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合格体験記>平成21年度 第2次試験合格体験記

「あきらめなければ好機は掴める」 藤原正幸  

 長かった診断士の受験生活もようやく終わり、今は診断士としての第一歩を踏み出すことに胸をときめかせています。
  私にとって診断士受験はライフスタイルの一部になっているといっても過言ではありませんでした。受験歴は古くに遡り、過去には大手受験校を利用していた時もありますが、学習仲間からAASのこと教えてもらい、アシストゼミの門を叩いた事が合格への転機になりました。 
以下に、勝因分析、学習方法等を振り返ります。

 

T.勝因分析
1.二度の転機

@一度目の転機:AASとの出会い〜忘れもしないH19.2.3.アシストゼミへの初参加〜

 それまでは、大手受験校に通学の経験があったのですが、そこでは模試の成績に浮きみが激しく、自分では何が良くて何が悪かったのか明確な判断を持てませんでした。このため具体的な対策が打てずに、模試の成績は上がったり下がったりの繰り返しでした。また、受験校独自のオリジナル問題に慣れていたため、本試験では自信を持って臨んでも出題内容のギャップの大きさから、全く歯が立たない状況が続きました。
 そのような中で、学習仲間からアシストゼミを紹介して頂き、始めて訪れた時は驚異の連続でした。以下に当日の事を振り返ります。

・少人数制であること…当日は石原先生1人に対して、生徒6人でした。
  →大手校では一方向の講義中心だったのですが、アシストゼミでは少人数のため先生の目が行き
   届き、直接指導していただけました。
・過去問を教材にしていること…当日は製菓製パン業の事例でした。
  →それまで過去問は本試験直前期にのみ取り組んでいた程度でしたが、アシストゼミでは、与件の
   段落や文章、キーワード、設問の問い掛け方などに対して細かく押さえながら進めていくやり方で
   あり、多くの気づきを受けました。
・解答に妥当性があり論理的である事…与件を因とし、制約条件を踏まえ、設問に忠実に答えるため、
  一般論や憶測での解答を極力排除できる内容でした。
  →当日は、大手校での学習経験を踏まえた一次知識中心の一般論の解答で答えたため、ことごとく
   指摘され面喰らいました。結果として、このことが大きな転機への第一歩へとつながりました。

 

A二度目の転機:勉強方法の変革〜アウトプット中心型から蓄積中心型学習へ〜

  H19年度にアシストゼミにお世話になって以降の戦歴は以下の通りです。

 

1次
2次
2次試験評価
H19年度
×
×
ABBB 総合B
H20年度
×(経済、財務、法務が×)
H21年度

・H19年度の2次試験は、AASでの勉強を基本に取り組んだものの、まだ十分に自分の中で確立したも
  のになっておらず、あと一歩届きませんでした。
・H20年度は2次の受験資格が無く、アシストゼミへも3月頃を最後に通わなくなりました。このころには
  挫折感が漂い、受験期間を通して最も辛く感じた時期です。

・H21年度は、1次試験に合格することを最大の目標としてスタートしました。
   H21年度の大まかな取り組みは以下の通りです。
    勉強スタート…年明け頃から
    簿記への取組み…財務の苦手意識を克服するために簿記2級を受験し合格しました。
               (年明け〜2月下旬の試験日まで)
    1次への取組み…苦手意識の強い3科目を残していたため、基礎〜過去問まで徹底的に取り組
               みました。
    2次への取組み…1次への取組み比重を高くしていたため、本格的に2次へ取り組みだしたの
               は、1次が終わってからでした。
               ⇒具体的な取り組みは、以下の学習方法に記載します。

2.学習方法(1次試験終了〜2次受験までの期間)

@蓄積型学習への転換
 これまでは、過去問を片っ端から解いていくという感じのアウトプット中心型の学習をしていました。この場合、勉強をやったという量による達成感は残るものの、体系的な知識や事例への取り組み方を確立されたものにする事は出来ませんでした。ファイリングされた解答用紙は殆ど振り返る事がありませんでした。

