中小企業診断士講座
中小企業診断士
2次試験情報
AAS合格体験記
(社)中小企業診断協会情報
平成21年度 2次試験対策
平成21年度 AAS講座一覧
11月の体験講座
平成21年度 講座説明会
2次本科コース【通学・通信】
WEB過去問アシスト
合格判定合宿【GW・直前】
生収録イベント講座
HPクラス(平成21年度)
合格アシストゼミ<神戸>
 

AASのPDFは暗号化し5.0以降互換で作成しています。
AcrobatReaderのバージョン5.0以上が必要です。
AcrobatReaderのダウンロード・操作方法等のご質問はAdobeホームーページにて確認ください。

AASのおすすめ参考図書
 

合格体験記>平成18年度 第2次試験合格体験記

「合格への合言葉、『過去問はト・モ・ダ・チ!』」 栗原 秀樹

 

■ はじめに

平成 18 年 12 月 8 日 11 時前、 3 度目の 2 次試験挑戦で遂に自分の番号を銀座にある診断協会の掲示板で見つけることができました。ストレート合格を目指し 1 年目から猛勉強したにも関わらず、診断士への扉を開くのに 3 年以上という長い月日がかかってしまいましたが、あきらめずに努力を続けてきてよかったと心の底から思いました。自分の経験してきたことが、診断士試験(特に 2 次試験)という高い壁に跳ね返されながらも努力を続けている受験生の方に何かお役に立つことができたら幸いです。

■ 受験暦

平成 16 年  1 次試験 ○  2 次試験 ×
平成 17 年  1 次試験 ―  2 次試験 ×
平成 18 年  1 次試験 ○  2 次試験 ○

■ 合格までの軌跡

@ 平成 16 年度

平成 15 年 8 月から老舗診断士予備校に通学し始め、アウトプット重視の学習で 1 次試験は一発で合格することができました。 2 次に関しては学習仲間達と 2 月頃から過去問を題材に勉強会を始めましたが、正直何を書いていいのかわからない状態でした。そんな時に AAS の無料セミナーに参加し、熱血講師石原先生のパワフルな講義とフレームワークによる設問の構造化、MECEを重視した論理の構造化のわかりやすい内容に魅了され、 2 次は AAS 流で行くことに決めました。書籍でフレームワークを覚え、GWと直前の合宿に参加し、 9 月の模試では 15 〜 30 %ぐらいの成績を取れるまでになっていました。 1 年目だったので特に大きなプレッシャーもなく、 2 次本番を受けることができましたが、今一歩力及ばず、合格することはできませんでした。

A 平成 17 年度

不合格後の翌週には AAS 本科に申込み、 2 次1本で勝負することにしました。講座に合わせ、本科教材と過去問を何度も繰り返し演習した結果、年間を通して常に上位の成績を残すことができました。また、他校の模試でも上位 10 %以内に入る成績を収めていたので、周囲の人達も、自分自身も「絶対合格できる!」と思っていました。しかし、2次本番では、今まで味わったことのないプレッシャーを感じ、頭(脳)が思うように動いてくれませんでした。また本試験の問題にもうまく対応できず、自分を見失い、自滅を繰り返し、その年で 1 番最悪な出来の答案を書いてしまいました。試験が終わった瞬間、不合格を確信しました。試験後はショックが大きく、再現答案さえ作ることができませんでした。(作るのが怖かったのが本音かもしれません)結果を出すことができなかった自分自身が本当に情けなく、人生でここまで落ち込んだことがないぐらいどん底に落ちました。「今年ダメだったら診断士受験から撤退する」と周囲には強気な宣言をしていましたが、日に日に悔しさがこみ上げてきて、「ここで諦めたら絶対に後で後悔してしまう。後悔だけはしたくない!」との思いが強くなり、ちっぽけなプライドや見栄を捨て去り、もう 1 年だけ挑戦することにしました。

B  平成 18 年度

1次試験の科目合格制導入に伴い、当初は合格基準が「全科目 6 割以上」と予想されていたので、まずは1次再突破を優先し、 1 次対策が充実している大手予備校に通学することにしました。しかし、2次に関しては、2年間かけて築き上げてきた AAS 流の基盤を壊すつもりは全くなかったので、 AAS の本科生にも所属し、 1 次までは HP クラスを中心に参加させてもらうことにしました。とは言うものの、 1 次の再学習はまったくモチベーションが上がらず、 6 月までは家での勉強時間はゼロの状態が続きました。しかし、 7 月になってからなんとか持ち直し、 1 ヶ月間の猛追い込みで 1 次を再突破し、 3 度目の 2 次挑戦権を獲得することができました。 2 次試験まで後 2 ヵ月半しかありませんでしたが、昨年落ちた原因を全て洗い出し、同じことを繰り返さないように具体的な改善策を考え、実行・検証・改善を行っていきました。また、メンタル面にも気を付け、気持ちの余裕を大切にしながら、ラストスパートをかけていきました。試験当日は、「ここまで戻ってこれたことに感謝して、楽しんで受けよう!」と非常にリラックスした状態で臨むことができ、 3 年間で 1 番「自分の力は十分に出せた!」と試験後は満足感と達成感で一杯でした。前年とは違い、再現答案もすぐに作成でき、「今年は受かったかも?」と期待を持ちながら、発表までの 1 ヶ月半を過ごしました。

