中小企業診断士講座
中小企業診断士
2次試験情報
AAS合格体験記
(社)中小企業診断協会情報
平成21年度 2次試験対策
平成21年度 AAS講座一覧
11月の体験講座
平成21年度 講座説明会
2次本科コース【通学・通信】
WEB過去問アシスト
合格判定合宿【GW・直前】
生収録イベント講座
HPクラス(平成21年度)
合格アシストゼミ<神戸>
 

AASのPDFは暗号化し5.0以降互換で作成しています。
AcrobatReaderのバージョン5.0以上が必要です。
AcrobatReaderのダウンロード・操作方法等のご質問はAdobeホームーページにて確認ください。

AASのおすすめ参考図書
 

合格体験記>平成19年度 第2次試験合格体験記

「アシストゼミを最大限に活用した合格体験記」  若狭 文男

 

■はじめに

受験勉強を始めてから丸 2 年。 H19 年秋に、なんとか 2 次試験に合格することが出来ました。迷ったり悩んだりしながらでしたが、ただ仕事をして生活しているだけとは違った濃密な時間を過ごすことができたことにとても満足しています。私の体験が、合格を目指して勉強されている方々の少しでもお役に立つことがあればと、体験記を書かせていただくことにしました。

■受験歴

  1次 2次  
18 年度 × 大手受験校(通学)  BCAA → B
19 年度 AAS アシストゼミ 勉強会  

販売士 1 級の資格を H3 年に取得して以来、戦略やマーケティングに関する学習を無計画に続けていましたが、中途半端なままで仕事に追われていました。
H17 年、公私にわたって、現状のまま日々が過ぎていくことに危機感を覚え、現在の自分の能力を再認識した上でさらに高めるために、中小企業診断士の資格を取得することを目指すようになりました。
1 年目は 2 次試験で不合格、 2 年目は 1 次試験を受けずに 2 次試験対策のみに集中して、今回ダメならあきらめるつもりで臨みました。

■ 1年目の学習

○ 受験校に通う

受験を意識しはじめたのが既に 9 月で、受験科目や勉強方法についてほとんど予備知識がない状況でしたので、大手の一番通いやすそうな受験校の通学コースを選んで、H 17 年 10 月から勉強を始めました。
毎週土曜日の通学( 5 時間)で新しい知識を学び、週 7 時間程度の復習を自宅で行なうことで、 1 次試験は初年度に合格することが出来ました。受験校のカリキュラムが適切だったことに加えて、クラスの仲間とわからないところを教えあう勉強会を始めたことも理解を深める点でプラスに働いたと思います。また、販売士 1 級の知識や業務(事業戦略・マーケティング)に関連する経験も、 2 科目分程度はアドバンテージになりました。

○ 準備せずに 2 次試験を受ける

しかし、 2 次試験の準備については、 1 次試験終了までまったく着手しておらず、 8 月になってから過去問題を読み始めた状態でした。
当時は、記述式の試験なら現在のスキルで十分対応できると安易に考えていたところがあります。
結局、過去問題と模範解答をサラッと読む程度の勉強だけで、我流で受験して 1 年目の 2 次試験は不合格となりました。

■ 2年目の学習内容

○ はじめて 2 次試験と向き合う

不合格の通知を受けて、自分に何が足りなかったかを 1 ヶ月近く考えました。
特に、業務との関連性が高い事例Uの成績が最も悪いことが、根本的な取り組み方が間違っていたのではないかと考え直すきっかけになりました。
「読む」「考える」「書く」のそれぞれについて、細かく考えれば考えるほど、自分の試験対策のレベルが低いことに愕然としました。問題文と設問を安易に読んで、思いついたアイデアを書いているだけの答案で、A判定の事例も運が良かっただけでした。
確実に合格するためには、我流ではなく、しっかりした方法を計画的に勉強する必要があると感じました。
今思えば、「惜しくも不合格」ではなく、「問題外」だったということが、「このままでは引き下がれない」という思いを強くさせ、 2 年目の勉強へのエネルギーの源泉になっていたような気がします。

