中小企業診断士
中小企業診断士
2次通学<大阪・東京>
2次通学<名古屋・浜松>
2次通信<Web本科>
2次通信<プラスAAS>
HPクラス(平成21年度)
AAS合格体験記
2次試験情報
口述試験情報
1次試験情報
中小企業診断士かわら版
(社)中小企業診断協会情報

AASのPDFは暗号化し5.0以降互換で作成しています。
AcrobatReaderのバージョン5.0以上が必要です。
AcrobatReaderのダウンロード・操作方法等のご質問はAdobeホームページにて確認ください。

AASのおすすめ参考図書
 

合格体験記>平成20年度 第2次試験合格体験記

「合格と不合格の分かれ目」 吉田 明  

はじめに

私は、中小企業診断士の2次試験合格までに6年を要しました。これは私自身が、ものごとをまとめ他人にわかりやすく書くことが苦手なのに加え、2次試験に対する間違った考え方や過去問に対する苦手意識があったためだと思います。これらの弱点を克服し合格出来たのは、AASの石原先生や講師の皆様方からのご指導や「救いの言葉」を頂いたおかげであると思っています。

 

受験歴

  1次試験 2次試験
  
平成15年度 ×
 大手受験校1次・2次対策
平成16年度 ×
 大手受験校2次対策
平成17年度 ×
 AASへ通学2次対策
平成18年度 ×
 AASへ通学2次対策
平成19年度 ×
 AASへ通学2次対策
平成20年度
 大手受験校2次対策

上記のように、1次試験は6年連続して合格しており、1次試験合格ノウハウについてのアドバイスは出来ても、2次試験には5回失敗しているので2次試験の学習方法について自信を持って言えることは特にありません。そのような私でも、AASに通学して受験勉強に対する御指導やアドバイスを頂いたことで、私自身の意識が少しずつ変化してなんとか合格出来ましたので、これから受験される皆様のお役に立てればと考え、2次試験に対して感じたことを述べたいと思います。

  • 平成15年は、初受験のため1次試験の準備が中心となり、2次試験の準備は十分でないまま受験しました。受験中は、解答欄の記入間違いでパニックになったことや、空欄を多く作ったことで、2次試験の難しさをいやというほど知らされました。おまけに、このときに空欄を作ったことがトラウマとなり、空欄を作らないことが受験の目標になってしまいました。
     
  • 平成16年は、ある程度準備したので事例W以外は空欄を作りませんでしたが、ただ夢中で解答欄を埋めただけでした。受験後は、問題で問われていることを正しく捉えることが出来ないことに加え正解への方向性がわからず、今後どのように学習を進めていけば合格できるのかを考えると途方に暮れ、ただ合格までの距離の長さを感じるだけでした。
     
  • 平成17年は、石原先生や講師の先生方から直接指導を受けられ、又、合格のためのノウハウも得られると思い、AASに通学することにしました。AASではフレームワークによる考え方や、書き方について学びましたが、解答に活かせるまでにはなれませんでした。さらに、講師の先生方から直接話を聞いて、合格するためには何をすればよいのかを学ぶつもりでしたが、講師の先生方のレベルが高すぎて、自分との距離の遠さを感じました。それに加え、2次試験問題そのものに対する苦手意識(受験校の模範解答や合格者の再現答案と、自分で考えた解答との開きが大きすぎ自分には出来ないと思っていた)を解消することが出来ないままに受験に臨みました。 
     
    受験中は、何を答えればよいのかよくわからない問題が多く、又、空欄を作ってはいけないという焦りから、問題を考える時間を普段より短くして見切り発車的に解答作成に取りかかったため、解答の方向性が違ってしまいました。
     
  • 平成18年は、私にとって転機になった年です。AASで過去問の設問分解を強制的に行うことになったため、怠け者の私も苦手な過去問に正面から取り組まなければならなくなりました。その上、石原先生から直接のご指導を受けたため過去問もある程度わかるようになりました。さらに、石原先生から「他の受験生より少しだけ良い点数を取ることを目標にしてください。」というお話を聞いて、今まで模範解答や合格者の再現答案に近づくことを目標にしていたことは、合格のための手段の一つにすぎず、他の受験生との競争で合格の範囲内に入ればよいだけだと気付きました。そこで、合格への目標ラインを4事例全てで平均点以下を取らないことと、事例Wで得点を稼ぐことに、大幅に引き下げたため、2次試験に対する苦手意識もやや薄らぎました。   
     
