私は、4回目の2次試験で合格しました、1年前にAAS名古屋の門を叩き、試験までの約10月で結果を出せた事を振り返ると、回り道をせずに最短ルートで合格者のレベルに導いて頂いたと確信します。鷺山先生を始め講師やスタッフの皆様に感謝いたします。
AAS名古屋で学ぶ決心
過去3回は2社の通信講座で勉強しましたが、2社とも新作問題を中心とした講座で、多くの問題を解き添削と動画で復習をしました。しかし、勉強時間は増えましたが、実力は向上せず勉強方法を変える必要があると思いました。AASの合格答案分析会で、令和元年合格者と接する機会があり、設問文や与件文の読み方のレベルが私とは格段に違う事が分かり、この合格者のレベルに到達しなければ試験に通る事はできないと思いAAS名古屋で学ぶ意思を固めました。
モチベーションの維持
地方に住み通学は難しいためAAS見守り通信講座で学習しましたが、オプション講座を積極的に活用しました。合宿2回（GW、直前）、事例解法レッスン、70点を取る講座、白書講座、これらは実力を付けるのにとても効果的でした。加えて、私の様な独りでの学習者にとっては、自己流を修正できた事、合格を目指す同志を感じモチベーションを切らさず10月を走り続けられた事の効果も大きかったと振り返ります。
捨てた事、新たに取り組んだ事
AAS名古屋以外の情報は全てシャットアウトしました。以前の受験校の全ての資料や受験バイブルと言われる参考書も全て断捨離し、有名ブログなども一切絶ちました。昨年以前は試験に対する氾濫する情報を読み漁り、貴重な時間を無駄にしていました。
新たに取り組んだ事は、AAS名古屋で薦められる白書の学習と戦略体系図の活用です。2019年2020年版の読み込みと要約を行い、本試験前には全企業の情報を押さえていました。地域経済の活性化、付加価値を上げるための投資、友好的買収などの成功事例は、本試験の初見の事例企業でテーマをイメージする事に役立ちました。また、常にMY戦略体系図を手元に置き設問を関連づける練習により設問の繋がりを意識した思考ができるようになりました。
守破離
鷺山先生は守破離と良く言われます。AAS名古屋の事例問題の解き方（お作法）を見守り通信講座で学び、さらに事例解法レッスンで先生から直接叩き込んで頂きました。その後は、過去5年分の本試験事例Ⅰ、Ⅱの設問分解、与件分解、解答骨子作成を毎日繰り返す事を9月まで愚直に続けました。これが“守”の工程です。しかし、模試など初見の問題ではどうしても時間が足りなくなりました。本試験までの残りの1ヶ月で45分内に解答骨子まで行えるように“破”“離”、つまり、体に叩き込んだ型を守りつつ、MY解答手順を改善し続け本番に臨みました。
本番、そして合格
本番ではⅠからⅣ、どの事例も難しいと感じました。繰り返してきたMY解答手順で答案を書き切りました。再現答案作成で与件の見落としや解釈ミスを見つけ、今年もダメかと再受験を考えていました。合格を知ったときは、「本当に？」と思う一方で「自分も合格者のレベルになれた」という達成感で身が震えました。
AAS名古屋で2021合格を目指す方へ
今年、受験生から診断士へ歩む事となり、意識が明らかに変化しました。難関国家資格を取得できた自信と共に、専門家としてこれから出会う人への責任があるからです。1点の差で涙を飲んだ方もいるでしょう。しかし、240点を超えると超えないは大きな差と思います。是非この合格ラインを越えてください。私のこの一年を振り返ると、合格者のレベルを意識し自分を変え続けて来たと言えます。AAS名古屋は、常にこの合格と非合格レベルの私との差を示し続けてくれました。自己流では道に迷い更に複数年がかかったでしょう。
合格レベルとの差を意識し自分を近づける努力を試験日まで続ける事、AAS名古屋の教えを信じ自分を客観的に見る事、この2つが合格を目指す方へのアドバイスです。