○  勉強法がわからない

2 年目の学習を始動するにあたって、最もわからなかったのは勉強方法でした。
いろいろ調べていくうちに、この試験に合格するためには、「過去問題を使って勉強する」方法が有効との情報は得ましたが、それがどういう内容なのかは知りませんでした。
とにかく過去問題重視ということで、過去問題を解いて、受験機関の模範解答と自分の答案を比較したり、本で読んだAASのフレームワークを自己流で使ってみたりしましたが、納得がいかない時期が 1 ヶ月ほど続きました。

○ AAS アシストゼミに参加

H18 年に合格した知人の勧めもあって、石原先生の講義を受けるためにアシストゼミに参加したのは 2 月でした。
石原先生にお会いしたのは、その時が初めてでした。
「そうか! 過去問題を使った勉強とは、こうやってするのか」と、大げさではなく衝撃を受けるとともに、この方法でやってみようと決心しました。この日、合格に至るまでの道筋が見えたような気がします。
最終的に、アシストゼミには 33 コマ(約 100 時間)出席して、H 13 年から H18 年までの事例全てについて、何らかの形で受講しました(一部、 2 回や 2 コマ含む)。
なので、私の場合、勉強の中心はアシストゼミとその復習だったといえます。 1 次試験関連の知識の積み増しもせず、新しい問題(模試は除く)は読みもしませんでした。

○  過去問題をしっかり読む

勉強方法が見えてからは、その手順どおりに、とにかくしっかり問題文と設問を読んで理解することに、まずは集中しました。アシストゼミで 3 時間かけて読んだ後、自宅でもう一度読んで答案を作成するのに 3 時間ほどかけていました。さらに、アシストゼミを録音して、移動中などに繰り返し聞くことで、教えてもらった事や気付いた事を体に沁み込ませるようにしました。

○ 試験委員の本をしっかり読む

過去問題以外の教材としては、「経営をしっかり理解する」「スモールビジネス・マーケティング」の 2 冊を熟読しました。「中小企業白書」や他の参考図書もざっと目を通しましたし、計算問題の参考書も 1 冊使いましたが、実質的に解法の手助けになったのはこの 2 冊だけでした。実は、 1 年目に 2 冊とも既読でしたが、ただ読んだだけで 2 次試験の内容と関連づけて読むことは出来ていませんでしたので、ほとんど役に立ちませんでした。
この 2 冊も、アシストゼミでの講義をベースに、重要なポイントについてじっくり時間をかけて繰り返し読み、著者が伝えたいメッセージや考え方を共有することに努めました。特に重要な内容については、いつでもそらんじられるようにしました。

○  設問間の関係を理解する

しっかり読むことがわかってくると、出題者の考えていることがおおよそ感じ取れるようになって来ました。そうすると、問題文と設問の関係や設問間の関係などが鮮明に見えてくるようになってきました。さらに、それらを意識しながら答案構成を考えるようになると、書くべき内容がより明確に見えてくるようになりました。こうなってくると、出題者と知恵比べをしているような感覚で、今までにも増して過去問題を読むことが楽しくなってきました。

○ 勝手に考えない

徹底的に読む訓練をしながら、私はできるだけ「考えない」ことを心掛けました。なぜなら、私の場合、あれこれ考えて答案内容が問題文や設問から離れて飛躍してしまう悪癖があったからです。問題文と設問をしっかり読んで正しく理解できれば、私個人が考えるアイデアレベルの要素はいらないと割り切って取り組むようにしていました。

○  問題文と設問の単語を使ってわかりやすく書く

私は、もともと書くことについて苦手意識はないのですが、妙に凝った文章を書こうとして、時間がかかってしまったり、わかりにくくなったりする傾向がありました。対策として、答案の文章構成をいくつかのパターンに決めてしまうことで、書き方で悩まないようにしました。また、「考えない」ためにも、できるかぎり問題文と設問にある単語を使って答案を構成する制約を自分に課すようにしました。

○  事例ごとの解法と留意点を書き出す

各事例の学習が一通り進んだ夏ごろから、TからWの事例ごとに、「自分はどうやって解くか」と「自分が留意すべき点は何か」について、頭の中にあることを書き出す作業を何度か繰り返しました。 1 事例につき、 A5 ノート 1 ページに、 10 分程度の時間で、記憶だけでどこまで書き出せるか、にこだわりました。
試験会場で、あれもやろうこれもやろうと思っていても、開始の合図とともに真っ白になって何も出来ないのが現実です。できたとしても、ラッキーなだけです。
必要なのは、無意識で作業できるレベルに到達することだと、訓練を繰り返しました。そのためには、あまり手の込んだ解法ではなく、シンプルで応用の利く解法でなければならないと意識をしていました。

