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AAS大阪・神戸 > 講座カリキュラム > 受講生の声・ランキング・トップ答案・振り返りコメント


 

   
  満足 やや満足 やや不満 不満
合宿について
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たくさんの課題が見えたので、参加して良かったです。

短時間で集中したトレーニングと、熱意ある講師達、明るい勉強仲間は、これから6か月のモチベーションアップに気持ち良く働きそうです。ありがとうございます。

自分の問題が明確になって、今後の対策に活用できると思う。

@本科生意外の方も参加されており、改めて
  ・ライバルの多さ
  ・AASの国語で読み取るすばらしさ
  を実感できました。
A2か月を得した気分です。(アウトプット1サイクル)
B講師に勉強方法、80分の戦い方などたくさん質問できて良かった。

今回は講師の方が多くて何かあればすぐに質問できる環境だったので良かったです。
事例に対する弱点(思い込みで与件を読むクセ)が明確になったと思うので、これを必ず克服して合格を目指したいと思います。

とても充実した2日間でした。通信教育のみの勉強をしている為、以下の3点が特に有意義であった。
 @受講生との交流:勉強の仕方や悩みなど共有し大変刺激になった
 A講師が多い:合格者の方々が8名もサポートして頂き、解き方等大変勉強になった
 B講義の進め方:他校でよくあるポイントのみの解説ではなく、実際にどのように読み、書いて  いくか、解答プロセスに沿った2時間半にわたる講義は大変役に立った。

過去問アシスト講座(特に事例U)を開講していただきたいと思います。

大変参考になる合宿でした。反省と復習をキチンとやります。

最初の30分で大きな目標設定を行い、各事例の取り組み5分前に事例毎の目標設定を行い、時間面での予実管理や弱点の克服を課題としました。結果、課題がたくさん見つかったことと、これからの勉強方法のアドバイスを受けました。

   
  大変参考になる 参考になる 普通 参考にならない
教材について
92.9%
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内容について
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フレームワーク、お作法のリマインドが出来ました。

組織・人事の戦略フレームワークの理解に最適な事例だったため。
理由のお作法を再確認できたため。
自分の悪いクセ(弱点)が再確認できました。今後はこれが出ないような訓練を繰り返し行う必要があると思いました。

AAS経験者を前提とした質問や内容が多く、参加しにくい印象を若干持った。

2次試験を解答するための解法や知識が書かれていて、大変参考になった。
解き方のプロセスがわかって、大変参考になった。
設問の読み方を教えてもらって良かったです。

フレームワークの大切さを認識しました。

与件と設問のリンクに注意します。

 
  大変参考になる 参考になる 普通 参考にならない
教材について
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内容について
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本試験類題が良かった。

まだまだ設問、与件が読めていません。

2つのニーズで一貫性をとらないと得点できないような事例であったため。
事例Uは戦略フレームワークというよりも一貫性勝負の事例であることが再確認できた。制約条件、設問と与件のリンク、接続詞で与件を読むということの重要性を再確認できた(これは事例Tも同じ)。

AAS経験者を前提とした質問や内容が多く、参加しにくい印象を若干持った。

2次試験を解答するための解法や知識が書かれている。
解き方のプロセスがわかって大変参考になった。
時間軸を考慮して顧客とニーズをとらえて解答することを教えてもらって良かったです。

事例U独特の解き方があることがわかりました。

整理する力が足りていません。

 
  大変参考になる 参考になる 普通 参考にならない
教材について
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7.1%
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内容について
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段落へのリンクを意識して取り組めた。

テンポよい進め方で分かりやすかった。

2次試験を解答するための解法や知識が書かれていて、大変参考になった。
解き方のプロセスがわかって、大変参考になった。
問題点の解決と成長戦略の観点から解けばよいとのことがわかって参考になりました。

事例Vは理論的な流れが重要であることを認識しました。

スピードと設問分解が課題です。
与件活用力が足りていませんでした。
国語で読めていませんでした。

 
  大変参考になる 参考になる 普通 参考にならない
教材について
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7.1%
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内容について
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計算の記述のバランスを意識して取り組めた。

第1問をカンペキにしたいです!!