    又、受験当日に「あたりまえのことをわかりやすく書いてください。」という合格者の応援メッセージを読み、難しい問題はあたりまえのことを書こうと思うことで気持ちが楽になり、空欄を作ってはいけないというトラウマからも解放されました。このため、受験時には普段通りに35分間じっくり考える時間を持つことが出来るようになり、ある程度出来たという感触を持てました。結果は、後半の失速があり不合格でしたが、AABAの成績から、今までAASで学んできたことは間違ってなく、又、自分は2次試験との相性が良いかもという自信もわきました。
     
  • 平成19年は、今年頑張れば合格出来るのではないかと期待を持って受験勉強をスタートさせましたが、直後にある疾患が発見されたため、体調に不安を抱えたまま受験勉強を行いました。そのため、事例演習では与件文の内容が頭に入らなくなり、模擬試験では事例Wになると考えることを頭が拒否してしまうという、スランプ状態に陥りました。さらに、1次試験や模擬試験の後は、経験したことの無い強い疲労感を覚えました。加えて、受験に対する気力まで失われそうになったので、受験直前期は、受験勉強を控えて体力と気力を回復させることに努めました。 
     
    その結果、ある程度回復した状態で受験出来ましたが、集中力が不足していたためか、事例Tと事例Vで解答欄を間違えて記入してしまうという致命的なミスを犯しました。受験後の感触では散々な成績だと思いましたが、結果はBAABの成績でしたので、改めて自分と2次試験との相性は良いので、早めにスランプから抜け出していれば合格の可能性もあったのではないかと考えるようになりました。

 

合格の年 平成20年

○ 受験勉強を再会する前に考えたこと。

前2年間の2次試験の成績から、自分の学習の基本的な方向性は間違っていないと確信しました。このため、新しいことに取り組むことはせず自分の弱点を克服することに専念し、少しだけ合格の壁を越えることが一番良い方法ではないかと考えました。そのため、マイペースで受験勉強に取り組むためにあえてAASへの通学をやめ、事例演習の多い大手校で事例演習の時間を通して解答手順等のタイムマネージメントを行いながら、学習の成果を確認する方法を選択しました。そして、弱点を克服するための課題として以下の2点を設定しました。

  • 考える時間を長くするため、与件文の見落としを少なくするために、与件文の把握速度を高めること。
  • 因果関係が明確なわかりやすい答案を作成するために、書く力を高めること。

与件文の把握速度を高めるために、手持ちの演習事例を全てコピーして、時間を決めて与件文を読むトレーニングを行いました。最初は、5分間で与件文の大体の内容を理解できるように。次は、10分間で事例企業の方向性までを考えられるように。受験前は、30分間で解答骨子を組み立てられるようにしました。

書く力を高めるために、事例演習の時間は、因果関係を使ったわかりやすい答案を作成することを常に意識し、又、余裕を持って書けるようなタイムマネージメントを行いました。その結果、ある程度整った答案が書けるようになりましたが、受験時は少しでも自分の考えを伝えたいという思いを優先させました。

○ 受験前に考えたこと。

今年は、体調もよく、模試の成績も例年より良かったので合格出来るかもしれないという思いが強くなりましたが、実力以外に合否を分ける何かがあり合格出来ないのではという不安も感じていました。というのは、1次試験は6年連続の合格ですが実際の成績に余裕はなく、あと1問足りなければ足切りだということが2回あったのに加え、今年は総合点で2点不足して不合格を覚悟していたところ、複数正解で合格になったという状況がありました。このため、合格と不合格の間には何かの壁があり、私は1次試験では運が強く常に合格側に位置しているが、逆に、2次試験では不合格側に位置していて、この壁に近づくことは出来ても越えることが出来ないのではないかと考えていたからです。

そんなとき、受験仲間と昨年の2次試験を受験して感じたことについて話したなかで、「2次試験は普段通りに力を発揮できる人が合格できます。」という話がありました。それを聞いて、いろいろ考えるより受験中に自分の力を出し切ることだけに集中すれば、この壁を越えられるかもしれないという気持ちになりました。そこで、今まで受験中に自分の力をどのように出していたかを考え直してみました。事例Tでは、試験開始までは極度の緊張に襲われてそれに耐える精神力と体力を必要としますが、問題に取りかかった後は集中力が高く頭はフル回転している感覚があります。事例Uでは、丁度良い緊張感のなかで比較的普段通りの対応ができていると思います。しかし、事例Vでは、昼食後になりやや気の緩みがでてくるためか問題に集中が出来なくなります。事例Wになると、疲労感が強まるなかで事例Vまでの出来を考えながら、失敗しても来年受験すればいいやというややあきらめの気持ちと、早くこの試験から解放されたい気持ちが強くなり、普段通りの力を発揮出来ていないという感じがありました。このため、事例Vと事例Wでは、まだ力が出せたはずだという悔いが残っていました。