■ 今年合格できた要因

★昨年の不合格原因をしっかりと直視し、改善を図ったこと

正直、 H17 の問題は見たくもなかったのですが、ここから逃げていくら演習を重ねたとしてもまた同じ過ちを犯してしまうと思い、辛い作業でしたが、なぜ合格できなかったのかを自問自答し、不合格原因とその具体的な改善策をノートにまとめ、実行・検証を繰り返しながら「解答プロセスの品質安定化」を図っていきました。

●原因1:全ての設問にズバリの解答を書こうとしていたこと(書けると思っていたこと)

学校や模試の成績が良かったため、本試験でもレベルの高い答案を書いて合格したい(できる)と心の奥底で思っていたのか、事例Uの第 2 問など対応の難しい問題に精神を乱され、出来る問題も落としていくという負の連鎖を起こしてしまいました。

◆改善策 事例に対する取り組み方(メンタル面)を変えました。どんな事例でも常に「 50 点を積み上げる」ことを目標に設問ごとの難易度判定を行い、できると判断した問題はしっかり取りに行き、難しい問題はとにかく×にさえならなければいいと割り切って、抽象度を上げたり、複数論点を盛り込んだりして、無難な対応ができるように訓練を行いました。「 50 点取ればいいんだ」と思ったことで今年は常に冷静な気持ちで本試験に取り組むことができました。

●原因 2 :与件の細部にとらわれ全体像を把握できていなかったこと(「木を見て森を見ず」の状態)

本試験では事例に入り込みすぎてしまい、全体像の把握よりも単語ひとつひとつに反応しすぎて、事例全体のストーリーや設問で問われていることを全然つかめていませんでした。

◆改善策 与件の読み方を変えました。昨年までの「ミクロ→マクロ」から「マクロ→ミクロ」の順番で読むようにしました。 1 回目は段落ごとの大まかな内容をつかむパラグラフリーディングを行い、与件全体の構成を捉え、 2 回目は各設問の解答根拠となるセンテンスやキーワードをチェックし、解答の方向性を固めていくようにしました。特に 1 回目のマクロ読みの段階で事例全体のテーマや方向性をイメージし、常に意識するようにしました。

●原因 3 :解答がうまく思いつかない時に知識や切り口に頼り、与件から離れてしまう傾向があったこと

本試験の問題には一見何を書いてもよさそうな問題がありますが、そのような問題に対し、与件から根拠を求めることを忘れ、 1 次知識や切り口に頼った解答を書いてしまいました。その結果、客観性に欠ける一般論のような解答になってしまいました。

◆改善策 与件へのマーカーの引き方を変えました。昨年までは SWOT と社長の考え等で 5 色のマーカーを引いていました。それを今年は、「与件を根拠に解答を組み立てる」「どんなことがあっても与件にかじりつく」ことを徹底するために、設問ごとにマーカーの色を分け、設問ごとに解答の根拠となる部分をそれぞれの色マーカーでチェックする方法を採りました。( 2 回目の読みの段階)根拠とする部分を間違えてしまったりすることはありますが、与件からまったく外れた解答を書くことがなくなりました。また、設問ごとに色分けしてチェックしてあるので解答骨子の作成も効率よくできるようになりました。

●原因 4 :過去問に対する本当の理解ができておらず、いつの間にかパターンで対応しているだけだったこと

過去問は 3 〜 5 回転ほど反復演習を行っていましたが、結局、個々の事例に対する対応を覚えているだけで初見の問題を解く本試験での対応力が十分に身についていませんでした。設問の聞き方が少し変わっただけでどう対応していいのか分らずパニックに陥ってしまいました。仕方のないことですが、年何本も作る学校の事例問題と 1 年で1つの本試験問題では精度や奥深さがまったく違っていました。学校の事例問題と過去問の違いを認識し、「フレームワーク」を基盤として築いてきた自分なりの事例の解法を本試験バージョンに修正していく必要がありました。

◆改善策 過去問を解く以外に色んな方法で研究する 「過去問はトモダチ」 作戦を実行しました。具体的に実行した内容は以下のとおりです。

@ 勉強会での相互添削

1次終了後から直前まで過去問( H15 〜 17 )を毎週 1 事例ずつ、演習→投稿→相互添削→解答見直しを行い、自分のベスト答案を作っていきました。最後までじっくり考える力と伝わりやすい答案を書く力の強化を図りました。