財務は一番不得意な(苦手意識のある)事例なので、コツコツ学習をくり返し克服したいと思います。

第1問の問題点3つと第2問〜第4問とを1対1で対応させて考えるやり方は画期的に感じた。

2次試験を解答するための解法や知識が書かれていて、大変参考になった。
解き方のプロセスがわかって、大変参考になった。
財務レバレッジという新しい論点がわかって大変参考になりました。

事例Wでも問題のつながりを意識することの重要さが分かりました。

スピードと設問分解が課題です。

   
他会場受講生の声 東京会場 神戸会場  
       

総合ランキング 組織 マーケ 生産 財務
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順位
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順位
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平均点 135.9
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科目別 振り返りコメント 組織・人事 マーケ・流通 生産・技術 財務・会計

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第1問 中小企業診断士 村上 昌隆

強みを解答するときは、全体戦略を意識して解答すること


  A社の“強み”が問われた設問でした。そもそも強みは何のために問われるのでしょうか?本試験でもそうですが、与件文にはA社の強みが多く記述されている場合があります。強みを解答する際は、記述されている強みを全て解答する必要があるのでしょうか?答えはNoです。制約条件を踏まえるのは当然のことですが、事例で提案する全体戦略に“活用できる”強みでなければ解答する意味がありません。本事例で言うと、第5問で全体戦略としてオリジナルサプリメントの開発・販売を提案するのですから、解答する強みは、オリジナルサプリメントを開発できる能力・販売できる顧客対応力となり、これ以外は無駄な解答になります。繰り返しになりますが、全体戦略に活用できる強み以外を解答しても得点はないものと肝に銘じておく必要があります。強みを解答するときは、与件に記述されている強みを列挙するのではなく、全体戦略を特定し、その戦略に活用できる強みを解答してください。

第2問 中小企業診断士 藤原 正幸

制約条件から多面的な視点の切り口を導き出そう!


  本設問は、多面的な視点から理由を解答させる分析能力を問う問題です。
理由を問われた場合、解答字数が80字以上であれば切り口を2〜3個は挙げるようにし、
多面的な解答を心懸けましょう。理由を解答するときは、複数個、MECEで挙げ、字数のバランスも考慮することにより、論理性が高まり、説得力が増します。
本設問では、制約条件として「業績が悪くなってきた」と「事業の違いを踏まえた上」が設定されているため、それぞれの制約条件から切り口を検討します。
前者の切り口としては、@売上の減少、A費用の増加が挙げられますが、多くの方がここまで言及されず、「品揃えや価格、利便性で特徴のあるDGSやCVSが進出してきたため」や、「医薬品の廃棄ロスの増加や薬剤師の負担が大きいため」で終わってしまっていました。
また、後者の切り口としては、@一般医薬品事業、A調剤事業が挙げられますが、この切り口で明確に解答された方は、17名中1名のみでした。
切り口が設定できれば、「理由は、@〜により〜のため、A〜により〜のため、である。」
とバランス良く整然と解答でき、論理性や説得力が高まるということに気づいてください。

第3問 中小企業診断士 伊藤 勝彦

落ち着いて制約条件(=ヒント)を確認しましょう


  人事戦略のモラール向上策に関する設問でした。制約条件は「人員構成を踏まえた上で」です。ほとんどの方が「人員構成」を「女性が多い」ということと捉えて回答されていました。与件をじっくりと読みこむと、A社の人員構成が「正社員」と「パート社員」で構成されていることが分かりますから「正社員」と「パート社員」という切り口で回答を構成できれば説得力のある回答ができたと思います。制約条件=ヒントでもあります。制約条件の読み飛ばしがないよう、しっかりと確認して、出題者の意図を外さないように注意してください。

