
白書ミニ事例(6回目)優秀賞のむーさんから
思考プロセスを投稿いただきしました!
みなさんの振り返りにご活用ください!
<むー さんの投稿内容>
むーです。
評価していただきありがとうございます。
簡単に思考プロセスを記述いたします。
●むー さん
留意点は、パフォーマンスのみでなく行動規範の実行重視の評価システムによ
り、作成側の意欲を高めること。(50文字)
留意点は、社員間の人間関係を損なわず自動的に給与決定する報酬システムによ
り、社員満足度を高めたこと。(50文字)
1. 設問を読む(想像する)
0 .題意
社員のモラール低下を防ぐための留意点は何か。
← 絶対はずさない。
1. 主述
留意点は ~ である。
A社は ~ 留意した。
50字なので、主語切りはありえるか、でも述語は切りたくない。述べよなので体
言止めはやめにしたい。
2. 構成
同じ形で2つ記述するようにする。
3. 切り口
設問文中の「・」と「や」に注目。
1.独自の評価システム×報酬システム
2.社員の意欲×満足度 (社員のが満足度にかかるかどうかは微妙)
3.評価×報酬システム (1と同じ)
4.知識からの想像
知識から想像する。
モラール低下を聞いているので、
衛生要因×動機づけ要因
組織×人事
下記の因果がうすらぼんやりと見えてくる。
評価システム(因) ⇒ 意欲を高めた(果)
報酬システム(因) ⇒ 満足度を高めた(果)
意欲と満足が反対でもいいのではないかと思うが、
そこは設問の書いてある順番が作った人のお考えなのだと割り切った方がよいで
しょう。
そこを考えすぎると作った人の考えからどんどん離れていきます。※注意
さらに、評価の方が動機づけ要因、報酬の方が衛生要因であったのですが、
解いてる時はそこまで気がつきませんでした。
結果自動的に、動機づけと衛生要因の切り口にもなっています。
書く直前の工程まで決めつけない。この段階ではあくまで想像です。
2. 与件を読む(絞る)
1段落目A社の概要と読む。「独自の評価や報酬システム」の文字に注目
3段落目、結論と読む。「独自の評価や報酬システムが、社員の意欲や満足度を
高め、ひいては、
同社の高い成長力につながっている」の文章に着目。
ひいてはの後を、下記のように書きなおせば、そのまま設問と一緒です。
答えを配ったのと一緒ですね。
「独自の評価や報酬システムが、社員の意欲や満足度を高め、ひいては、
(社員のモラール低下を防ぎ)、同社の高い成長力につながっている」
2段落目、本文であると読む。ここを解析していくのが一番難しい。
「結果」、の前は人事制度を変える前の問題点、後は改善した内容が具体的に記
されている。
「結果」の後の一文の、「と」に注目する。修飾をとって、短く要約すると、
1.行動規範の実行と2.評価に給与額を連動した給与制度
「具体的には」の後は、制度の内容を具体的に記しているので書く際のキー
ワード抽出の参照する。
「具体的には」の後を2つに分解するのは難しいが、「これらの」の前後で2
つに分けた。
内容は要約すると下記の2つです。
1.評価が行動規範に関し多面的であること、
2.報酬制度が評価者を特定しないことで、人間関係を損なわないこと。
3. 整理整頓(決める)
「経営者の管理コストは大幅に軽減されている」の記述を思わず解答かと考えそう
になりましたが、
一度題意:「モラール低下を防ぐ留意点」に立ち返る。
題意と関係ないので落とすことになります。
⇒ 全部使おうといういう心構えと落とす勇気のバランス。
設問と与件を読むの工程で考えたとで決めてよいと思う。ただ一点、
評価制度でモラールが上がる人はだれですか。というところで一歩深く入る。
2段落目「結果」の前をみると、営業側と作成側がいます。営業側は、成果報酬を
受けていました。
よって、制度を変えてモラールを上げる対象となる人は作成側中心ではないかと考
えました。
⇒ 書いてある内容から一歩だけ踏み込む勇気。
これ以上踏み込むと独創的答案になります。ここで思考を止めます。
4. 書く(要約しまとめる)
2段落目を中心に与件のワードで装飾を落として短く要約していきます。
50字なのでリーンの無い文にするのが、結構大変でした。
多面的評価という人事のキーワードをいれたかったのですが、難しかったです。
5. まとめ
一歩踏み込むところは踏み込むそして、考えすぎない。
全部使うけれど、落とすものは落とす。
設問と与件に書いてあることを疑いすぎない。
切り口の設定や文章の枠を同じにするだけでなく
上記の3点がよかった点だと考えます。
次の白書ミニ事例も評価していただけるよう頑張ります。
しかしながら、白書ミニ事例はあくまで、
MECEという技を集中的に鍛えさせるサンドバックのようなものなので、
AASアウトプットというスパーリングパートナーや
本番というリングでの戦いで結果を出せるように、
他の実践的な技も磨きたいと思います。
以上です。





