H27_堀切剛さん

私は2015年のAAS名古屋の見守り通信講座を受講し、このたび合格することができました。なにかご参考になるところもあるかもしれませんので、これまでの取り組みを整理してみます。

1.受験歴

 2012年(平成24年度):一次試験3科目合格(財務/経営理論/運営)
 2013年(平成25年度):一次試験1科目合格(システム)
 2014年(平成26年度):一次試験3科目合格(経済/法務/中小企業経営)
 2014年(平成26年度):二次試験不合格(組織C/マーケB/生産A/財務B
                       /総合B)
 2015年(平成27年度):二次試験合格

 中小企業診断士については以前より興味をもっており、2012年GWに思い立ち受験勉強を開始しました。
 独学で市販のテキストを購入しその熟読と過去問解答の繰り返しを行いました。それで3科目に合格できたので、来年の二次試験受験を視野に入れ受験校に通うことにしました。
 一次試験の対応は前年と同様に行いましたが、合格は一科目にとどまりました。そのまま同じ受験校に通学し、2年間そこで二次試験の勉強を行ってきました。
 3年目となる2014年にようやく一次試験に合格し、二次試験を受験するも不合格でした。
 その受験校での2年間、二次試験の課題の成績はいまひとつ伸びることもなく、ずっと順位も下のほうでした。
 そのときはその受験校のテクニックや回答例を聞いて「なるほど」と思っていただけで、自分のものとなっておらず解答そのものはそんなによくなっていなかったのだと思います。
 一回目の二次試験不合格のあと、このまま同じことをしていても点数は伸びないのではないかと考え、いろいろと調べていてAAS名古屋にたどり着きました。
 ちょうど地方に転勤することになり見守り通信コースを受講することにしました。転勤先では超激務となったことからあまり勉強時間がとれませんでしたが、時間は少なくても戦略フローに沿った解法や要約練習など基礎力アップ中心の学習が有効であったと感じています。実際、受講中は模擬試験でもさんざんな点数で結果に現れることは少なかったですが、最後まであきらめずに取り組み、試験本番では自分でもいつもより「読めた」気がしました。
 これまでの模擬試験などでの結果からすると合格は奇跡的なものでしたが、表面的なテクニックではなく、思考方法といった根幹の技術が身体にしみ込んでいき本番でようやくトレーニングの成果が発揮できたということなのかもしれません。

 

2.AAS見守り通信コースでの学習

 受講前に一度、説明会に参加(といっても当日は私ひとりでしたのでいろいろとご指導いただきました)し、二次試験の問題用紙と再現答案をみてもらいました。そのとき、鷺山先生からその内容と関連の質問への対応から、与件と問題文がよく読めていないことを指摘されました。
 漠然と感じていた自分に足りないところが明確になり、またそのための勉強方法が分かりましたので、見守り通信コースを受講することとしました。
 2015年はとにかく時間がなく前半は基本的に課題のみをこなす日々でした(課題を確実にこなすことは実行しました)。体系図も年の後半に入り、ようやく使えるものが完成しました。
 本番までの3ヶ月間は、課題(与件分解・設問分解)の復習と過去問を繰り返し解くことだけをやりました。体系図に書き出した(そんなに多くない)フレームワークを使って与件と設問を分解・整理する練習を繰り返しました。また、財務の出来が合否を分ける、と鷺山先生から言われてしまいましたので事例4も過去5年分を繰り返し行いました。
 そうやって絞り込んだ学習内容を繰り返し行ってきましたが、それでも本番で完全にできたかというとそうではありませんでした。もしも浅く広くやっていたら本番では学習したことがまったくできなかったのではないかと感じます。

 

3.最後に

 自分は、時間がなかったこともあり本当にほとんどAASの課題を繰り返し復習することとその解法を使って過去問を繰り返し解くことだけを行って合格できました。
 AAS、鷺山先生に出会えて本当によかったです。ありがとうございました。
 また、今後ともよろしくお願いします。

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