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合格体験記>平成18年度 第2次試験合格体験記

「80%の力で、平均点を目指す。」 平松 俊浩

 

■受験歴

  14 年度  1 次 ○   2 次 ×    15 年度  1 次 パス   2 次 ×
  16 年度  1 次 ○   2 次 ×    17 年度  1 次 パス   2 次 ×
  18 年度  1 次 ○   2 次 ○

■努力は必ず報われる

合格の吉報がもたらされた時、嬉しいというより、「良かった。ほっとした。」というのが正直な感想でした。暫くしてから、喜びがこみ上げて来ました。

昨年の同じ時期に流した涙が、今年、喜びの涙に変わった瞬間でした。 2 次試験に 4 回失敗しましたが、いつかはこの日が来る事を信じて、学習を続けていました。「地道な努力が、報われる時も来る。」これは私のモットーですが、一層この言葉が好きになりました。

私と同様に、それ以上のご努力を続けているのに、結果だけがついて来ない受験生の方にとって、私の体験が少しでもお役に立てば幸いです。

昨年までとの違い

基本的な学習方法では、大きく変化させた点はありません。しかし、大きく変えたのが「意識」でした。昨年度までは、「トップの得点で合格しよう。」とか「受験校の模範答案に少しでも近づけよう。」などと考えていました。複数年に渡り2次試験の勉強をしている受験生としてのプライドだったからです。それが結果として、本番では肩に力が入り過ぎ、「崩れた解答」につながったのだと、自分なりに分析しました。

そこで今回は、「4つの事例全て、平均点を取ろう。」、「全力で解くのではなく、 80 %の力で解こう。」というように変えました。 80 分間で出来ることの限界や、本試験ならではの緊張感などを考慮し、「合格レベルの解答」を目指すことにしました。

どの事例でも「大崩れしない解答」が書ければ、合格できると信じたからです。

合格レベルの解答

どんな解答を、 80 分間で書ければ合格できるのでしょうか?それを知るために、昨年の合格者の復元解答を全てプリントアウトしました。事例ごと、設問ごとに、誰が、何を、どのように書いたのかを分析しました。全ての復元解答が、一言で言うと「大崩れしていない解答」、「わかりやすい文章」となっていました。「このような解答を書けば良いのだ。」という目標が見えてきました。

今年合格予定の方も、是非やって見て下さい。今回の残念な結果が受け入れられず、何から手を付けて良いか判らない方には、特におすすめです。昨年の今頃の私が、まさにそうでした。

■AASでの学習

自分にとって有意義であった点に付いてお話します。

@意見交換ができる学習環境であった点です。少人数制であるため、他の人がどのように考え、どのように文章にしたのかを直接議論することができました。

A昨年合格した方が近くにいる点です。昨年の本試験で自分と同じように悩み考え、戦いに勝ち抜いた、等身大の先輩から色々な有意義な情報をいただきました。良いと思った学習方法は、出来る限り真似してみました。「この方法で解いてみたら、事例全体が読めた。」とか「こんな学習方法が良かった。」という合格者ならではの体験が、そこにあったからです。

B文章の書き方を鍛え直していただいた点です。客観的に自分の文章を評価することは難しいもので、同じ過ち(一文が長い、主語が無い、等)を繰り返していました。先生に私の短所を指摘し、繰り返し指導していただきました。

1月から 2 次試験当日までの期間を通じて意識したことは、「自分なりの解き方を、自分で確立する」ということでした。本番当日は相談できる人はいません。また、どんな事例が出されるかも勿論わかりません。そんな中で私は、解き方を固定しないという方法を選択しました。事例に合わせて、その都度、解き方を変えてみる方法です。解き方はテクニックであり、事例企業を良い方向に導くための手段に過ぎないと考えたからです。わかりやすい例が、「与件文から読むか、設問から読むか。」などです。ちなみに 17 年度は、学習中も含め、全ての事例において、与件文を先に読んでいました。与件から、事例企業の改善の方向性を考えてから設問を読み、事例を解くのです。今回の本番でも、事例によってはこの方法を継続しました。組織事例と生産事例がそうでした。

この様な方法をおすすめする訳ではありませんが、学習方法についても「自分で考えてみる、工夫してみる、」ことが重要であると思います。診断士試験の 2 次試験は、コンサルタントとしての資質が試される試験なのですから。

終わりに

試験の最中は、自分一人で 80 分を戦います。しかし、受験の学習中は、仲間と一緒に悩み苦しみ、そして楽しむことができます。決して孤独な戦いではありません。ご指導いただいた先生方や、同じ志を持つ方々など、受験勉強を通じて、多くの方とめぐり合うことができました。この体験は大きな財産になることでしょう。皆さん本当にありがとうございました。

初めて受験される方や今年残念だった方も、ぜひこの約1年間を精一杯苦労し、楽しんでください。

努力は必ず報われます。

平成18年度 第2次試験

 
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