
白書ミニ事例(8回目)優秀賞の背筋をのばしてさんから
思考プロセスを投稿いただきしました!
みなさんの振り返りにご活用ください!
<背筋をのばしてさんの投稿内容>
▼私の解答方針
「与件と設問よりコピー&ペースト+α」 → 50%以上の正解を目指すこと
▼手順の概略
1、設問を読む(1回目)
題意の把握と戦略レベル(環境分析・戦略・オペレーション)の仮決めするため
2、与件を読む(1回目)・・・(鳥の目)
事例テーマや、事例企業の概要、特徴、及び段落ごとの脈絡等を掴むため
3、設問を読む(2回目)
制約条件の把握や、切り口と文章構成の設計、与件の段落とのリンク等を行うため
4、与件を読む(2回目)・・・(虫の目)
SWOT分析、接続詞や、設問と同じ言葉などに注意しながら与件を読むため
5、与件の引用文を整理する(取捨選択)
与件引用文の修飾語の削除や、キーワード化により解答を要約し字数制限に対応す
るため
6、解答を書く
(消しゴムを使わないためには、5に時間をかけること)
▼思考プロセス
◇設問を読む(1回目)
□何の事例かを確認する
「A社は、・・・」と、「今後の組織改革に・・・」により『組織事例』と確認する。
□題意を把握する
「これについて、どのような点に留意したと考えられるか・・・」
→(新しい方法を白紙から考えて構築してきたときの)『留意点』とする。
□戦略レベルを仮決めする
「今後の組織改革に・・・」により『組織レベル』と仮決めする。
◇与件を読む(1回目)
□事例企業がどんな会社かを掴む
「A社(従業員240名)香料の製造・販売・輸出入のほか、化成品・飲料品及びその所原料の製造・販売を手掛けている」
□段落ごとの脈絡を掴む
1段落目・・・A社の企業概要と事例概要
2段落目・・・以前の状況とERPパッケージ導入までの経緯
3段落目・・・導入後の効果から今後の課題
◇設問を読む(2回目)
□制約条件を把握する
「ERPパッケージの導入に際して」 ・・・ 与件の2段落目とのリンクを設定
「これについて」→「新しい方法を白紙から考えて構築してきた(ことについて)」
・・・ 与件に同じ言葉はないか? (過去形)
「今後の組織改革につなげることを踏まえて」
→ 題意の留意点は、過去から現在までのことを挙げるが、それが今後の組織改革に
つながることかどうか?
逆に言えば、今後の組織改革を踏まえて、過去の組織の問題をどう解決して
きたか?
組織改革 → 文化(ソフト)X 構造(ハード)
Lバーナード L組織の5原則、組織構造(機能別・事業別・マトリクス)
L 共通目的・コミュニケーション・貢献意欲
「120字」→ 30-40字 X 3文
□主語や述語など解答の文章構成を決める
「留意したのは、①・・・点、②・・・点、③・・・点と考えられる」
※(私の)解答方針より、
(結論+具体論ではなく)留意点の列挙型で、文章構成の考慮時間や、与件整理の時間を節約する構成を選ぶ。
◇与件を読む(2回目)・・・ 特に、2段落目をマーク
□接続詞
■しかし、
各部門がそれぞれ個別にシステムを運用し、データ連携ができていなかったことから、
販売データ等の入力行為を他部門に電話で伝達するといった非効率も発生した。
→ ERPパッケージを導入する前の(組織の)問題点
■また、
取り扱う原料の数は約2万品、製品の数は5千品以上にもなり、
棚卸作業に一か月を要する問題があった。
→ 「しかし、・・・」と並列の(以前の組織の)問題点
■そこで、
受注、生産管理、在庫管理といった一連の業務を統合する生産管理統合ソフト
(ERPパッケージ)の導入
に取り組んだ。
→ (以前の組織の)問題解決策としてのERPパッケージの導入
□設問と同じ言葉を見つけて設問リンクを設定する
■設問「ERPパッケージの導入に際して」
■与件「・・・生産管理統合ソフト(ERPパッケージ)の導入に取り組んだ。
その際、・・・」
→「その際」以降が留意点で、ここから与件引用とあたりを付ける。
■設問「新しい方法を白紙から考えて構築してきた」
■与件「新しい方法を白紙から考えて構築するという原則を徹底した」
→ 具体的にはどういうことか? → 前の文節に注目した。
(その際、)従来の業務の方法を一旦忘れ(→白紙に戻すということ?)
従来と同じ水準のパフォーマンスが得られればよいとの考え方の下に
(→組織の共通目的とし、それを徹底したということ?)
◇解答に書くべき内容に与件を整理する
□ 与件引用箇所
①従来と同じ水準のパフォーマンスが得られればよいとの考え方の下、
→ 共通目的とし
②従来の業務の進め方に慣れている現場担当者の説得など苦労も多かった
→ コミュニケーション →意志疎通を図った
③従来は各部門が異なったやり方をしていた事務処理を標準化することに成功した
→ 貢献意欲を誘引した
◇解答を書く
『留意したのは、
①従来と同じ水準のパフォーマンスが得られればよいとの考え方を共通目的とした点、
②従来の業務の進め方に慣れている現場担当者の説得など意志疎通を図った点、
③各部門で異なる事務処理を標準化することに成功し貢献意欲を誘引した点
と考えられる。』(118字)
▼反省 ・・・ 解答解説集の復習がまだできていないためセルフチェックの段階です。。。
◇ ③の因果関係が甘い点
「標準化に成功すると、なぜ貢献意欲を誘引できるのか?」あるいは「成功(その時点でのあるべき姿)とはなにか?」
元々の問題を確認するため、与件文を該当個所から(時間軸に沿って)遡ると次のような文章があった。→ 前述の接続詞で与件を整理しているところ
要するに問題は、「各部門で個別にシステムを運用し、データ連携できていなかったため、事務処理が非効率になっていたこと」と整理する。
◇ 書き直し
『留意したのは、
①従来と同水準のパフォーマンスが得られればよいとの考え方を共通目的とした点、
②従来業務の進め方に慣れている現場担当者の説得など意志疎通を図った点、
③各部門の事務処理の標準化により効率化に成功し貢献意欲を誘引した点
と考えられる。』(120字)
◇ 確認
6の解答を書く前の5の段階で「なぜ、そのように言えるのか?」とセルフチェック
すること → これを習慣化すること
以上
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