第4問 中小企業診断士 伊藤 勝彦

戦略レベルを間違えないで


  設問文で、「1店舗だけ業態転換した」「社長自ら運営した」ことが明記されています。「薬局製剤事業をはじめるにあたり」、この施策を行った社長が期待した成果を答えます。施策を行うのは理由(今回であれば問題点)があるからです。薬局製剤事業をはじめるにあたっての問題点は、与件文8段落から、「専門性がないこと」と「ベテラン薬剤師などの消極性」であることは明らかです。この問題点が特定できれば、組織戦略レベルで回答すべきであることに気づけたのではないでしょうか。また、この問題点と設問文の「1店舗だけ業態転換した」「社長自ら運営した」を関連付ければ切り口が決まり、妥当性のある回答が記述できたと思います。設問文が長めに記述されているときは要注意です。

第5問 中小企業診断士 杉本 茂樹

問われていることに答えましょう


  短期的な売上増進策の関する設問でした。点数に大きく差がついてしまった設問です。
原因として、問われていないことを書いてしまった解答が目立ちました。設問文の制約条件に、「A社社長は管理体制の見直しはもちろん行うつもりであるが、当面の減収傾向を食い止めたいと考えている」とあるにも関わらず、管理体制の見直しを書いてしまっている解答が目立ちました。与件文を読んだとき、2ページの「いくつか非効率な点が浮かび上がってきた」以下の文章は気になったと思われます。制約条件がなければ十分OKな論点ですが、作問者はあえてそれ以外の論点で書いて欲しいと、受験生にメッセージを送ったわけです。書きたくなる気持ちはわかりますが、いくら自分が書きたくても、作問者が望まない解答は採点対象になりません。書きたいこと、書けることではなく、問われていることに答えてください。

また、戦略の方向性をドメイン(誰に、何を、どのように)で表現する場合に、与件文を引用すると、具体性がアップします。採点者は具体性の有無によって、受験生の与件理解度を判断します。あいまいな表現と、与件情報を具体的に盛り込んだ表現では、同じ論点で書かれていても、点数には差がついてしまうのです。この差は合格ラインに直結してきますので、今後のトレーニングのなかで意識してください。
   
科目別 振り返りコメント 組織・人事 マーケ・流通 生産・技術 財務・会計

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第1問 中小企業診断士 玉井 明寿

競合店に対するB社の差別化戦略について

  どの事例においても確実に得点しておきたい設問が第一問の環境分析です。さて、あなたはこの第一問の解答をどのような手順で導かれたのでしょうか。もし、「最初に解答の内容を決めた。」とお答えになるのであれば、解答手順が間違っています。理由は、第二問以降で解答する戦略で使える強み(顧客ニーズにうまく対応できていること)を解答する必要があるためです。すなわち、与件文から強みと思われることはあくまで候補なので最初に環境分析を解答してしまうのは間違った手順といえます。
 この候補を、第二問以降の戦略と対応(一貫性)させた解答こそが「合格答案」になります。では、どのような手順で第一問を解答すればよいでしょうか。
   @設問文から、題意を確認する。(強みなのか、差別化戦略か、要因なのか、など)
   A与件文を読んで、与件整理する時に題意を意識する。
   B第二問以降の解答(戦略など)を実現するために必要になる経営資源を与件情報から
    選定する。
   C各設問と与件をひも付けして、第二問以降の解答骨子を作成する。
   D第一問の解答骨子を作成する。
 このような手順になりますが、特に与件整理や、第二問以降の設問と与件とのひも付けに時間がかかります。過去問を使用して@〜Dまでを繰り返しトレーニングして時間短縮を図ってみてください。
また、本設問の題意は、競合店に対する差別化戦略です。「(競合店に対して)、何を、どのようにして差別化を図る」という文章構成で解答が書けたでしょうか。「何を」が書けていない解答や、「どのように」の記述が弱い解答が多くありました。戦略を問われたら、「だれに、何を、どのように」と解答できるようにしましょう。
 本試験では、手順を決め、スピードアップのトレーニングを行って来たのか否かが勝敗を分けます。頑張りましょう。

