設問分解パターン①演習振り返り
■はじめに
設問分解パターン①とは、主に設問や与件にメモを書き、
解答骨子を書く作業を言います。
すなわち「自分の解答手順」を明確にすることです。
今回はこの解答手順の必要性を学びました。
この手順が明確になっていない方は、どうしてもその場しのぎの
解き方になります。事例文の多さや複雑さによって、読み方にばらつきが
出たり、そのおかげで時間配分もばらつきます。
このようにその場しのぎの対応をする人は、書く場合も
どのように書くのか決めないままに書き出します。
まるで解決の方針も決めぬまま、事例企業に診断勧告書を出すようなものです。
実務でこのようなことはありえませんね。
試験も全く同様です。その場しのぎの対応で合格できるはずがありませんね。
■なぜその場しのぎの対応になるのか
いくつかの原因が考えられます。主なものをそのリスクとともに挙げます。
1.解答手順が決まっていない、どんな方法、順序でどんな時間配分で、
解くのか決めていない。
この場合、予め作戦が決まっていないので、文章のボリュームや難易度によって
時間調整ができません。事例によって解答が大きくばらつくことになります。
2.与件や設問を読む際のメモの仕方等を具体的に決めていない。
またはメモ書きが少ない。
この場合、読み直す時に繰り返し読まねばならなくなります。
ひどい時は途中で道に迷った状態になり、思考にも混乱をきたします。
3.解答骨子を作っていない。
この場合、書く時に改めて文章構成を考えねばなりません。
時間の無駄が生じます。
■合格者の解き方
合格者は、事例企業の問題解決に対し、明確な方針を
持っています。どんな考え方で何を優先して解決するのか
そしてプランニングしてから解答しています。
考えることにじっくりと時間を割きます。
そのための与件読みの時間や設問分解の時間も十分に取ります。
たった80分の時間の中で、このような時間を取るには
残りの作業、特に読むときの作業を効率化する必要がありますね。
そのために解答手順を決めておくのです。
■その場しのぎにならないために
開始からの時間と手順(例)
※あくまでも参考例としての時間配分です。
・設問分解パターン①(7分)
・与件読み1回目(8分)
・与件読み2回目(8分)
・思考時間(15分)
・与件+設問分解パターン①で解答骨子作成(7分)
・マス目に埋める、解答骨子を文章化するだけ(35分)
以上に加え、線の引き方、メモや記しの付け方、骨子の表記方法など
お作法も具体的に決めておきましょう。
定型業務の基本動作を決めておけば、
残りは非定型業務(=思考作業)に専念できますね。
次のアウトプットには手順を決めて臨んでくださいね。