○  最後の 2 か月は「読む」「考える」の仕上げと「書く」訓練

このような勉強によって、最終的には、「問題文と設問に書いてある内容を正しく読んで理解できれば、あれこれ考える必要はほとんどなく、情報を整理してわかりやすく書くだけで、十分に合格レベルの答案を作ることができる」と考えるようになりました。
直前期2か月ほどは、事例ごとに設問間の関連性を図示して確認することと、問題文と設問にある単語を使ってわかりやすい答案を書く練習を繰り返しました。
さらに直前期には、いままでの勉強の中で取り込んだ膨大な情報の中から、私自身にとって最も試験当日に忘れてはいけないチェックポイントをごく少数に絞り込んでリスト化する作業をしていました。無意識に出来ることは気にしなくても大丈夫なので、「重要なのに意識しないと出来ないことは何か?」をずっとチェックしていました。
そして最後の最後、試験当日は、苦手や弱点をカバーするチェックポイントをほんの少しだけに絞り込み、会場で呪文のように唱えていました。

○ 試験当日と発表日

1 年目よりも真剣に取り組んだせいか、緊張で手が震えて大変でしたが、とにかく、自分で作ったチェックポイントを守りながら、時間いっぱいまであきらめずに取り組みました。
正直、何を書けばよいのか明確にわからない設問もありましたが、問題文と設問の関係・設問間の関係・答案の全体構成などから、どういう内容であるべきかを考えて、一貫性重視で思い切って解答欄を埋めていきました。
現場では、「読む」「考える」については無意識でできるレベルのことしかできなくて、それでも時間はギリギリでした。当日、意識の中を支配していたのは、どこにどう書くか、つまり「書く」ことだけで精一杯でした。
意識的にやろうと思わないと出来ない方法では、試験当日のプレッシャーの中では役に立たないことを痛感しました。
終了直後の手ごたえとしては、自分が自分に期待していたほどには明確に出題者の意図が見えなかったため、できた感はほとんどない状態でした。

合格発表の日、これまで取り組んできた勉強が間違いだったとは思っていなかったので、答案の完成度に不満はありましたが一縷の望みは持っていました。それでも、webサイトで番号を見つけたときには、膝に力が入らなくて立ち上がれないほど驚きました。歓喜というよりは、ホッとして力が抜けたというのが正直な感想でした。

■ 勉強方法のまとめ

○ 大まかなスケジュール

およそ 10 か月にわたる 2 次対策期間を分けると、1)初期:自分の能力を把握し、合格する道筋をイメージする( 2 か月)、2)中期:自分の強みを生かせる解法を選んで集中的に訓練する ( 6か月 ) 、3)後期:答案の書き方を訓練する( 1 か月)4)直前期:自分の弱点をチェックして対処法を練る(1か月)、という分類になると思います。中期以降は、石原先生にアシストゼミを通じて導いていただいたペース配分に乗っかる形で勉強をしていました。

○ 学習時間について

この 10 か月間、およそ毎日1〜 2 時間を机に向かう勉強に充てていました。他に、期間中は仕事と受験に関する本以外は読まないことを課していましたので、暇な時はアシストゼミの講義を聞きなおしたり、対策本や関連本を読んだりしていました。少し興味を持った受験校の対策セミナーに参加したりもしましたが、気分転換の目的がメインでした。

とにかく、自分を中小企業診断士受験および過去問題漬けの状況に追い込みつつ、それを楽しんでいる気分でした。

○ 勉強会について

さらに、アシストゼミ以外に 1 年目からの勉強仲間数名が毎週土曜日の午前中に集まって 2 次対策中心の勉強会を行っていました。ここでの議論(問題文と設問を分析して、出題者が答案に何を書かせたいと思っているかを推察する)も、自分の解法を固めていく上でたいへん重要な役割を果たしました。

