令和6年度第1回2次公開模試のお申込み受付中です!(開催日:4月28日・29日、お申込み締切:4月21日)詳細・お申込み

R01_T.Mさん

目次

自己紹介

メーカー勤務。社内で工場に異動の際、原価計算や工場の仕組みがわからなかった。そこで、自分のスキル向上のため、中小企業診断士の勉強を開始しました。

受験歴

2次試験を7回受験しました。最初、大手の予備校に通学していたのですが、2年連続で総合C判定が続きました。そこで、何かやり方を変えなければ合格できないと考え、AASの門を叩きました。

今年やったこと

学習を進めるごとに、毎年成績が向上していました。しかし、昨年度だけ、成績が落ちました。そこで何かやることを変えなければいけないと考え、以下①~④を心がけました。

  1. これまでのものを一旦リセットし、初心者の気持ちで取り組む。
  2. 1次試験から受験したので、2次に取り組む時間が少なかったため、勉強範囲を絞り込む。
  3. 勉強のオン/オフのメリハリをつけ、勉強の効率をアップさせる。
  4. 2次試験本番にピークを持っていくように心がける。1次試験終了後から2次試験本番までの最後の2か月の過ごし方が大事だと考え、学習方法や体調管理に注意しました。

勉強方法

(1)事例1~3対策

以下の目標を立て、AASの教えである「読む・書く・考える」の力をつけることを念頭に置き、学習を進めました。

目標:多面的に「与件+知識」の解答を80分の時間内で書く。

目標達成のため、以下①~⑥のPDCAを回しました。

① 設問分解(読む)

AAS提供の設問分解シートを元に、設問分解の練習を行い、題意を確実に捉え、使用知識を想起する練習をしました。AASでは、「知恵の輪」と呼ばれるグループウェアで他の受講生のUPした設問分解シートの結果を確認することができるため、それを参考にし、足りない知識は、自分のノート等に書き込みをして覚えました。

② 与件構造化(読む)

AAS提供の与件構造化シートを元に、与件を大局的に捉える練習をしました。与件構造化は、「知恵の輪」にUPされている結果や、実際の講義においても練習の機会があるため、それらを活用しました。

③ 戦略策定(考える)

AAS提供の戦略フローシートを元に、事例テーマ、環境分析、全体戦略、機能別戦略、をまとめる練習をしました。

④ 解答骨子作成(考える)

論理パターンの選択をして各パターンに合う因果を考えた解答骨子の練習を、講義および自宅学習により取り組みました。

⑤ 事例を解く(書く)

解答骨子を元に、解答プロセスを意識して、過去問80分解きをしました。直前期には、70~75分で解く練習もしました。また、初見事例対策には、AASの新作事例を活用しました。

⑥ 振り返り

新作事例終了直後の講義や講師からの添削、自宅での過去問解きの結果から得られる良かった点、改善点をノートにメモしました。そして、良かった点、改善点を次の事例問題を解く際に反映するようにしました。

(2)事例4対策

以下2点を行いました。

① 計算練習

AAS提供のイケカコ問題集を毎日こなしました。

② 間違えノート

「間違えノート」を作成し、計算ミス等を間違えノートに書き込むことで、間違えるポイントを把握し、次回間違えないようにしました。この間違えシートにより、苦手の事例Ⅳを克服しました。

(3)その他

本番対応として、大手の模試受験やAASの直前合宿に参加しました。模試や直前合宿により、全体の中での自分の立ち位置を知り、模試や合宿でできなかったことをノートにメモし、本番で同じミスをしないように心がけました。
模試や直前合宿では、対応に失敗し、想定した成果が得られませんでしたが、失敗した経験を本試験に活かせたと考えています。

3.試験当日

現場で下記の通り、いろいろありましたが、最後まであきらめずに、なんとか対応しました。

事例Ⅰ:残り10分で第1問と第2問の解答が埋まっていなかった。

事例Ⅱ:協業相手を「美容院」とし、「美容院」で着付けをするとアイデア解答をしてしまった。

事例Ⅲ:過去10年で超難問であり、残り15分で2問分の解答が埋まっていなかった。

事例Ⅳ:残り15分で税率0.3のところを税率0.4で計算してしまったことに気づき、CF、NPV、

回収期間を計算し直し、他の設問の数値計算が空欄となってしまった。

4.最後に

私はかなり時間がかかりましたが、本来診断士試験は短期決戦だと思います。これから受験される方は、複数の合格体験記等を参考にしていただき、効率良く合格していただきたいです。

そして、長い間試験を長く続けてきて、今回2次試験に合格できたのも、家族の支えやAASの講師の方々、一緒に学習してきた勉強仲間のおかげです。大変感謝いたします。

 

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