A 設問文・与件文の写経

H15 〜 17 を中心にワードでの入力を 1 事例 2 〜 3 回ほど行いました。読んでいるだけでは気付かない「出題者の国語的特徴」や「ヒントの出し方」などを掴むことができ、読む時の言葉への「感知能力」を高めることができました。

B 設問分解演習

AAS の設問分解を自分なりにアレンジし、 5 分バージョン( 80 分の中で最初に設問分析を行う時間)を 1 事例 3 〜 5 回ほど行い、短時間で「問われている要素や制約条件、戦略レベルの特定、主述や文章構成の決定」等ができるようにしました。

C 「出題の趣旨」の分析

直前に受講した石原先生のアシストゼミで「出題の趣旨」の重要性を認識し、最後の 2 週間、前述の設問分解の復習時に「出題の趣旨」の徹底分析を行いました。そのおかげで「事例ごとに求められている能力」や「設問タイプごとに求められている能力」がわかり、パターンではない本試験の本質的な部分を掴むことができ、本番でどんな事例がでても十分に対応できる自信と余裕が生まれました。

D 合格者答案の分析

AAS の HP や合格者答案分析会などを利用し、合格者の共通要素を掴み、本試験の 80 分の中で自分が目指すべき答案レベルの目標を明確に設定しました。特に本試験 2 週間前ぐらいからは、合格者答案を再度何度も読み直し、本番で書くべき答案のイメージトレーニングを行いました。

E 出題者著書の熟読

AAS が推奨していた「経営をしっかり理解する」「スモールビジネスマーケティング」の 2 冊を隙間時間を利用して、 3 回ほど読みました。あくまでも補助的なものですが、出題者の先生の理論背景を理解することで本試験における事例のテーマや解答の方向性が掴みやすくなりました。

F AASの合格アシストゼミ

本番 2 週間前に石原先生の H17 事例T講座と角先生の事例V講座を受けました。 5 名程度の少人数で過去問を題材に 1 日 1 〜 2 事例を時間を延長し、夜遅くまで徹底的に特訓してもらい、新たな気づきをたくさん得ることができました。これを機会に本試験問題への理解をさらに深めていくことができ、最後の最後で過去問と親友になることができました。

■ 合格へのアドバイス

3 年間の受験経験を踏まえて、皆様の今年の合格に向けたアドバイスを 3 点ほどさせていただきます。

@ 正しい方向で努力すること

2 次試験はどんなに努力をしても学習の方向がずれてしまうと合格から遠ざかってしまいます。
「 2 次本番で初見の本試験問題を 80 分間で解き、過去の合格者答案レベルの答案を書くこと」 学校の演習や模試はそのための訓練の場です。常に、本試験で合格答案を書くにはどんな努力が必要なのかを意識しながら学習を積み重ねていってください。

A 自分なりの解答プロセスを確立し、精度を高めること

合格者は本試験の時にはそれぞれ自分なりの解答プロセスを確立しています。思考錯誤を繰り返しながら、自分に 1 番合う 80 分間での解答プロセスやタイムマネージメントを早めに確立し、プレッシャーのかかる本番でも同じことができるまで精度を高めていってください。

B 内容ではなく「読みやすさ」で差別化すること

内容で差別化しようとすると設問や与件から離れ、暴走や妄想に走る危険が高まります。しっかりと勉強をしてきた受験生なら誰もが考える内容を他の受験生よりわかりやすく伝えることで十分に合格への差別化になります。設問と与件に基づいた客観性・妥当性の高い、シンプルで読みやすい「解答から設問が逆にイメージできるような読みやすい答案」を目指してください。

■ 最後に

「 AAS の HP に再現答案と合格体験記を載せたい!」 AAS と出会った 1 年目の時から合格への目標のひとつにしていました。今回、その目標を達成することができ、またお世話になった石原先生を始めとする東京校の講師の皆様に「合格」という結果を報告することができ、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。次は皆様の番です。 AAS を上手に活用して、今年の合格を勝ち取り、自分の足跡をしっかりとこの HP に残してください。

平成18年度 第2次試験

 
  再現答案 ダウンロード
       
     

AASからのお知らせ

   
     

■ネット販売【こだわり便】

 

■中小企業診断士試験の情報発信

 
●AASのDVD教材
過去問解説DVD
DVD勉強会〜自宅でアシスト〜
事例解法テクニック講座
知識の整理と活用講座

   
●ブログ『中小企業診断士 かわら版ブログ
 
●メルマガ『中小企業診断士 かわら版AAS
  
     
 
     
 
中小企業診断士情報のメールマガジンAASかわら版
登録は無料です  解除  
サイトマップ
フリーダイヤル0120−053−044
   
Copyright(c) AAS CloverService Co., Ltd. All Rights Reserved.