○模試について

3 月と 5 月に通信模試、直前期に会場模試 2 回、計 4 回の模試を受けました。最初の 2 回は、学習の進捗を確認するため、直前の 2 回は解法を試運転して修正するため、と目的を設定していました。成績は中の上程度でしたが、たいして気にしませんでした。また、内容の復習についても、解説を読んで振り返りを 1 度する程度のあっさりしたものでした。ただし、失敗した原因だけはしっかり受け止めて、本試験で繰り返さないように改善することだけは強く意識しました。

○過去問題の回転数について

時折、過去問題を何回転解いたかについて話題になりますが、私自身は回数をまったく重視していなかったので数えたことがありません。手元の答案を数えると、答案用紙を全て埋める完全な答案は、 1 事例あたり平均すると4回に届かない程度ではないかと思います。私としては、出題者の意図を汲み取るスキルを自分の中に定着させることがもっとも重要だと考えていました。試験当日に、初見の問題文と設問の意味を正しく理解できれば、合格できる確率はかなり高くなると考えていたからです。そのために、安易に答案作成に走らず、しっかり読んで分析して理解し、妥当性のある答案構成を組み立てる訓練を何度も繰り返すことに時間を割きました。なので、答案作成作業は、中期まではアシストゼミの添削にあわせた必要最小回数に絞り込み、ある程度答案構成を組み立てるスキルが固まってくる後期から直前期の 2 か月に集中して行ないました。

■ 答案と勉強方法と自己評価

○ 答案の自己評価

合格発表後に、自分の再現答案を読み直してみて、冷や汗が出るような箇所がいくつもありました。しかし、かろうじて一貫性だけは保持できているように思います。また、それが読み手に伝わる文章で書けたのかなと思います。
それぞれの成功要因は以下のように考えています。一貫性は、設問間の関係性を強く意識しながら、なおかつそれを実際の答案に反映させようとしたことで確保できたのではないかと思います。読み手に伝わる文章は、問題文と設問にある単語を可能な限り使って書くことで、素直で読みやすい答案を心掛けたことで確保できたのではないかと思います。

○ 勉強方法の自己評価

もともと本を読むことが好きであり、仕事でも文章表現のチェックをすることが多いので、過去問題の文章の構造や表現を細かく分析して、内容を正確に把握することを入り口に妥当性の高い答案を作成する石原先生の手法に親近感を覚えました。
また、4つの事例に関する基本的な知識には不安がなかったので、改めて知識のインプットをせずに、過去問題を使った学習に集中できました。
上記のように、私の能力と性格にとても相性の良い勉強方法を選択でき、受験勉強を楽しめたことが、良い結果を導けた最大の要因としてあげられると思います。

■ おわりに

結局、初年度の 1 次試験対策と同じくらいの時間を 2 次試験対策に費やすことになりましたが、試験対策以外でも役に立つ、とても収穫の多い 1 年になったと感じています。

合格者の数だけ合格答案は存在し、合格答案の作り方もそれぞれに個性があると思います。肝心なのは、自分のスキルと個性を活かせる自分の解法を見つけ出すことであり、他人の方法の表面だけを真似しても使いこなせない危険性が高いと思います。私が幸運だったのは、自分にフィットする解法とその指導者に出会えたことだと感じています。
なによりも、石原先生のアシストゼミでのご指導と、勉強仲間とのディスカッションに支えられての合格であったと感謝しています。

手前勝手なことを長々と書いてきましたが、役に立ちそうと思う箇所だけでも抜き取って、これからの勉強に活かしていただければとてもうれしく思います。ぜひ、御自身のスキルと性格にフィットする合格答案の作り方を確立されて、合格を勝ち取ってください。
みなさんの健闘をお祈りいたしております。

平成19年度 第2次試験

 
  再現答案 ダウンロード
       
     

AASからのお知らせ

   
     

■ネット販売【こだわり便】

 

■中小企業診断士試験の情報発信

 
●AASのDVD教材
過去問解説DVD
DVD勉強会〜自宅でアシスト〜
事例解法テクニック講座
知識の整理と活用講座

   
●ブログ『中小企業診断士 かわら版ブログ
 
●メルマガ『中小企業診断士 かわら版AAS
  
     
 
     
 
中小企業診断士情報のメールマガジンAASかわら版
登録は無料です  解除  
サイトマップ
フリーダイヤル0120−053−044
   
Copyright(c) AAS CloverService Co., Ltd. All Rights Reserved.