第2問 中小企業診断士 山上 敬

ふたつのニーズを明確化すること=ターゲティング

  第2問では、これからターゲットとすべき顧客層を30字で2つ問われています。30字と字数の少ない問題は丁寧に答えるように心がけてください。単に与件文から顧客層を引用するだけでは不十分です。与件文からはいくつかの解答候補が見つかり、どれを選んで良いのか迷うと思います。ここで、顧客層として不適切な解答をすると他の設問の解答もぶれてしまいます。ですから、しっかり戦略的マーケティングのプロセスを踏まえて解答すべきです。
戦略的マーケティングのプロセスは以下のとおりです。

  1. マーケティング目標の設定
  2. セグメンテーション(市場細分化)
  3. ターゲティング(標的市場の設定)
  4. ポジショニング
  5. マーケティング・ミックス

 ここで、重要なことは一連のプロセスがマーケティング・コンセプトで一貫されていることです。マーケティング・コンセプトは、顧客のニーズを独自に満足させるものでなければなりません。言い換えると、お客さまのニーズで市場細分化し、それを自社独自の強みで満たすことができる顧客層がターゲットとなります。
したがって、ただ「着物を預って欲しい」のがニーズではなく、「高級な着物を財産として末永く子孫に残しておきたい」というニーズにB社の専門性で応えるのがターゲティングの考え方です。また、「和」というキーワードを外してしまった解答が多くありましたが、この「和」というキーワードがないと、顧客のニーズもB社の独自性も表現できませんので、外してしまった人は気をつけてください。

第3問  中小企業診断士 指尾 成俊

リード文から意識をそらさない


  第3問は設問1、設問2で構成されていましたが、リード文の「顧客の拡大と自社へのロイヤリティを高めるために」という制約条件を意識せずに各設問の答案を書かれている方が多く見受けられました。試験中、設問に答えていこうとする中で、ついついリード文を見逃してしまいがちです。今回、リード文の 制約条件を見逃してしまった方は、設問を読む段階で、リード文から設問1・2に矢印をしっかり引いておく癖をつけていきましょう。
また、この設問は「事業」を提案する問題でした。「事業」を問われた場合は、誰に、何を、どのように、で書くことを習慣づけていきましょう。

第4問 中小企業診断士 山上 敬

インターネットのプロモーション戦略

  第4問では、インターネットを活用したプロモーションが問われています。中小企業にとって最も低コストで効率的なプロモーション戦略として、インターネットの活用は欠かせません。中小企業白書でも毎年取り上げられているテーマです。
インターネット技術の進歩は目覚しく、ブログ、SNS、ツイッターといろんなツールが利用できるようになりました。今年の受験対策としては、ツイッターまでを抑えておきたいところです。皆さんは、中小企業白書やビジネス書等で紹介されているインターネットの活用事例を参考に、インターネットを活用したプロモーション戦略(特に、コミュニティ形成や口コミといった横のコミュニケーションの活性化をどのように実現すべきか)を100字程度でまとめてみてください。事例Uでインターネットについて問われた場合に、必ず役に立つと思います。

   また、120字の解答が求められている場合、論理的に記述されているかどうかが重要なチェックポイントになります。AASでは、論理的な解答の構成方法として、@タテのコミュニケーションとAヨコのコミュニケーションを切り口として、MECE(モレなくダフリなく)を組み立てるように教えています。AASの模範解答も参考にして、自分なりの120字の組み立て方をルール化し、ぶれのない解答ができるようになってください。
   
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問 中小企業診断士 村上 昌隆

問われたことに素直に解答しましょう

  戦略の“意義”が問われた設問でした。単に戦略を問われている訳ではないので、“意義”を伝えられる表現が必要です。一番簡単で伝わりやすいのは、主語を「戦略の意義は、〜」とすることです。単純なことですが、これが最も素直な方法です。これだけでも採点者に強くアピールできるので、問われていることは主述で表現するように心掛けて下さい。
また、戦略を解答する場合は、顧客軸・機能軸・技術軸の3軸で考えるのが鉄則です。これを、「誰に」「何を」「どのように」で表現すると伝わりやすい解答になります。但し、本設問は、単に戦略を問われているのではなく、戦略の意義が問われているので、「戦略の意義は、(誰に)(何を)(どのように)により事業基盤を確立すること」のように、与件のキーワードを盛り込むと良いでしょう。