⇒具体的取り組み
  蓄積用のノートを作り、年度・事例毎にスペースを設け、過去問を解くたびに該当箇所へ気づきや取り組み手順、必要知識などを記入していきました。また、これまでのアシストゼミの音声データを聞く事で新たな気づきがあり、これについても合わせて記入しました。
  最終的に試験の直前期になってから、今まで蓄積してきた内容(ほぼノート1冊分)を事例TUVW毎にノート1ページ程度に整理し、試験当日にも注意点を見返せるようにしました。

 

A事例の解き方の転換
  これまでは、マーカーを使用しSWOT分析を行っていました。今回は、事例演習から大分離れていた事もあり、何をどの色で分けるなどのやり方さえ忘れていました。
  事例の感を早急に取り戻す必要があったため、某受験校の模擬試験を9月初旬に受けましたが、この時にはマーカーを持参したもののうまく使いこなす自信がなかったため鉛筆1本による線種分けで対応しました。
  この時に驚きの気づきがありました。今回は、2次の勉強を再開し始めたばかりだから、「感を取り戻せたら良しとする」位の軽い気持ちで、必要上仕方なく鉛筆一本で取り組んだのですが、そこには以下のようなメリットがありました。

(メリット)
  ・時間の大幅短縮…これまでは回答の書き出しを、大体35〜40分位を目安にしていたのですが、
   当日は大体25分位で書き出す事ができました。
  ・大筋の把握…これまではマーカーを持ち換えたり、色分けに余分な労力を使っていたため、ミクロ
   な視点では見やすかったのですが、事例全体のストーリーを十分に掴めていませんでした。当日
   はマーカーを持ち換える必要等がなかったため、与件や設問を読む事だけに集中でき、事例全体
   のストーリーがとても解かり易く感じました。
   ⇒結局、これまでの事例への取り組み方は、木を見て森を探すトレーニングばかりを行い、挙句に
    森は見えずに無駄な時間を費やしてきたのだと思います。
  これ以後は、鉛筆一本だけで取り組んだことは言うまでもありません。

 

B本試験時の意識転換
  これまでは、解る問題は先走って自分の知識を取り込んだり、空白は絶対に作らないようにしようという思いから、粘り過ぎて時間切れになったりする事が度々ありました。
  ⇒今回は、冷静に判断できるもう一人の自分(マネージャー)を連れていくという強い思いのもと本試
    験に臨みました。
 その結果、事例Wでは空白を残したものの(添付再現答案の事例Wは、実際には添付の解答を軸にして字数だけはもう少し埋めています)、事例全体を通して大筋を外す事なく無難に終了できたのではないかと思います。
(結果発表までは、全く自信が無かった事は言うに及びません)

 

U.まとめ

 多年度受験生の皆様へ。
 あきらめなければ必ず好機は訪れます。
 好機が訪れたときに掴みに行けるようにしておくことが大切だと思います。もし、失敗が続くようだとこれまでのやり方を大幅に変えてみるというのも、好機を掴みに行くための一つの選択肢だと思います。 多年度受験者であった私の経験から、環境変化や精神的に苦しい時も多々あると思いますが、勉強できるチャンスを最大限に活かして、是非とも合格の栄冠を勝ち取っていただきたいと思います。そして、そこには眠れなくなる程の喜びが待っていると思います。

 最後になりましたが、これまで厳しくご指導を頂きました石原先生を始め、事務局の西川様、アシストゼミでお世話になった方々、勉強会を通じてお世話になった方々、そして長い受験期間を通して自分の我が儘を温かく見守ってくれた家族へ感謝の言葉を贈りたいと思います。
 本当に有難うございました深く感謝いたします。そして、今後とも厳しいご指導の程よろしくお願いいたします。

平成21年度 第2次試験

 
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