対応策として、午後からも緊張感を維持するために、昼食をひかえながらバナナで糖分を補給することと、眠気覚ましのドリンクを昼食後に飲むことにしました。又、対応策が一番難しい事例Wでは、普段通りの力を発揮出来ない理由として、2次試験合格への思いが弱いので頭のスタミナが切れてしまうためではないかと考えました。そこで、合格に対する気持ちの持ち方を1次試験と比較してみると、1次試験では不合格のことはほとんど考えないのに比べ、2次試験では合格への自信すら持っていなかったことに気付きました。このため、1次試験と同じ精神状態で試験に臨みたいと考え、不合格のことは頭から取り去って、自分は普通にやれば合格出来るのだと思い込むことにしました。それからは、今年の2次試験が終われば長い受験勉強から解放されるので、早く受験日が来てほしいと考えながら受験前の期間を過ごしました。

○ 受験前の学習内容

重点科目である事例Wは、AASの演習事例を中心に毎日1事例以上解きました。又、その他の事例については、さまざまなパターンに対応出来るようにするため、手持ちの演習事例を30分間で解答骨子まで作成することで数をこなしました。最後の1週間は、過去問だけに絞り本試験のイメージを想起しました。

○ 受験のために準備したものと、受験時の対応

準備したものは、合格者からの応援メッセージとお守りです。応援メッセージは、各事例の試験開始までの時間に何度も読み返して心を落ち着かせることに使いました。又、合格者からお薦めがあったお守りはポケットに入れておきました。当初は、あまり使いたくないと考えていましたが、早速事例Tで出番があり鉛筆を置いて右手で握りしめてみると霊験あらたかでした。というのは、難しい問題を考える作業が中断されたため、他の問題でカバーしようとする考えが無意識に頭に浮かんできて、再度問題に集中することが出来たからです、結局、全事例でお世話になりました。

特に、重点科目の事例Wでは、計算問題の指示内容がはっきりしないため、今年もまたこれで不合格になるのかと一瞬考え、いつものように集中が切れそうになりましたが、普通にやれば他の受験生より悪くなるはずがないと思い直し、お守りを握りしめながら全設問を読み直しました。そこで、設問1と設問4である程度得点が得られそうなのでこれを確実に処理して、残りの時間で計算問題に集中し、得点はプラスαにしようとする頭の切り換えができました。結果、残り45分ほどで計算問題に取りかかった後は、何度も何度も計算を繰り返したこと以外の記憶がなくなるほど集中してしまいました。そして、終了5分前に解答を記入した後は、解答を書き写すこともせず自分の力を100%出し切ったことへの達成感を感じたまま試験が終了しました。

○ 合格発表の日まで

合格発表の日までは、自分の力を100%発揮できたので不合格になることはないと信じるようにしました。そのことで、結果を待つ間も今までと違い楽しい気分で過ごすことが出来ました。

 

終わりに、

このように、最初から2次試験に対して間違った考え方を持ったまま、迷路に迷いこみ途方に暮れていた私を合格にまで導いてくださった、AASの石原先生や講師の先生方、及び、受験仲間の皆様に対して、お礼を申し上げます。

又、これからの受験予定の皆様に、「私が救われた言葉」について引き継ぎたいと思います。
これにより、1点でも2点でもプラスに作用すれば幸いです。そして、それが合格と不合格の分かれ目になると信じています。

「他の受験生より少しだけ良い点数をとることを目標にしてください。」
「あたりまえのことをわかりやすく書いてください。」
「2次試験は普段通りに力を発揮できる人が合格できます。」
「あせったときはお守りに頼りましょう。」

     
 
中小企業診断士情報のメールマガジンAASかわら版
登録は無料です  解除  
サイトマップ
フリーダイヤル0120−053−044
   
Copyright(c) AAS CloverService Co., Ltd. All Rights Reserved.