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2008年7月 2日

ネットでAAS チャレンジ春秋(16回目)思考プロセス①



チャレンジ春秋(16回目)優秀賞のmadmaxさんから
思考プロセスを投稿いただきしました!

みなさんの振り返りにご活用ください!

<madmaxさんの投稿内容>

madmaxです。
このたびは、優秀賞をいただき、まことにありがとうございます。
とてもうれしく、励みになりました。
1ヶ月後の次回もがんばります。

さて、今回の解答に至った、私の思考プロセスについてご説明いたします。

■step1.筆者の主張の骨子を特定する

まず、自分は、最終段落を最初に確認します。
春秋の場合、最後に主張部分が書いてあるケースが多いからです。

最終段落の中で、「筆者の言いたいことは何か」を探しました。
今回は下記のセンテンスを筆者の主張候補として
選定しました。
「自ら厳しい目標を超え続けてきた者だけが、正しい時に身を引くことができる。」

自分は、筆者の主張を探すとき、以下の点に注目します。
①一般論(汎用論)的なことを言っている。
②文末の言葉が、「言い切り型」になっている。
③「べきである」「~と思う」「ほしい」などの述語をつかっている。
 (それらが見当たらないときには、それらを文末にくっつけてみて
  主張らしくなるかどうか確認します。)

そのほかの部分も念のため確認しましたが、具体的な事象が書いてある
ことから、筆者の主張をわかりやすく説明する具体例であると認識しました。

更に、他の段落について、別途、筆者の主張が無いか確認しましたが、
同様に、具体的な事象が書いてあることから、筆者の主張をわかりやすく
説明する具体例であると認識しました。

結果、最初の候補を筆者の主張であると結論づけました。

■step2.全体の要約としてまとめる

次に、上記主張だけで、全体の要約になっているかを確認します。
今回は、問題文のほとんどが、「アルバン・ベルク・カルテット」
の引退について書かれていましたが、それはあくまでも具体例なので
要約に入れるべきではないと考え、全て思考対象から除外しました。

一方、上記の主張部分だけで要約として意味が通るのかと考え
た時に、「なぜ、筆者はこの主張を述べようと思ったのかが読み手
に伝わらない」と気付きました。

その課題をクリアするためのセンテンスとして「企業も官庁もトップ
交代の季節。」が目に入りました。
これをみて、筆者は「企業も官庁もトップ交代の季節であり、
企業や官庁のトップは、アルバン・ベルク・カルテットのように
正しい時に身を引くべきだ」と主張したいのだと考えました。

そこで、「企業や官庁のトップ交代」を主張の理由として文章に
盛り込みました。

述語は「正しいときに身を引ける」で確定。
主語は何か?「自ら厳しい目標を超え続けた者(だけ)が」
(だけ)があるので、「多くの中から選ばれた結果、絞り込まれた」
と考え、「多くの中」=多くの企業や官庁のトップの中
と連想しました。

(自分は、この段階で、企業や官庁のトップだけに言及する
ことになってしまい、田畑先生がおっしゃっている一般論への
昇華ができなくなっています。)

その結果、下記の文章が完成しました。

「企業や官庁のトップの中で自ら厳しい目標を超え続けた
者だけが、正しい時に身を引ける。」

なお、「自ら厳しい目標を超え続けた」という表現に日本語として
違和感を感じ、「自ら厳しい目標を課し、それを超え続けた」と書こうと
思いましたが、それを入れると、「企業や官庁のトップの中で」
が入らなくなるので、はずしました。

また、投稿直前にh-aiさんやカープさんの「引き際」というワードを見て
「なるほどー。この表現はうまい。」と感心しました。

以上が私の思考プロセスです。
よろしくお願いします。

チャレンジ春秋(16回目)の振り返り、解答解説はこちらへ

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