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2009年7月10日

7/10 ご質問への回答

HPクラスのメンバーから
ネットでAAS 白書ミニ事例のご質問をいただきました。
熱血講師からのアドバイスをアップします。
同じような悩みを抱えている方はぜひご参考ください。

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■質問 T.Sさんより

渡辺進也先生

こんばんは。HPクラス受講生のT.Sと申します。表題について質問させてください。

模範解答は、

「A社は各部門との連携による一体的な取り組みに留意したと考えられる。具体的には、①A社のビジョン浸透を図ること、②各部門や現場担当者を説得し、コミュニケーションを円滑にすること、③貢献意欲を高めるインセンティブ等を十分に確保すること、である。」

となっていました。

そして解説には、
「つまり組織の必要十分条件は、①共通目的、②コミュニケーション、③貢献意欲が必要である、ということです。

この切り口が見えた方は解答ができたことと思います。逆に、与件文を、ただ拾い上げるだけだった方は、ぜひ切り口を検討いただきたいです。そもそも、与件に書いてあることだけを拾わせる試験ならば、診断士的な1次知識は必要なくなってしまいます。」
とありました。

私も今回の問題を解くにあたり、「組織改革」という設問文から、「組織構造」と「組織文化」のキーワードを想起し、「①共通目的②コミュニケーション③貢献意欲」も想起しました。しかし、この①・②・③の切り口を与件から引っ張ろうと思っても、②コミュニケーションの「現場担当者の説得など苦労も多かったが~」くらいしか与件を活用できないと思ったため、①・②・③の切り口の解答作成は断念し、代わりにITの切り口「目的の明確化と効率・効果」を活用して、組織改革につながる内容を与件文から引っ張り、解答を作成しました。

過去の本試験でもAAS受講生の方々の合格答案を見てみると、共通点として、①与件文を徹底活用している、②切り口にこだわり過ぎない、等が挙げられると思います。その事実からいっても今回の模範解答はリスクが高い解答に思えるのですが(模範解答の与件文活用は「各部門や現場担当者を説得し~」のみです)渡辺進也先生、いかがでしょうか?

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■回答(渡辺)

T.S様

白書ミニ事例担当いたしました渡辺です。
ご質問、拝読いたしました。

与件活用についての設問ですが、
基本的にはおっしゃるとおり、
与件を忠実に拾い上げる作業が必要です。

ただし、設問において
「考えられるか?」「推測される」などの問われ方をした場合、
与件情報だけでは対応が難しいケースがあります。

この場合には、切り口を有効に活用していただくことになります。

白書事例も8回目となり、基礎から本試験レベルに近いものを、と考えておりました。本試験では問われていること自体がわかりづらいこともあります。そうしたケースでは切り口が有効になります。
そうした思いもあり、今回のような設問出題とさせていただいた次第です。

以上、よろしくお願いいたします。

渡辺進也

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T.S
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渡辺先生

ありがとうございました。納得しました。