■ 受験暦
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1次 |
2次 |
| 16 年度 |
○
600点ギリギリ |
× 記念受験 |
17 年度 |
× 650 点程、運営・足きり |
× 事例をわかっていない |
| 18 年度 |
○ 全 70 点以上 |
× 事例Uで大崩れ |
| 19 年度 |
○ 会場下見受験・全 60 点以上 |
○ |
とても長くて苦しい4年間でしたが、最後までたいへん有意義な学習だったと思います。
業務上の必要と自己啓発からH16年2月に学習を開始。初年度は多忙の中でも非常に楽しく充実して1次を合格。しかし、H17年の2次試験前後頃から周囲の環境が一変し、公私ともに諸般の事情や問題が重なって、H18年は「自分の我がまま(受験)を通していいのか。断念すべきではないか。」と真剣に何度か悩みました。けれども、それ以前に犠牲にしてきたこと(実父他界での無念など ) を思うと後退もできず、H19年は進退窮まる中で猪突猛進。何とか結果を出すこともでき、皆さんに感謝しています。
診断士の2次試験は学習の方向と方法さえ間違わなければ誰でも合格できる、本気の度合いと強い意志で、途中で明らめないか諦めるかだけが分岐点だと思っています。
「読む」「考える」「書く」そして「知識の深い理解」いずれも欠如していた私でしたが合格を勝ち取ることができました。
■ 2次試験合格はAASの指導があってこそ
安易な広告文句と同じになってしまいますが、本当にそのままです。
私は、H16年度の財務事例で難しい試験だと感じたため、知識やオペレーションの具体的手法に偏った学習で猛勉強をしました。にもかかわらず2次試験の手応えが全く掴めずにいた時、AASに出会い「目からウロコ」。努力すべき方向が全く違っていることに気づきました。中小企業の経営と同じで、方向性が定まらない、基本的にすべきことを行っていない、という状態では頑張りも水の泡、当たるか当たらないかは運次第、合格点が取れないのは当たり前です。
AASで初めて2次受験学習の定石を得ることができました。
■ 「過去問学習」での定石訓練を行い、時流の風(重点テーマ)を掴む
3年目は、まず1次合格が必須でしたので2次試験対策が十分にできませんでした。科目別難易度の変動や新試験制度による傾向変化にも確実に通す必要があったからです。結果、過去問学習を一通り行う程度でタイムマネジメントやリスク対策も不十分なまま試験に臨まざるを得ませんでした。事例Tでは何とか与件引用で難を綱渡りしたものの、事例Uでは全く題意が読めず散在与件情報に焦りタイムマネジメントも手法も思考も解答も大きく崩してしまいました。
以下、今年の合格までに行った学習をご紹介します。
@昨年の事例Uを徹底的に復習
・まず自分で考える、模範解答を検討、1次知識や各種参考書を調べる
・経営学参考書から昨今の重要テーマや潮流などを把握学習
・主訴主題をつかむことを重視
A過去問模範解答を写経
・語句や文体、マス目文字間隔などを体得
B自己のベスト答案を考える
・設問分解(パターン1)
・設問の構造化(戦略フレームの特定化)と思考の訓練
・端的にひとことで文章化する。必要な解答要素を絞り込む
・与件文や設問文からどのように解答へ活用されるか等を把握する
Cタイムマネジメントの訓練
・設問分解、および設問メモから解答文作成の訓練
・スピードアップのため、ベストの6割解答を目標とする。消しゴムを使わない。
・多くの要素を羅列するのではなく、上位概念での解答づくりを訓練する
・マス目文字数による書き方の定型パターンを瞬時に判断できるように訓練
D受験校の事例は、タイムマネジメントと書き方の訓練と割り切る
・本試験問題と受験校事例問題は大きく異なり、思考訓練が乱される感覚があったため
タイムマネジメントの訓練と割り切り、問題集など厳選して各4事例ほどに絞った
・ミスや書き方の課題、思考など自分の弱点を整理し克服する
Eリスク対策を行っておく
・題意が全くわからない時、時間がない時、重要な問題ではなく時間を短縮したい時の
解答の書き方や対処方法を持っておく。
・合格者答案を参考にする。オウム返しの解答を訓練する。
・設問からそのまま解答する。与件をはめ込んで形をつくる。
F1次の基本知識と重要テーマの復習
・2次出題範囲にしぼって1次基本知識をノートに整理する
・各事例別および全体戦略での重要テーマを整理する
(いずれも B5 両面5枚程×5分野に納まる範囲で重要事項を整理し再確認する)
■ 「読む」「考える」「書く」
「読む」 ・・・診断士の眼で事例のさまざまな現象を読み取ることができること
これは、過去問題を繰り返し復習し、それに関連した基本戦略と基本知識を深く理解を進めることで、何気ない一言の重要な意味がわかるようになってきました。
「考える」・・・基本戦略の枠組みで方向性を組み立てられること
これも過去問題で訓練しました。AASの戦略フレームワークや解答解説による思考訓練が基礎力となりました。またAASの模擬試験問題集も基礎力アップに有効でした。H19年度の本試験は過去問の範囲を全く出ておらず幸運でした。過去問の重要テーマや基本戦略が繰り返し出題されています。
「書く」 ・・・経営者に「ひとことで」伝えること、「何か」「どうすればよいか」
ひとことで書く訓練はAASの指導によるものです。主語と述語から成立する短文、「『私はラーメンを食べる』 + どこで、誰と」の指導に近づけるよう、繰り返し文章を修正してきました。これは、学習を深めるにあたっても非常に有効でした。「ひとことで何か」という命題は、ものごとの本質をスパッとつかんでいないと言葉にできません。
仕事上での体験ですが、問題と解決策を3枚程のレポートにまとめ報告したところ「わからない、結局、何が問題なのか」と返されハッとしたことがありました。端的な文章にまとめたつもりが、判断する側の立場から見ると瑣末な運営上のことでしかなかったからです。
■当日に心がけたこと
*当日持参物
@AAS戦略フレームワーク<書き込んだ切口と視点を再確認>
A過去問の設問分解<思考過程のイメージを再確認>
B過去問のベスト答案サンプル<書き方のイメージを再確認>
C重要テーマ知識整理ノート1冊
*直前に心がけたこと
@タイムマネジメントの厳守
A「社長に最も重要なことをわかりやすく伝える」
事例企業全体において必須重要なものから優先して各設問で必ず書く。(設問は診断指導のナビゲーター役として理解−AASの設問分解による題意と制約条件の把握は前提)
出口(方向性)から考える。小手先ではなく主訴主題を把握する。
(すべての事例で、第1問は最後に解答を書きました。)
B決めてから書く、基本の骨太で書く、できるだけ上位戦略で書く
以上です。
ちなみに、本試験1週間前にカゼを移され(過酷な職場環境の運命と割り切り)、朝晩2回点滴に通いながら、前日も咳込んで1時間程しか眠れずに試験に臨みましたが、何とか、合格することができました。直前の休み取得と微熱がかえって幸いしたのかもしれません。 |