第2問 中小企業診断士 杉本 茂樹

与件情報を整理しましょう

  C社の工場の生産体制の改善案が問われた設問でした。第2問から第4問まで問われ方こそ違うものの、生産戦略の改善について問われています。このような場合、与件文を整理しきれていないと、設問と与件のリンクが狂ってしまいます。実際に第4問で書くべき論点を第2問で書かれている解答もありました。こうしたミスは致命傷になりかねません。今事例では、日本工場と中国工場でそのような問題が発生しているのか整理したうえで、設問とリンクさせましょう。そのうえで、各設問の題意、制約条件と照合していくと、解答すべき論点が明確になります。
もう1点注意するのは、「問題点を踏まえ」という制約条件に対し、「問題点は…」と書き始めている解答が目に付いた点です。制約条件に応えようという意気込みはいいのですが、問題点をあげよ、とは問われていませんね。「改善策は○○○により□□□(問題点を改善)することである」と解答の骨子を組み立てれば、制約条件を満たしつつ題意に答えている解答になります。制約条件は、因果の果で活用するケースが多々ありますので、この点をマスターしておくと、本試験で説得力のある解答作成ができます。

第3問 中小企業診断士 河端学

与件文をもっと注意深く読み込みましょう!

  気になった点がふたつあります。ひとつは「中国工場」への言及がない解答があることです。日本は品質が安定しているのですから、「中国工場」の文言は必須です。これはたいへん基本的なことですし、このようなところで減点されるのはもったいない話ですので注意してください。もうひとつは、日本の遊休設備の活用について、完全に漏れている解答が多かったことです。冷静に読めば、7段落と12段落の関係に気が付くはずです。(12段落については、わざわざ書かれている段落です。)これは与件文の読み込みが足らないことに起因するわけですが、決まった試験時間内で、段落ごとに何がポイントとして書かれているのかを、どこまでつかめるかが勝負の分かれ目です。そのあたりを心がけて取り組んでください。

第4問 中小企業診断士 伊藤勝彦

IT問題を得点源にしましょう

 ほとんどの方がそれなりに加点できていたいように思いますが、与件文の情報整理がしっかりできていれば、高得点が取れる設問でした。問題点はしっかりと整理できていましたか?整理できていれば、計画と統制、効果と効率という切り口を使って妥当性のある解答ができたはずです。IT問題で高度な情報技術問題が問われる可能性は低く、情報の把握と整理をしっかり行えば高得点が狙えます。他の受験生に差をつけるためにも落ち着いて考えて妥当性のある解答をして得点源にしてください。

第5問 中小企業診断士 伊藤勝彦

白書知識が思いつかなくても焦らない

 時間が足りなくなった方が多かったのか、難しい設問ではないにも関わらず、妥当性のある解答を書けている方が少なかったように感じました。解答解説にあるような「未利用特許」や「オープンイノベーション」などの白書知識が思いつかなかったとしても、「いま以上の技術開発が、C社だけの経営資源では限界であること」「大手メーカーから新事業展開が期待されていること」などから、C社の現状を踏まえた妥当性ある解答が書けたと思います。10点満点は取れないとしても、ある程度の得点が見込める設問でした。このような設問こそ確実に加点できるように、落ち着いてしっかりと取り組んでください。
   
