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合格体験記>平成20年度 第2次試験合格体験記

「合格体験記」 高橋 洋介  

■はじめに

はじめに私の受験歴をご紹介致します。

 

■受験歴

  1次 2次  勉強方法
平成14年度 ×
  大手予備校通信講座
平成15年度 ×
  ほとんど勉強せず
平成16年度 ×
  ほとんど勉強せず
平成17年度 ×
  大手予備校通学
平成18年度 ×
  大手予備校通学
平成19年度 ×
  AAS浜松校通学
平成20年度
  AAS浜松校通学

■H14〜H16 大手予備校通信講座

H14年に初めて診断士の試験を受けました。大手予備校の通信講座をとりあえず受講していましたが、資格試験の経験がほとんどなかった(もちろん国家試験の厳しさなんてこれっぽっちも知りませんでした)私は、診断士試験を〇△検定と同じようなレベルと捉え、「まあとりあえず受験してみるか」という安易な気持ちでおりました。結果はもちろん不合格。当初の3年間はろくに学習せずに受験していました。「仕事も忙しいし、勉強する時間がないからしょうがない」と自分に言い訳をしていました。

 

■H17〜18 大手予備校通学

このころから真剣に診断士になりたいと思うようになり、地元の大手予備校に通学することにしました。2年目にやっと1次試験に合格することができました。1次試験対策に時間を費やしていたため、2次試験対策は1次合格後から本格的に始めました。2次試験対策は通学とはいえDVDによる講義だったので、一人で学習していました。最初の2次試験の結果は不合格。今になって思えば、場当たり的な回答で、論理性に欠けていました。

 

■H19〜H20 AAS浜松校通学

前年にAASの合格判定直前合宿に参加したことをきっかけに、H19年からAAS浜松校に通うようになりました。通学にかかる時間は、片道電車で1時間強でした。ここから、私の環境が少しずつ変わっていきました。今まで1人で勉強していたのが、多数のメンバーと共に学習することになりました。片道1時間の電車もメンバーとのコミュニケーションの貴重な時間になり、通うことが楽しみになっていました。実は電車の中では、勉強とは全く別の話をしていましたが・・・。でもそれも私にとってはかけがえのないものでした。

次に、私が通った2年間のAASでの学習の中で、不合格時と合格時の違いをお伝えしようと思います。

 

■不合格だった1年目は、「一貫性がとれればいいな」
 
合格した2年目は、「一貫性はどうしたら取れるのか。」

「論理一貫性」というこのフレーズは、どの受験対策本を見ても必ずと言っていいほど出てきます。「合格者の解答は、論理一貫性がある」という具合です。論理一貫性と言われても、AAS1年目の私は、正直言って分かっていませんでした。ですから、「80分格闘した上で、各設問に対して答えた答案全体が、結果として一貫性があればOK」というレベルでした。まさに できれば一貫性がとれればいいな、と考えていました。

しかし、2年目は違いました。一貫性は自ら構築するものだと気付きました。AASの学習ツールとして、「簡単ストーリーシート」というものがあるのですが、最初はそのツールの意味、目的を理解していませんでした。当初は、やれと言われたからやっている程度でしたが、何度もやっているうちに、多くの気づきを得ることができました。

 

■不合格だった1年目は、「組織事例は組織戦略からスタート」
 
合格した2年目は、「組織事例は全体戦略からスタート」

私は、組織事例が大の苦手でした。本当に難しく感じていました。苦手意識をもっていた1年目は、「組織事例は、とりあえず活力ある組織を作りましょうってことだ。そして何らかの手段を使って従業員の能力とモラールを向上させていけばOKなんだ」と大雑把な考え方をしていました。もう少し踏み込んで言うと、全体戦略や事例テーマとの整合性は意識していなかったのです。

組織事例の克服を課題にしていた2年目は、組織事例の捉え方として「戦略は組織に従う」から「組織は戦略に従う」に変えました。講義中に先生から何度も何度も言われたからなのですが・・・・。そうすると、まず全体戦略ありき、になります。いわば今後のA社の目指すべき方向性です。その方向性に向かっていくために組織、人事戦略を構築するということになります。これを、学習ツールの「ストーリーシート」で何度も訓練していきました。結果、低調だったアウトプットの点数が徐々に上がっていきました。また、この考え方は、マーケ、生産、財務といった他の事例の捉え方にも変化を及ぼしました。事例企業のあるべき姿をゴールと捉え、そこに辿り着かせるためには、どうしたらいいかと考えました。

人事戦略に関する設問があったら、単純に能力向上とモラール向上を図る提案をすればよいのではない。まず、機会・強みがあって全体戦略(誰に、何を、どのように)ができる。その全体戦略を遂行するため、またその企業の強みを最大限に生かせるような組織構造・組織文化を策定する。そして全体戦略を遂行する目的にそった能力向上、モラール向上につながる人事戦略を策定する。

これはフレームワークを上から下へなぞっただけですが、このとき一貫性とは何か、ぼんやりながら理解できた気がしました。すべての設問はつながっていると感じました。

 

■不合格だった1年目は、「習ったことは理解しよう」
 
合格した2年目は、「習ったことは使おう」

AAS1年目は残念ながら不合格でした。合格答案分析会等で、自分の再現答案と合格者答案を見比べたとき、合格者は基本に忠実、私はその基本から外れた解答になっていると強く感じました。せっかくAASで習ったことが実践できていないと思い、2年目は、基礎となるトレーニングを(メニューはAASで出してくれます)を1年目以上にやりました。それは「理解したからもういいか」ではなく、「理解したからこそ、それを本番で使えるように訓練(反復練習)しよう」と切り替えました。1年目はこれを怠っていました。

 

■おわりに

合格すると今まで背負っていた重い荷物が下りたような気持ちになります。私は、3回目の2次試験で合格することができました。正直今回もダメだろうと思っていました。2回目の不合格時は相当ショックでした。この不合格時のショックを和らげるために、勝手に「どうせ落ちている」と思い込んでいた部分もあります。それだけに合格の喜びは今まで味わったことがないものでした。

私は、長いこと1人で勉強してきたので、「こんなに頑張っているのになぜ結果が出ないのだろう」と感傷的になることもありました。特に多年度受験をされている方は、報われないと嘆きたくなることもあるのではないでしょうか。そんな方は、AASの合宿や本科コースなどに参加して、周りのメンバーと交流するのがおススメです。「自分は、そうたいしたものでもない。上には上がいる」と感じられると思います。

最後に、勉強することは自分自身を変えていくことだと思います。これは、私が診断士試験を通じて思ったことです。私は試験前に比べ、考え方が変わり、それによって行動が変わりました。それは、AASを通じて高い目標を持った仲間、私を叱咤激励し、時には慰める先生方、と出会えたことで環境が変わったことでもたらされたものだと思います。

最後に、AASで学んだことは合格後の実務でも確実に威力を発揮します。単純な受験対策にとどまりません。(もちろん、まずは合格あるのみですが。)今年の皆様の合格を心より願っております。必ず合格してください!

 

 

平成20年度 第2次試験

 
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