
そのため、「実務においてこういう能力が必要になる」ということや、「診断士とはこういう心構えであるべき」といった、単に試験に通るだけではなくて、合格したその先の力にもなりそうな指導の方針をされていました。そこが魅力的だったというのがもう一つの理由です。

以下、自分が合格するのに重要だったと思われる勉強方法を書いていきます。参考になれば嬉しいです。

勉強法①:戦略体系図を白紙の紙に何も見ずに書けるようにする

白紙の紙に、何も見ずに戦略体系図とそこに落とし込んだ1次知識を書けるように繰り返し練習しました。
この練習のお陰で、与件を読んだ際にすぐさま「このレイヤーの話を言っているか」と分かるようになりました。
また俯瞰して事例を読む力にもつながりました。合格するのに不可欠である「事例全体がそもそも何の話なのか?」という、全体テーマを把握する能力にも繋がったと思います。

勉強法②:1次知識や切り口をカンペキに頭に入れる

暗記カードのアプリで1次知識をカンペキに覚えられるように繰り返し学習していました。
また、1次知識だけでなく
売上→客数×客単価
人事戦略→採用・評価・報酬・能力・モラール
といった、「設問文にあらわれたらすぐに想起するべき切り口」も何度もインプットしました。これにより解答骨子をつくる時間の短縮やモレのない解答をつくる力につながったと思います。

勉強法③:過去問を解いたら、答案だけでなく「解答方法」も採点

過去問を解いた後、普通は各社の出している解答例や「ふぞろいな合格答案」等を確認する方が多いかと思います。
それらで自分の解答がズレていないか確認することはもちろん重要だと思いますが、私は自作したチェックリストを元に自分の「解答方法」を採点する事も行っていました。
そのチェックリストとは、
・各設問文がどのレイヤーか特定をしたか?
・社長の想いを〇色でマークできたか?
・制約条件との整合性は確認したか?
などといった「自分が決めた解き方手順を守れたか?」を確認する項目のほか、
・与件の言葉を引用したか?
・一般論でなく具体的な言葉になっているか?
・問われたことにストレートに答えているか?
といった解答の質を上げるための項目を列挙していったものです。
過去問や模試を解くたびに、このチェックリストに〇△×をつけていきました。

これによってミスを少なくし、点数が安定するようになりました。

反省点:解答骨子の確認は本気で自分を疑うべき

私は事例Ⅱの設問2において、<ハーブYの>という制約条件をマークしつつも、それを外した解答をしてしまいました。試験翌日、それに気が付いた時には大変に落ち込みました。
結果的に、他でカバーできた為か合格することができましたが、制約条件の外しは一発で命取りになりかねません。どれだけ慣れてきても、自分の解答骨子を見直す段階で本気で自分を疑うことが重要だと思います。

 

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