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第1問 中小企業診断士 玉井 明寿

経営分析は、定性情報(与件文)と定量情報(財務諸表)を用いて解答する


  財務事例において確実に得点する必要がある設問は、第一問の経営分析です。さて、皆さんの得点は如何だったでしょうか。資本構成の指標は難しかったと思います。しかし、残りの2つの指標は確実に得点できる経営指標です。
では、どのようにすれば確実に得点できるようになるのでしょうか。それは、中小企業診断士試験の経営分析であると、割り切って手順を習得することです。
具体的には、
   @設問文から題意を確認する。(題意は、問題点か、問題の原因なのか)
   A内容のない解答骨子を書き出す。
   B与件から問題点や弱み、D社の課題をキーワードでつかむ。(仮説)
   C財務諸表を参照してBの仮説を検証する。
   D仮説の指標は、設問文の第二問以降の設問で解決できるか確認する。
   E内容のない解答骨子に、Bのキーワード、Cの勘定科目をあてはめ、財務的視点
    を加えて論述すればでき上がりです。
 ここで、質問をいただいていた「売上総利益率ではなく売上高対営業利益率は妥当性がないか?」についてお答えしておきます。売上高対営業利益率を問題点の指標として上げる場合は、営業費用の増加、売上原価の増加、売上高の減少または売上単価の低下を漏れなく解答に落とし込む必要があります。解答文字数の制約を考慮した上で確実に論述でき、第4問で解決策が明確な「売上総利益率」が本問において妥当性の高い経営指標と言えると思います。
過去問を使用して繰り返しトレーニングをおこない、コツをつかんでください。経営分析を確実な得点源とできれば、合格に近づくことができます。

第2問 中小企業診断士 指尾 成俊

書く内容に困った時こそ題意に沿った文章構成を


  第2問は資本政策についての問題でしたが、そもそも何を問われているのかがわからない方が多く居られたように思われます。しっかり回答できていた人は 1割くらいでした。財務事例ではこうした問題がよく出題されますが、こういう時こそ現場対応力として、問われていることに対して素直に答える文章構成を心がけましょう。今回の題意は、自己資本と他人資本の使い分けでした。空欄の方はいなかったと思いますが、主述をしっかり設問から構成し、題意に答えていることをアピールしましょう。

第3問 中小企業診断士 指尾 成俊

粘り強い計算力を身につけるトレーニングを


  設問1の(a)は正味現在価値、(b)は購入より有利になる年間リース料を算出する問題でした。いずれも落ち着いてやれば正解できる問題です。しかも(a)は頻出の正味現在価値です。しっかり得点したいところですね。配点は各10点で合計20点。大きく差がつく設問だったのではないでしょうか。80分のタイムプレッシャーの中で落ち着いて計算問題に取り組むことは大変ですが、日ごろの計算問題トレーニングにより最後まであきらめない粘り強さを身につけてください。
設問2は一般論で回答できる問題ですが、80字で多くの内容を盛り込まなければならない問題でした。表現力で2点〜4点の得点差がついています。長所は〜、短所は〜、などの言葉は省略せず、しっかりした文章構成を心がけましょう。

第4問 中小企業診断士 山上 敬

損益分岐点分析の活用は、事例Wでよく出る財務会計の基礎知識

  損益分岐点分析は頻出論点です。しっかり復習して、どんな問題が来ても解答できるようにしておいてください。
設問1では、損益分岐点分析の方法について問われていることに気付きましたか。この第4問のように設問1、設問2と分かれている場合は、設問1を使って設問2を解答するようにできています。この問題の設問2では、「損益分岐点分析をどのように活用」すべきかと問われているので、設問1は損益分岐点分析の方法を解答すれば良いというヒントが与えられています。損益分岐点分析のキーワード、「固定費、変動費(率)、限界利益(率)、貢献利益(率)」について完璧に使いこなせるように復習してください。また、原価計算の方法(特に直接原価計算は頻出論点)も整理しておくと安心です。
設問2では、損益分岐点分析の活用方法について問われています。この第4問のリード文にある「既存事業について、商品別の管理を見直し、プロダクトミックスの強化により、収益性の向上を図る」という部分に着目できましたか。そうです、ここに解答のヒントがありました。リード文には重要なヒントや制約条件が書かれていることがありますので、注意深くマークする癖をつけてください。
損益分岐点分析の活用方法は、以下の損益分岐点の改善策と関連して整理するのが良いでしょう。    @固定費の低減
   A変動費率の低減
   B売上高(営業量)の増大
   C販売単価の引き上げ
  また、既存事業についてという制約条件を外した解答や、設問1と設問2で切り分けられていない解答が多く見受けられました。そうした解答では、設問の要求に応えていないものとして大きな失点に繋がる危険性があるので、注意してください。

   
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