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2010年7月 8日

白書ミニ事例(6回目)思考プロセス②



白書ミニ事例(6回目)優秀賞の匿名15さんから
思考プロセスを投稿いただきしました!
みなさんの振り返りにご活用ください!


<匿名15 さんの投稿内容>

こんにちは匿名15です。
評価ありがとうございます。大変遅くなりましたけれど思考プロセスを送ります。
まだまだ勉強不足で説明できるようなプロセスではありません文章構成の思考プロセス中心に書いてみました。


①留意点は、行動と成果に対する公平な評価基準と透明な評価プロセスの構築により社員の意欲を高めること。
②留意点は、人間関係を重視し、多角度から自動評価できる報酬システムにより社員の満足度を高めること。

1.まずは設問を読んで切り口を分解

(前半部分)
A社は、独自の評価システムや報酬システムにより、社員の意欲や満足度を高め、業績を伸張させている企業である。
①評価システム+社員の意欲を高め⇒業績の伸張
②報酬システム+社員の満足度を高め⇒業績の伸張

(後半部分)
A社は、そうした独自の評価・報酬システムを導入するにあたって、社員のモラール低下を防ぐために、どのような点に留意したと考えられるか、
①評価システムの導入⇒社員のモラール低下防止
②報酬システムの導入⇒社員のモラール低下防止

前半と後半の要約を合わせ、1文の構成にしてみる。
◆最初に考えた文章構成
①留意点+ 評価システムの導入+社員の意欲を高め+社員のモラール低下防止+業績の伸張
②留意点+ 報酬システムの導入+社員の満足度を高め+社員のモラール低下防止+業績の伸張
~ まだ、重複感あるので、まずは改善 ~

2.再度制約を確認する

・「評価・報酬システムを導入するにあたって」⇒導入における留意点なので「の導入」は消す。
・「社員のモラール低下を防ぐために」⇒これが目的なので、結果の「業績の伸張」まで入れると結論が外れてしまうので消す。

◆少し調整した後の文章構成
①留意点+ 評価システム+社員の意欲を高め+社員のモラール低下防止
②留意点+ 報酬システム+社員の満足度を高め+社員のモラール低下防止
~ まだ、物足りない。もう少し改善 ~

3.重複感を排除し、因果感を出す

「社員のモラール低下を防ぐために」が目的だが、同じ言葉で締めるのももったいない。そこで、完成度を高めるためにひと工夫する。「モラール向上=意欲を向上した結果(因)、満足度が向上する(果)」ということなので、モラールを捨てて、①意欲(因)と②満足度(果)に分けてみる。
①社員の意欲を高め(因)+ ②社員の満足度を高め(果)
次に、評価システムと報酬システムを考えてみる。評価・報酬制度の目的に立ち返って考えてみると「会社は行動規範の実行を公正に評価し、それに応じた報酬を支給する」。ことが、評価・報酬制度の目的だと思う。評価と報酬を並列にするより、因果にした方がしっくりくる。本文に「評価や報酬システム」という言葉が2回ほど出ている様に「評価」を因、「報酬システム」を果と捉えるのがよい。そこで、
①評価プロセス構築(因)+ ②報酬システム(果)
ということで、①を因、②を果の雰囲気の2文に分けてみた。

◆ 最終的に考えた文章構成
①留意点 + ここは与件を拾う + 評価プロセスの構築 + 社員の意欲を高めること。
②留意点 + ここは与件を拾う + 報酬システム + 社員の満足度を高めること。
 
~ 文章構成決定、あとは要約力 ~

4.与件からの抽出と要約
制限文字数に入るように文章を要約する。
・「価値観」を具現化した行動規範の実行⇒行動
・パフォーマンス⇒成果
・6人の社員(上司、部下、同期等)が評価⇒多角度から

~ 完成! ~
◆ 完成形
①留意点は、行動と成果に対する公平な評価基準と透明な評価プロセスの構築により社員の意欲を高めること。
②留意点は、人間関係を重視し、多角度から自動評価できる報酬システムにより社員の満足度を高めること。
5.まとめ
文章構成について思考プロセスを書いて見ましたが、改めてプロセスを書き出してみると、深く考えすぎてしまっていることに気が付きます。読み手のことを考えるとMECE感を重視した方が分かりやすかったかと思います。これからもコツコツと数をこなして力を付けて行きたいと思います。
以上

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