まず、私の受験歴をご紹介します。
【受験暦】
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1次試験 |
2次試験 |
専門校 |
平成20年度 |
○ |
× |
大手校 |
平成21年度 |
− |
○ |
AAS |
短期間で診断士試験に合格できたのは、2次試験対策を丁寧にご指導くださったAAS講師陣のおかげだと思っています。私の受験勉強の内容をご紹介することによって、AASの指導の素晴らしさをお伝えできれば幸いです。
【診断士試験を通して感じたこと】
私は、受験を通して、この試験が「事例企業の社長の身になって考え、実行可能な提案を、わかりやすく伝えられるか確認する試験」であることを、強く感じました。本試験の会場で、どれだけ社長の身になって考えられたか、これが合否に大きく影響しているような気がします。
【学習を始める前に】
学習前に、AASの過去の合格者の体験記を読み漁りました。理由は、合格者の学習方法を参考にすることで自分に合った学習法を発見できると考えたからです(私の場合、平成19年度合格の水野先生の解法スタイルを参考にさせていただきました)。
手段さえもわからなかった私にとって、体験記は合格までの道筋を明らかにする有効なツールとなりました。診断士試験の全体像を把握したうえで個々の事例解法を学ぶことは、診断助言のスタイルと同じです。診断士になるための第一歩として、ご自身の合格までの戦略を立ててみるのはいかがでしょうか。
自分に合う体験記がわからなければ、多くの受験生を指導された講師の皆さんに、自分に合った合格体験記を紹介していただくことをお勧めします。
【日々の学習】
@春秋の要約
H20年度の2次試験では、試験問題に全く手も足も出ず、まさに惨敗でした。この要因を考えたとき、真っ先に思いついたのが文章力の欠如でした。40〜200字の指定された文字数で解答する診断士試験に合格するには、質問に的確かつ明快に答える必要があります。支離滅裂な文章を書いては、採点の土俵に上がれるはずもありません。そこで私は、自分の国語力を鍛え直すために、先生の指示通りに日経新聞の春秋の要約を続けました(実施方法については、他の体験記を参考ください)。始めた頃は、たった40字の要約を作るのに何時間も費やした日もありました。
(添削を受け始めて数ヶ月は、思うように要約が書けず、かなりイライラします。でも、ここで諦めないで下さい。偏った視点を矯正するには、時間と努力が必要です。私自身、頭に染み付いた考え方を修正するのは、本当に辛かったです。)
夏過ぎから、ようやく時間内で筆者の想いを捉えた要約を書けるようになったのですが、このときの「気づき」が、「筆者が各段落で最も述べたいことを書き出し、それらをまとめたものが要約になる」ということでした。この方法の良いところは、春秋全体のストーリーを捉えられ、なぜ筆者がこの主張に至ったのかを理解できることです。要約を書けなかった頃の私は、筆者の主張を指摘することはできても、その根底にある「想い」まで理解せず、自分の固定観念に基づいて筆者の主張を判断していたことに、ようやく気づきました。
春秋の要約練習を通して、事例ストーリーに隠された社長の想いを把握する力や、主張を短文でまとめる力がついたと思います。まさに、診断士試験で必要な技術習得の基礎練習になりました。
A設問分解練習
設問のキーワード、解答に必要な切り口を1次試験の知識を使って整理するものです(実施方法については、他の体験記を参考ください)。この練習は、字数制限のある本試験で論理的かつ明快な文章を書く練習として、効果がありました。たぶん、このスタイルを習得できないと、80分間で解答を書ききることは難しいのではないでしょうか。解答時間に追われている方は、是非お試しください。
まずは、先生の指示通り実施し、慣れたところで自分なりにアレンジされることをお勧めします。
B白書事例のまとめ
2008年度、2009年度の白書事例の写しをノートに貼り付け、以下の内容を検討しました。
@:事例企業が取った戦術は?
A:なぜその戦術を取ったのか。(強みを機会に投入した?弱みを解消して機会に投入?)
B:その結果、どのような効果があったのか。
一つ一つ丁寧に検討することによって、事例企業のストーリーを作ることができます。実際、H21年度試験の事例Wの設問4で、為替オプションが問われた設問がありましたが、このストーリーを読み取るのに白書の勉強が役立ちました。
【直前期の学習】
上記@〜Bに加え、次の学習を行いました。
C設問の意義を考える練習
過去問を使い、事例のストーリーと各設問が「どのような関係にあるのか?」、「その設問が何を問いているのか?」を設問ごとに短文でまとめる練習をしました。この練習で、診断士の視点で設問を捉える自信がつきました。
【最後に】
講座説明会で先生がおっしゃっていた「愚直さ」を信じて1年勉強したことに間違いはありませんでした。診断士試験の合格と同時に、国語力をアップできたことも嬉しかったです。ご指導ありがとうございました。
併せて、診断士試験にチャレンジする皆様のご検討を祈念いたしております。 |